お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

安全?危ない?

2011年06月25日 | 雑感
 佐賀の玄海原子力発電所。

 現在、休止中の2号機、3号機を再開する と言う国の説明会(国が選んだ住民7人と質疑応答するという会)が、昨日行われ、県内のケーブルテレビで放送されたようです。(残念ながら、私は見ていません)

 推進派の方は、
福島の事故は、冷却できなかったことが大問題を起こしたのであって、玄海は、冷却装置に万全を期しているので、安全で、問題ない。
 原発を止め続けることによる電力不足は、ますます、日本経済に打撃をあたえる。 

と、言われる。

 一方、再稼働をすすめる2号機3号機とは別の問題として

先日、週刊現代に「玄海原発が爆発する」というセンセーショナルな見出しの記事があり、
 稼働から36年。老朽化した1号機の危険が指摘されていました。

 部品交換や点検のことなど、私には全くわかりませんが、車、家電品も30年は使わないですよね。

 安全・・・「今」の都合による安全なのか  
 この先、地球の環境を考えての安全なのか

 原子力発電による電気を長年使用してきた私は、電気を使っていながら、「絶対反対」なんて大声で、よう言えません。
 根性無しの私ですから、猛暑日クーラーなしに過ごすのは、具合が悪くなります。

かと言って、地震国、小さな島国の日本において
原発に頼るのは、どうなのか
この先、増え続ける使用済み核燃料を一体、どこに保管するのか
地中深く埋めるらしいが、その場所で大地震が起こった場合、どうなるのか

人間が作り出して、便利だが、手に余る危険なもの・・・

全く化学の知識がない私オバサンですが、

将来、子孫たちが、歴史教科書で
「21世紀初頭は、原子力発電なんて、危険なものに頼っていたらしい」

と習う、安全な美しい日本の日々が来ることを願っております。

 

 

 
コメント (10)
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