新年を迎えました。
元旦会には、例年通り、親しいご門徒さん方々にお参りいただきました。
今年も孫たちを含め着物で元旦会を共にお勤めすることができました。(冬休みと共に最後にインフルエンザでダウンした坊守はまだ着物着る元気がなく、一人洋服)
お参りくださったご門徒の皆さま、ようこそ、ありがとうございました。
ところで、当寺は梵鐘が無いので、除夜の鐘撞きや除夜会の法座はありません。
梵鐘のあるお寺さんは除夜から新年の未明の修正会・元旦会までオールナイト、寝る間も無くお勤めのところもあるように聞いております。
ちなみに、ある方のSNSにて、
除夜の鐘に苦情があり、夕方早い時間に除夜の鐘を撞くように変更されたお寺さんの新聞記事を紹介されていて、驚きました。
苦情を寄せられる方々もご事情があるのかもしれませんが、それにしても、その方のご自宅よりもお寺ははるか昔からそこにあり、除夜の行事を続けてこられたはずです。
除夜の鐘も騒音なんでしょうか。
記事を読んで、世の中変わったなぁと、何だか悲しくなりました。
そういえば、新聞の社説にお寺の鐘はゴーン(gone)とありました。
そうでなくてもジコチューの私ゆえ、ほんの少しなりとも、ジコチューの煩悩がgone・ゴーンと、去りゆくよう、
私を知る、気づきの新年にと、我が身の反省もこめて思わされました。