♪デンデケデンデンデデデ・デンデケデンデンデデデ・デデーン!デデデン♪
おなじみ、モンティ・ノーマンのテーマが流れる。画面の中央に銃口を象徴する円が描かれ、そのなかに男が現れて振り向きざまに(観客に向かって)発砲する。女体をモチーフにしたタイトル画面に移り、流麗なボーカルが聞こえてくる……
007シリーズの通常の始まり方だ。ところが、新作「カジノ・ロワイヤル」はそれをちょっとひねった形で始まる。「これはいつもの007じゃないぞ」と製作者が高らかに宣言しているかのように。かくして、この作品はシリーズ最高作であることをオープニングから予感させる。
007シリーズを、ブロッコリ家(あとでふれます)が製作した正規の21作品だけでなく、ほとんどギャグ作品だったオリジナル「カジノ・ロワイヤル」や、ジェイムス・ボンド役がいやで降りたはずのショーン・コネリーが何を思ったか自分でつくった「ネバーセイ・ネバーアゲイン」まで、すべてを観てしまっている(T_T)わたしは、今度の「カジノ・ロワイヤル」には熱狂した。
DVD発売記念に、いっちょ特集しましょう。
PART2につづきます。
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