お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

100年後の子どもたちに

2012年03月08日 | 雑感
 先日、本願寺佐賀教堂で、福島から避難されたA氏のお話の後、キリスト教牧師さん・N氏のお話を聞くご縁があったのですが、(お寺で牧師さんのお話を聞くのは珍しいでしょうね)
 N氏は、「原発震災の地 福島から 今見えてくること」と題して、

 小出先生の資料なども交えながら、また、実際、何度も福島に足を運び、交流した方々の声を紹介してくださいました。

 南相馬から郡山の避難所に来ておられた農家の女性は
 「人の手で作った機械は、いつか壊れる。そんな道理もわきまえねえなんて・・・
墓参りもできねえ。涙出てくる。悔しいね・・・戦争は終わってなかったんだな」

 N氏は
 「今、自分の生活が守られれば、それでいいのか
 「誰かの犠牲の上に成り立つ電気はいらない」(ウラン採掘作業員の被曝、原発作業員の被曝)
 「ご先祖さまって言うけど、ご子孫さまは、どうなるんでしょう 核のゴミは増え続け、その危険な管理を子孫に押しつけるのか。何万年、何十万年・・・いや、高レベル廃棄物の管理は、なんと100万年

 最後にN氏は、自作の歌をギター弾きながら軽快に歌われたのですが、
 
その歌が「100年後の子どもたちに」
 
「父ちゃん、母ちゃん、爺ちゃん、婆ちゃん、あの時何をしていたの
という歌詞が心に残りました。
コメント
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