◇「落語魅捨理全集 坊主の愉しみ」講談社
◇「ミッドナイツ」講談社
おっといきなり山口雅也の新作が二冊も。山口さん今までなにやってたんですかあ……あ、大病なさってたんですか。失礼しました。
「坊主の愉しみ」は、古典落語とミステリを融合させるという粋な短編集。「ミッドナイツ」は80年代に彼がどうやって業界を生き延びたかが理解できる作品集だ。「生ける屍の夜」以降、彼が東京創元社と次第に離反していった事情が語られていて納得。
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