お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

火葬場で

2017年01月05日 | 仏教




住職叔父の往生、
2日、通夜。 3日、密葬(本葬に先立ち、火葬する前の葬儀)の参列と手伝い。

 正月早々、お参りくださいました関係各位に御礼申し上げます。
 まだ、本葬(門徒葬)が御正忌報恩講中の10日におこなわれます、組内の関係各位にはご迷惑おかけいたします。

 さて、久しぶりに火葬場へ行き、壁に掲示されていた文章に気づきました。写真 ↑ 
 (正面から写真をとって、全文ご紹介したかったのですが、外からの光が反射してうまく写せず、斜めからになりました)

 読みにくいと存じますので、勝手な要約ですが、ご紹介いたします。

 火葬場は、イメージのよい場所ではない。
 死が恐れるからか、死を不浄なものと敬遠するのか
もし、そうならば、死者に対して大変失礼なことである。
 
 生まれた者は必ず滅し、形あるものは必ず壊れる
 これは宇宙の真理

 火葬場は厳粛な場所
 ここから帰るとき、人は貧富も地位も名誉も誇りも恥も外聞もなく
全てが「空」に帰し 
初めて真に自由であり、平等になるような気がする。

 と、いうことが書かれています。

 

 

 
 
コメント
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