Seri Ishikawa - Snow Candle (1981) [Japanese Pop]
PART1はこちら。
こりゃー遅刻確実だなあ、と学校に電話。
「スタックしちゃってさあ」
「だいじょうぶですか。救助に行きましょうか」
「あはははは。なんとかなるでしょ」
スコップを車の下に突っ込んで少しずつ雪をかき出す。近所のオッサンがやってきて
「うわー、こごはダメだんやあ。あっちの橋の方から来んなやあ」
そうだったのか。でもおれそんなことしたことないぞ。
娘の同級生の親もごみを捨てに来て
「どうしたあ!」
この人はクルマ屋だったので、ちゃんとアルミスコップを用意していて手伝ってくれる。
「お前、JAF入ってない?」
「入ってないっすー。あ、でもクルマ屋に電話します」
「そっか。じゃあ車のなかに入ってた方がいいぞ。風邪ひく」
そうなの。髪の毛は雪でべちゃべちゃになり、手はかじかみ、鼻水が止まらず……
まず、いつもの営業マンに電話をかける。出ない。じゃあ店の方にかけてみよう。
「ただいま、営業時間外です。営業時間は午前9時半から……」
と留守電。まだ9時だ。うわ、もう1時間もたっちゃったのか。
留守電には続きがあった。
「24時間対応サービスの番号は、0120……」
それっ!それだよ。急いでかける。
「どうなさいましたか?」女性オペレイター。
「スタックしてしまいまして」
「承知しました。お客様のお車のナンバープレートの下4ケタの番号を教えていただけますか?」
気が動転していてすぐに思い出せない。外に出て読み上げる。以下次号。
本日の1曲は前にも紹介したけど石川セリ。この大甘の曲をパンタが作ったというのがなんとも泣かせる。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます