お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

カーナビ

2012年01月22日 | 仏教
 知らない場所、記憶があいまいな場所に、車で行く時、便利なカー・ナビゲーション。

 目的地を入力して、地図や音声でガイドしてもらっていますが
カーナビは、あくまで正当な(大通りを走行する)ルートをガイドしてくれます。

 よって、慣れた土地を走る時は、必ずしもカーナビの言うことを聞くとは限りません。
 カーナビの指示を無視することが多々あるのですが
カーナビは腹を立てることもなく、
別ルートからの案内をあらためて始めてくれます。
 その寛大さ と、
不慣れな道も、一旦インプットしたら、必ず目的地に導かれる安心感を思う時、 
 「ああ、阿弥陀さんみたいやなあ~」と、常々感じておりました。

 先日、オーストラリアの友人を助手席に乗せて、カーナビを利用していた時、
彼女が、「日本のカーナビは、絶対『間違っていますよ』とは、言わないね。
オーストラリアのカーナビは従わないと『wrong way wrong way』って言い続けるよ」
と聞いて、日本とオーストラリアのカーナビの違いを知りました。
 国民性と宗教性の違いがカーナビにも表れているのでしょうか

 まあ、もっとも、日本のような狭い土地ですから、少々方向を間違えても、目的地到着にさほど影響はないでしょうが
オーストラリアのような広大な土地で、全く見当違いなルートを走り続けたら、大変なことになるでしょうから、カーナビも「間違っています」と言わざるをえないことがあるのかもしれませんが・・・


コメント
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