季節の変わり目となる秋。朝晩の温度差に少し体調を崩し気味の私。
なんだか気だるさが残る朝の目覚めを、気持ちよくしてくれる
メールが枕下の携帯電話に届きました。
送り主は某新聞社記者のはかせさん。
「今、福知山の大江山に登り、雲海の取材をしています。」との
コメントと美しい雲海の写真が添付されていました。
朝日を浴び輝きを増す雲海。なんという自然の壮美でしょう。
この山の頂上から見下ろす景色は本当に美しいです。
この写真を見たとき「見下ろす」という言葉がキーワードとなり
なぜか?懐かしい‘ある景色’と‘ある歌’を思い出しました。
ある景色とは学び舎の窓から見えた「風景」と、その風景を
眺めながら口ずさんだ浜田省吾さんの「家路」という歌でした。
京都の北、衣笠山の麓に立つその校舎の窓からは
京都市内の街並みの風景が一望できました。
放課後、沈んでいく夕日に照らされる街並みの風景を
いつもぼんやり校舎の窓から見下ろしていた気がします。
満たされない日常と漠然とした将来への不安を胸に抱きながら・・・
♪ 青く沈んだ夕闇に浮ぶ街を見下ろし
この人生が何処へ俺を 導くのか尋ねてみる
手に入れた形あるもの やがて失うのに
人はそれを‘夢’と名付け 迷いの中さまよう ♪
人生の価値や誇りを問い、理想をかかげながらも、なに一つ
具体的なものが掴めなく確固とした自信もない無力な学生。
‘愛’という名のもとに、恋人を失い、人に裏切られ、孤独に
打ちのめされ、気付けば、道しるべもない道に一人立っていた。
そんな失意の日々、夕ぐれが舞い降りる街並みを校舎の窓から見ていた。
遠くに見えるビルの窓にあかりが灯るの見た時、一枚の風景画の
ように見えていた街は、息が吹き込まれた様に動き出す。
この街で、人は時には喜び、時には悲しみ、幾つも感情をつづれ織りながら
精一杯、毎日暮らしているのに気がついた。
そして希望という名の明日へと心を繋ぎながら・・・
♪ だけど今でも 信じている 心のすべてを奪い去るような真実の‘愛’♪
♪ どんなに遠くても 辿り着いてみせる
ときの狭間にいつの日か 魂を解き放って ♪
♪ どんなに遠くても 辿り着いてみせる
石のような孤独を道づれに 空と‘この道’出会う場所へ ♪
あれから随分と月日は流れた。
浜田省吾さんの「家路」を聞くたび、今も思う。
「いまだに、俺は約束の地には辿り着けてはいない」
「でも、あの頃の気持ちを今も忘れてはいない」と・・・
なんだか気だるさが残る朝の目覚めを、気持ちよくしてくれる
メールが枕下の携帯電話に届きました。
送り主は某新聞社記者のはかせさん。
「今、福知山の大江山に登り、雲海の取材をしています。」との
コメントと美しい雲海の写真が添付されていました。
朝日を浴び輝きを増す雲海。なんという自然の壮美でしょう。
この山の頂上から見下ろす景色は本当に美しいです。
この写真を見たとき「見下ろす」という言葉がキーワードとなり
なぜか?懐かしい‘ある景色’と‘ある歌’を思い出しました。
ある景色とは学び舎の窓から見えた「風景」と、その風景を
眺めながら口ずさんだ浜田省吾さんの「家路」という歌でした。
京都の北、衣笠山の麓に立つその校舎の窓からは
京都市内の街並みの風景が一望できました。
放課後、沈んでいく夕日に照らされる街並みの風景を
いつもぼんやり校舎の窓から見下ろしていた気がします。
満たされない日常と漠然とした将来への不安を胸に抱きながら・・・
♪ 青く沈んだ夕闇に浮ぶ街を見下ろし
この人生が何処へ俺を 導くのか尋ねてみる
手に入れた形あるもの やがて失うのに
人はそれを‘夢’と名付け 迷いの中さまよう ♪
人生の価値や誇りを問い、理想をかかげながらも、なに一つ
具体的なものが掴めなく確固とした自信もない無力な学生。
‘愛’という名のもとに、恋人を失い、人に裏切られ、孤独に
打ちのめされ、気付けば、道しるべもない道に一人立っていた。
そんな失意の日々、夕ぐれが舞い降りる街並みを校舎の窓から見ていた。
遠くに見えるビルの窓にあかりが灯るの見た時、一枚の風景画の
ように見えていた街は、息が吹き込まれた様に動き出す。
この街で、人は時には喜び、時には悲しみ、幾つも感情をつづれ織りながら
精一杯、毎日暮らしているのに気がついた。
そして希望という名の明日へと心を繋ぎながら・・・
♪ だけど今でも 信じている 心のすべてを奪い去るような真実の‘愛’♪
♪ どんなに遠くても 辿り着いてみせる
ときの狭間にいつの日か 魂を解き放って ♪
♪ どんなに遠くても 辿り着いてみせる
石のような孤独を道づれに 空と‘この道’出会う場所へ ♪
あれから随分と月日は流れた。
浜田省吾さんの「家路」を聞くたび、今も思う。
「いまだに、俺は約束の地には辿り着けてはいない」
「でも、あの頃の気持ちを今も忘れてはいない」と・・・