タイトルは意味深。賢い薔薇は、時がたてば枯れ、朽ちていく。しかし愚かな薔薇は、枯れることも老いることもない。つまり愚かな薔薇は不老不死の吸血鬼を象徴するフレーズなのだ。
ある田舎町に、宇宙船の乗組員をめざす少年少女が2ヶ月間にも及ぶキャンプにやって来る。長い航行を可能にするには、アストロノーツを長寿にする必要があり……
恩田陸が14年間にもわたって書き続けた大作。不老不死をはじめとした吸血鬼の約束事をSF的設定にうまくはめ込んでいる。
圧倒的に面白くはあったんだけど、人類の進化とは何かを問う物語の核が明らかになるにつれ、理に落ちすぎてはいないかとちょっと不満。ないものねだり。
まったくの門外漢。
「日出処の天子」
にノックアウトをくらい、奥が深いなあと
思いつつも、深すぎる(笑)
どんどん読んでらっしゃいますね。
私は近頃初読みがなかなか、、、
表紙が萩尾さんだからか
あらすじ読んで「11人いる!」や
「彼方のアストラ」を連想しました。
好みだと思うのに
読める気がしません💧
長そう、、、