保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

激しい雷雨!ずぶ濡れ船頭。

2006-07-15 22:23:18 | 船頭
ここ数日、真夏の様な猛暑が続く京都保津川。
今日も朝からギラギラとしたキツイ日差しが照りつけ、
体を動かす気力すら薄れる天気・・・のはずが・・・
来た!モクモクとした濃い灰色をした雲が広い渓谷の空を
覆い被さろうしています。

そんな不気味な空を眺めながら私の船は出航したのでした。

峡谷のど真ん中に差し掛かった頃、顔に大粒の雨が落ちてきた。
かと思うと一斉にシャワーの蛇口をフルに開いたような激しい雨が
降ってきたのです。

お客さんは日よけのためのテントをしていたので、急な雨にも
ぬれることなく対処できるのだが、船頭はそうはいかない!

自然のシャワーをたっぷり浴びて、上から下までずぶ濡れ状態に。

でも、大気の湿気は抜け、肌寒さすら感じる気候に早代わり。

結局、20分間ほどの雷雨でしたが、川に飛び込んだ後の様な
全身水浸し状態で仕事を続けたのです。

こんな激しい雷雨に見舞われた今日の仕事でしたが、
嵐山に着く頃にはすっかり晴れて、透き通るような青空と
燦々と照りつける太陽が顔を出していたのでした。

「夕立ち、三日」といいます。

明日も今日のような雷雨に見舞われるのか?

明日は着替え一式持って仕事に望みむつもりです。