お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

大刀洗平和記念館

2025年02月06日 | 雑感
 

 昨日5日は佐賀市街地も積雪4cm。通行止め箇所も多々あり、通勤時、迂回路は大渋滞だったようです。
 昨日の雪はほぼ解けましたが(車道に積雪なし)、きょうも1日中、雪が舞ったり晴れたりの寒い1日。
 その中を高齢者大学のバス旅行で
 福岡県朝倉郡筑前町の
「大刀洗平和記念館」へ。
 大刀洗(たちあらい)は、陸軍の西日本航空拠点。大正8年から飛行場が建設され、大刀洗陸軍飛行学校が開校。 
飛行機操縦に従事する少年飛行兵となる生徒や特別幹部候補生その他を教育、主として飛行機の基本操縦教育を行った所です。
 大刀洗陸軍飛行学校は多くの飛行兵を育成し、大刀洗の分校が鹿児島の知覧(ちらん)。
 太平洋戦争の戦況悪化により、大刀洗や熊本など国内や台湾からも特攻が飛び立ちましたが、多くは知覧特攻基地から。
 大刀洗平和記念館開館15周年記念企画として、知覧特攻平和記念館の展示がこちらでも紹介されていました
 
 シアターでは、大刀洗の歴史映像に加え、18歳〜20歳の若い特攻隊員の遺書朗読もあり、涙です。
 昭和20年3月27日、74機のB-29(米軍の重爆撃機) が約1,000発の爆弾を飛行場や航空廠に投下。 同31 日には106機が1,400発の爆弾を太刀洗航空機製作所や第五航空教育隊に投下、1,000 人を超える犠牲者(基地在住、たくさんの店舗もあり、その家族・多くの子ども達も含む)があったことも初めて知りました。
 本当に戦争は残酷で悲しい。多くの犠牲の上に、今があることを学ばせていただきました。
 
 
 
 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 恵方巻き | トップ | 如月忌 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿