お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

2024年2月の言葉 その3

2024年02月12日 | 仏教


 今年も佐賀教区寺族有志の勉強会「寺族勉強会」のお世話をくださっている神埼のS寺前住職さま(あ、男性と思い込まないでください。女性です)
 その前住職さまから頂いた浄土真宗本願寺派山陰教区が発行されている「山陰妙好人カレンダー」。
 毎年有り難く拝受し、こうしてご紹介させていただいています。
 その表紙は、妙好人で有名な浅原才市さんの言葉です。
 「妙好人」(みょうこうにん)とは、特に真宗に多い篤信の方々を称する言葉。
 山陰地方には、妙好人がたくさんおられます。
 その方々の言葉で綴られたカレンダー、今年は発行40周年だそうです。

 本当に私自身のことは見えません。鏡を見て、やっと気づきますが、それも自分では1、2割マシに誤認しているから、写真を見てガッカリします。
 まして、自分の心なんて、自分では5、6割、いや、もっとマシに誤認していることでしょう。
 南無阿弥陀仏のピカピカの智慧の鏡で初めて、邪見憍慢の我が身に気づかされ、阿弥陀さまの慈悲心に気づかされるのだと味わせいただいています。
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龍造寺隆信生誕地と玉屋の企画展

2024年02月10日 | 佐賀ネタ
 ウォーキングに参加。




 戦国大名九州3強(大友、島津、龍造寺)と言われた肥前の龍造寺隆信(鍋島の主君、鍋島藩祖・鍋島直茂の従兄であり義理の兄)の生誕地、佐賀市中の館へ。
 

 隆信のヘソの緒が納められた胞衣塚(えなづか)も。
 
 当寺・法専寺の開基は、龍造寺の家臣・池田氏と郷土史に書かれています。
 当寺が最初から真宗だったのか、江戸になって他宗から真宗に転派したのかはわかりません。
 いずれにせよ、開基の主君だった龍造寺隆信の生誕地を初めて訪れました。
 ウォーキングは楽しい。
 普段通らない、初めての道(自動車道路でない旧道)を歩いて、たくさんの発見があります。これも、企画案内してくださる方々があればこそ。
 帰りはゆめさが大のお仲間数名と佐賀唯一のデパート「玉屋」(2月1日から経営者が京都の不動産会社に代わった)本館6階で開催中の蘭展を拝見。
 





 「蘭展」には、ゆめさが大のお仲間で受賞常連、蘭育てのベテランの方の蘭を拝見に。
 昨年彼女のアドバイスを受けて、他所からいただいた蘭を枯らさずにすんでいます。
 
 同じフロアでは全国の名産品展も開催中。
 福岡県折尾駅の有名駅弁・「かしわめし」を買って帰りました。
 

 

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散歩とゴミ袋

2024年02月07日 | 雑感
 2月7日は如月忌。
奉仕活動や仏教婦人会の礎を築かれた九條武子さまの祥月命日です。
 さて、奉仕活動といえば、
以前ご紹介しましたが
朝夕のウォーキングで法専寺前を通る時、必ず本堂にお参りされるご門徒さんがおられます。
 そのNさん、最近はゴミ袋を持って、ゴミを拾いながら歩いておられます。
 法専寺周辺は田んぼが多いのですが、田んぼに空き缶やペットボトルなど投げ入れる人(車から?)がいて、農家の方々が作業中気づかずに割れたガラス瓶などで怪我をされるケースがあるとのこと。
 それもあって、ゴミ袋持参の散歩です。
 そんなNさんなのに、強面のせいか、最近ウチの周辺に引っ越して来た若い方に
「不審者が歩いている」と誤解されたことも。
 一見にこやかで怖い人もいるので、顔だけで判断しないでくださ〜い。
 
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2024年2月の言葉 その2

2024年02月06日 | 仏教


 ほのぼのカレンダー 東井義雄先生の今月の言葉です。
 種(因)があって空気、太陽、水、土など(縁)によって、花が咲き、実を結ぶ(果)。
 同じ因でも、どんな縁にあうかによって、結果が異なります。
 種を育てる良き縁・心ゆたかに、ツラい苦しみも乗り越えられる縁(仏法)によって、私の生きる道を大切に、私なりの花を咲かせたいと思いました。
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法話会

2024年02月04日 | 行事・案内
 

 2024年2月4日、立春。
 きょう、佐賀の日の出は7:13、 日の入りは17:53です。
 
 さて、佐賀真宗伝道懇話会(以前から、勉強会、法話会を開かれたり、本を出版されたり、熱心に布教活動をくださっている浄土真宗本願寺派佐賀教区僧侶有志の方々の会)主催で、この度、願正寺さまにての法話会。
 滅多に拝聴できない和上様方の御法話のご縁です。
 どなた様もお参りください。

 私もぜひとも、お参りさせていただこうとワクワク楽しみにしていたのですが、何と、別用がドンピシャ重なりお参りを断念せざるを得なくなりました。
 うぅ〜本当に、本当に残念です。
 身体が2つあったらなぁ。
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葬式は誰のためにするのか?

2024年02月02日 | 仏教


 季刊小冊子『ひとりふたり』(法藏館)に
「葬儀は誰のために勤めるのか」という寄稿がありました。
 最近は「葬儀が簡略化」「通夜は行わない1日だけの葬儀」極端な場合、一切儀式なく、火葬場でお骨にするだけ。
 コロナで増えた家族葬ですが、
 家族葬の後、次々故人の友人がお参りにみえて、遺族の知らない故人の人生を知り得て、家族葬にしたことを後悔したエピソードも。
 誕生祝、入学式、卒業式・・・人生にはいろいろなけじめの儀式がありますが、
葬儀は、故人のためにしてあげる、でなく、残された者が、故人の一生を尊び、させていただく。
 何より私が日常生活では忘れがちな仏縁(故人の往生を通して、私自身が仏さまと向き合うご縁)にあわせていただく、
私自身の人生にとって貴重な
ご縁が葬儀、その後、初七日〜満中陰(七日七日・四十九日)なのだと思います。
 生前に、その貴重な仏縁を完全に切ってしまうことを
「子どもに迷惑かけない終活」
と、認識しておられる方々が増えていることを残念! 
もったいない! 
先祖方・仏さま方が悲しまれる!
自身が往生し、成仏(仏に成る) 
した後に、生前、子どもをそんなふうに導いたことを絶対後悔する!
と思う、私、お寺のバアサンなのであります。

 

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2024年2月の言葉

2024年02月01日 | 仏教
 

 2月になりました。
 法語カレンダー、今月は金子大榮 師の言葉です。
 
 阿弥陀如来の本願(私のような者すら、覚らせたい、仏にしたいとの仏さまの大きな慈悲の願い)が込められた念仏。
 阿弥陀如来の御心を拝受するばかりの私。
 真宗門徒にとって、念仏の無いところに、阿弥陀さまも、
 阿弥陀さまに願われた私もない。
 と、お言葉を味わせていただいております。

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