
7月になりました。
きょうの佐賀は小雨。豪雨が止んだことと、土曜日とあって、車が混んでいました。
さて、5月の法語カレンダー。
目は外に向かって付いているので、人のことはよくわかりますが、自分のことはわかりません。
外見も鏡に映さないと気づきません。
自分の顔も姿勢も服装も何もかも、鏡に映って初めて気づかされます。
しかし鏡を見ても、自分を正しく認識していません。
例えば、TVに一般の方が出られて、同年代とわかった時、何と思うか、
「あら〜、年齢より老けて見えんさ・・・」
全く、事実誤認。自分もしっかり老けて見えているのに。自分は若いと誤認。
仏さまは、私の心、私の本当の姿を映す鏡です。
外見さえ1、2割増し良い方に誤認しているのですから、私の心・感受性など、5、6割、いや、いや、もっとマシだと事実誤認しているのでしょう。
仏さまに相対して、「私の正義」「私の常識」の危うさを知らされます。