
29日の降誕会&門徒総会には激しい雨の中、たくさんのご門徒さんにお参りいただきました。ありがとうございました。
役員さん方、お疲れさまでございました。
さて、先日の四国旅行レポート続きです。
最終日は、讃岐の妙好人(みょうこうにん・仏法を喜び大切に生きられた方)で有名な庄松さんゆかりのお寺・勝覚寺(香川県東かがわ市の真宗興正派寺院)に参拝。写真↑は山門



本堂お荘厳↑

本堂の庄松さんの言葉↑
庄松さんは字も読めない方で、周囲には馬鹿にする人もいたようですが、ご自身は他人の言う事や世間の事に全く関心なく、ただ阿弥陀さまの本願を慶び、人生を送られたそうです。

勝覚寺さまの後は、鳴門大橋を渡り、淡路島へ。
鳴門のうず潮が見える展望台レストランで、美味しいウニしゃぶをいただきました。

昼食後は淡路島縦断、明石海峡大橋を渡り、姫路まで。
姫路市の亀山本徳寺(本願寺8代門主・蓮如上人を開基とする播州の真宗門徒最大拠点、元は英賀・現在の姫路市飾磨区にあった1515年建立の寺院)に参詣。

本徳寺さまは戦前まで、本願寺別格本山だった2万㎡の広大な寺院です。
五木寛之氏の「百寺巡礼」にも紹介されています。

本堂

本堂内

中宗堂(蓮如堂)の美しい天井絵
本堂で法要の後、蓮如堂にて法話がなされるとのこと。
ところで、西本願寺の北集会所(幕末、新撰組が屯所としていた)が1873年、ここ播州の本徳寺に移築されたため、本徳寺本堂広縁には隊士が斬りつけた柱傷が残っています。
NHK大河「新撰組」のロケが、本徳寺にて行われたそうです。
その他、度々、映画のロケ地になっているそうです。
ちなみに、司馬遼太郎氏の先祖は英賀門徒でいらっしゃるそうで「播磨灘物語」で、この宗教都市を紹介されているそうです。
後、信長と本願寺の10年に渡る石山戦争にも当然まきこまれ、秀吉の時、英賀から亀山に移されたようです。
大変な時代、ご苦労の中に、代々のご門徒さんにより、仏法が伝え守られてきた歴史に感動です。
姫路城は外観だけながめ、姫路駅から新幹線で帰路につきました。
今回も感動、感動の旅でした。同行の皆さまには言うまでもなく、参拝先の各寺院のご住職、役職者さま、
また、JR、観光地、旅館等など、お名前も存じ上げない数知れない多くの方々のお世話になりました。
感謝、感謝。仕合わせなことでした。
南無阿弥陀仏
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