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お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

煩悩具足

2011年04月05日 | 仏教
 親鸞聖人は、私のことを「煩悩具足(ぼんのうぐそく)の凡夫」と言われました。

 煩悩(怒り、腹立ち、妬み、嫉み・・・などなど)が身に充ち満ちている と。

 ご法話で聞かせていただくのは、そんなわが身の愚かさと、そんな凡夫を救いたい と阿弥陀如来が願ってくださっていること(本願)の尊さを有り難く聞かせていただくのですが・・・

 さて、1日~5日、組内の極楽寺さんで「巡番報恩講」が勤修されています。

 3日の日曜日は、若夫婦と孫(7ヶ月)もお参りさせていただいたので、若夫婦がゆっくり聴聞できるように、私は極楽寺さんの別室で子守役。

 他にも1才前後の乳児、幼児がいらっしゃって、庫裡の居間が、託児室の様相。居間には、乳幼児のおもちゃも沢山。

 1才のJ寺Aちゃんが持っていたおもちゃを取り上げようとするウチの孫。
 坊守さんが、「同じのが、もうひとつあるよ~」と、手渡してくださったのに、それはポイと捨て、Aちゃんのを取る。やさしいAちゃんは大人しく、ウチの孫に譲り、もうひとつを手に取る。
 すると、ウチの孫は、すかさず、また、自分が手にしているものに、興味を失い、また、Aちゃんのを取り上げようとする。

 う~ん、人が持っているのが、よく見えるのか~ 
 やはり、私の孫だ~
 7ヶ月にして、しっかり煩悩が具足(そなわって)おります。
 


 
コメント
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