ヴィヴィアン・リーはインドの血が入っていて、キャサリン・ヘップバーンは兄の自殺の第一発見者だった。マレーネ・ディートリッヒは母国ドイツへの愛憎に最後まで引き裂かれ、イングリット・バーグマンは誰よりも演ずることへの理屈を求めていた……知らないことばっかり。
4人ともびっくりするぐらいの恋愛で彩られている。もちろんそういうコンセプトで企画されたNHK-BSの番組が元ネタなので仕方がないのだろうが、やはり女優というのは、特に成功した女優というのは計り知れないほどの感情の総量があるのではないかと思いました。
世間的な意味でのハッピーエンドを迎えた女優は、なるほど数が少ないわけだと納得。
そう考えると、逆に原節子ってすごい。すごいすごい。
永遠のヒロイン―ハリウッド大女優たちの愛と素顔 価格:¥ 2,100(税込) 発売日:2011-11-25 |