散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20060619最近読んだ本

2006年06月19日 12時40分32秒 | 読書
「白亜館事件」太田忠司
恐竜ロマンあふれる推理小説。ちょっと甘すぎ。

「太陽の塔」森見登美彦
ストーカー日記というか、頭でっかち作品で全然面白くない(解説を読むと違うんだそうだ)。

「猫は引越しで顔洗う」柴田よしき
主人公(猫)は引越しで東京へ向かう。新展開面白い。

「MORI LOG ACADEMY2」森博嗣
この人と私は全然タイプが違うなあといつも思う。それから横組みが相変わらず読みにくい。

「白の謎」鳥羽、中嶋、福井、首藤
福井作品「920を待ちながら」が作りすぎの気はするけれどもトリッキーで面白い。

「悪魔と詐欺師」高里椎名
狙ってやっていると言いたいようだが、残念ながら未完成作品。悪い同人誌のよう。

以下、図書館の3冊。
「旭山動物園の作り方」原子禅、亀畑清隆
随分昔に行った時は子供ながらに「寂しいなあ」と思ったものだが、今行けば楽しそうだ。ただ、混んでるな。

「夕張のこころ」稲沢潤子
少々小説仕立てに流れているので、どこまで事実なのかわかりにくい難点はあるが、炭鉱事故の悲惨さが伝わってくる。話は変わるが、現在の夕張市も借金500億円。ゴールデンウィーク中も「石炭の歴史村」「藤の家」「のんきや」だけが混んでいて、普通の街中は殆ど人がいないのだ。私は丸一日楽しんだが、どうにかならないものか。

「ドキュメント正倉院」NHK正倉院プロジェクト
正倉院展を見たいなあ。もっと地味なものしかないと思っていたが、意外と華やか。

ポーランドの偉大なSF作家スタニスワフ・レムがお亡くなりになっていた。早川の文庫オビを見て気が付くとは不覚・・・。好きな作品は以下。
・天の声
・ソラリスの陽のもとに
・宇宙創世紀ロボットの旅
・金星応答なし
・星からの帰還
・泰平ヨンシリーズ