保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

夢開削「船」舞台イベントのミーティング。

2006-10-16 23:24:04 | 角倉プロジェクト・世界遺産事業
今日は今週末に迫った「了以にであう夢開削『水の庵』・船舞台」の
ミーティングが午後7時から亀岡市役所・市民ホールで行なわれ
私も出席してきました。

市民主導で開催されるイベントなので、事前のミーティングは
入念にしておかねばなりません。

完璧に準備できたと思っていても、当日は予期せぬ事が起るのが
イベントの怖いところでもあります。
考えうるあらゆるケースを想定し、念には念を入れて点検しなければなりません。

スタッフにあたってられる皆さんもそれぞれ忙しい仕事や
プライベートの時間を割いて、ミーティングに出席されています。

係りに当っている持ち場を何度も確認される姿勢に
皆さんの「400年記念事業」に賭ける熱い思いが
ヒシヒシ伝わり、俄然盛り上がってまいりました。

私の場合はなんと言っても舞台での演劇が一番の問題です。

当日、船4艘で設営する船上舞台には巨大スクリーンが
設置され、プロジェクターによる映像が映し出されます。

画面には劇のオープニングとエンディングに100年前の
保津川下りの映像に70年前の嵐山と筏流しの映像、そして
今の保津川下りの映像が流れ、舞台題名と出演者名の
テロップも流されます。
しかも、この映像制作は「NPO京都の文化を映像で記録する会」の
元プロの方々が作られているので、本物の映画仕立てになっています。

今日のミーティングで出来たてホヤホヤのその映像を
初めて観せていただきましたが、その完成度の高さには目を見張りました。

そしてこの映像の前で私は演劇をしなくてはならない現実。

これはかなりのプレッシャーです。

今日も角倉了以役のN議員と台本を持ってのセリフ合わせを
したのですが、まだまだ完成にはほど遠い演技内容でした。

もっと、もっと舞台稽古が必要だと実感する次第。

これは「男組」の加藤組長の演技指導を受けに行かねばならないか。

うん~今夜は寝言にもセリフが出てきそうな~そんな予感です。