お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

ご門主の本

2007年03月23日 | 本紹介
 本願寺新報3月20日号によると、西本願寺のご門主が本を出されるそうです。
 
 昨日、本山から文書や宣伝のチラシが届きました。(どうせなら、お彼岸前に各寺院に連絡配布していたら、彼岸法要でご門徒の皆さんにご紹介できたのに・・・)

 大谷光真 著 「世のなか 安穏なれ」 中央公論新社 定価1260円 
 3月25日 全国の書店で発売
 副題に「現代社会と仏教」とついています。

 
 佐賀の方は、ゆめタウンの紀伊國屋書店で購入できます。

 ご門主の本は、平成15年に「朝には紅顔ありて」を角川書店から刊行されたのに続いて2冊目となります。

 読売新聞社大阪本社 編 「宗教者に聞く!」法蔵館 という本があります。
 これは、立命館大・学生たちに日本の各宗教界トップが講演したものをまとめた本で、なかなか面白いのです。上下巻あるのですが、上巻のトップに西本願寺・大谷光真門主の講演内容が書かれています。

 その内容を一部ご紹介。

 お寺に来られる若い方や宗教系学校に通う生徒さんに、「仏教はまんじゅうのようなものだ」という話をすることがあります。まんじゅうは皮の部分しか見えませんが、その中に包まれて甘いあんこが入っている。仏教も葬式仏教といわれるような目に見える外側の宗教活動だけではなくて、中にもう一つ大事なものがあると知っていただきたいと願っています。それをなかなか十分にお伝えできないのが歯がゆく、つらいところです。

 きっと、今回の著書では、「まんじゅうの中身」を十分に伝えておられることと思います。
コメント
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