お寺のオバサンのひとりごと

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「東大教授、若年性アルツハイマーになる」

2022年06月26日 | 本紹介
 東大教授で、脳外科医・岩井晋氏が現役50代でアルツハイマー病を発症され、徐々に進行、74歳で亡くなられるまでを奥様の岩井克子さんがまとめられた本です。
 ご夫妻はクリスチャン。
 著者の言葉が心に残ります。
 「彼はアルツハイマー病になって、知識を、地位を、職を失った。
 世間からは「天国から地獄に落ちた」ように見えるのかもしれない。
 だが私には、むしろすべてを失ったことで「あるがまま」を得て、信仰の、人生の本質に触れたように感じられるのだ」
コメント
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