散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20150321最近読んだ本

2015年03月21日 23時10分43秒 | 読書
■「ポルトガル栄光の500年展」
三岸好太郎美術館のスタンプラリーでもらったもの。1999年に旭川にも巡回した展覧会らしいが、かなり中身が素晴らしいように思える。

■「夢玄館へようこそ」水生大海

■「体育館の殺人」青崎有吾
クイーン張りの犯人追い詰め語りが楽しめる作品。登場人物を21人(人物紹介がある人だけでも)も出して、なかなか上手く書き分けていると思う。

■「猫柳十一弦の後悔」北山武邦
大学の探偵助手学部に入った主人公。学部を代表するようなゼミと合同合宿になり、頼りない指導教官とともに孤島へ向かう。そこで発生した連続殺人。犯人を見つけることはできるのか? はたまた全員死亡の結末が訪れるのか。

■「脳内汚染」岡田尊司

■「夜の国のクーパー」伊坂幸太郎

■「最後の帝国艦隊」ジャスパー・T・スコット
うっかり超空間ゲートを開いてしまったところ、そこから昆虫型宇宙人が侵入。地球帝国軍は崩壊し、人類は絶滅寸前で暗黒聖域に追い込まれていた。ま、ありがちな感じではあるが。

以下、図書館の1冊。
■「自己責任」今井紀明

久しぶりの檀家参り

2015年03月21日 17時47分54秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
檀家参りと言ってもバーに行くのだし、こちらがお金を払っているのだから、たとえが間違っているのかもしれない。ま、それはさておき、すすきのの北側の「n」に久しぶりの訪問。

1杯目はモスコミュール。今日は結構な距離をあるいたのでのどが渇いた。生姜をつけたと思われるウォッカ+ジンジャービアにジンジャービターズを入れた刺激的な1杯である。

静岡話をしながら、2杯目はフェルネブランカ+ミントリキュールのカクテル。「後はおまかせします」と言ったところ、シャルトリューズヴェール+ライム+ライムの皮を付け込んだシロップ入りのカクテルとなった。一発目でここまで美味しく作ってくれうと、言うことがない。

3杯目は「アクアビットに何かフルーツを」とお願いすると、日向夏を入れたカクテルを作ってくれた。これは甘すぎず、酸っぱすぎず、柑橘系の白い皮の部分の香り(いい香りである)がする、さっぱりした味わいになった。



今日は私が1番目の客なのだが、2番目の客は観光でバー巡りに来たらしい。今日は随分観光客が多い(海外の人だけでなく、日本人も多い)のだが、何かあったのだろうか? まさか、最近では卒業旅行というのは必ずやることになっており、それで国内大移動が発生している訳じゃないよね…



ちなみにこの店が入っているビルの1階にある店(イクラを掛け声とともにこぼれるまでかける店)には、開店前から行列ができていたのであった。そんなに、行って見たいかね。

20150321ギャラリー巡り

2015年03月21日 16時08分33秒 | ART
本日は近美→教育文化会館→資料館→富士フイルム→大通→三越→スカイホール→さいとう→ivory→道新→大同→プラニス→JR ART-BOX→大丸→市民→鴨々堂の16か所。

天気は良いが少し肌寒い西区を出発。写真の公園は冬の雪捨て場になっているだけに、こんな時期に地面が見えるのは非常に珍しい。



■北海道立近代美術館「もうひとつの眺め 北海道発:8人の写真と映像」。映像作品を見るのに時間がかかるため前回断念した、佐竹真紀の作品を中心に見る。

佐竹真紀「暮らしあと」:おそらくもう取り壊すであろう祖父母の家の現在の映像と過去の写真を重ね合わせた作品。親族があつまりゲームをしたり、お寿司を取って食べたり、見る人のいろいろな思い出をも引き出す作品だ。つい私も「自分の子供の頃のアルバム、親の家にあったっけ」と見たくなってしまった。
佐竹真紀「おもかげ」:こちらもコマ落としの映像と写真を使い、家族や自然の時間の流れを表現した作品。当然前者の時間の流れは目に見え、後者の時間の流れはなかなか簡単には見てとることができない。



■札幌市資料館「ぽんち展」。
福本昌史「訳あり物件。」:訳ありというか廃墟物件なのだが、言い方の面白さか。
大友はずみ:家族で沖縄旅行に行ったのだろう。「手」による空手チョップで店の外壁が切り裂かれている写真が面白い。
大友亜希子:沖縄ゆいレールの写真が何となくいい。札幌の創成川沿い、札幌駅より北側のような殺伐とした感じがする。
大友俊治:すごい顔でご飯を食べる子。本当にすごい顔。


→ここも雪解けだ。

■スカイホール「TURNER AWARD 2014」。
小林あずさ「あつらえ」:中心に蛸。その周囲にひらひらした布の帯と、髪の毛のように見えるもの。女性の暗喩か?
森丈人「赤いロッカー」:程よく歪んだ形がいい。

■さいとうギャラリー「ハナゴオリ 瀬川綺羅個展」。
「やんごとなきブーン」:あまり可愛くない子が飛行機のように手を広げて空を飛ぶ。
「グッバイ、マイ世界」:自分をシャボン玉に吹き込んで、飛ばす。何物にもとらわれない自由さを描こうとする拘り(不自由さ)を感じるのは気のせいか?
「食卓の男爵」:箸のようなひげを生やした男が男爵なのか。もしかしてテーブルに上がり込んでいる犬が男爵なのかも。

■プラニスホール「札幌夜景空撮展」。作家がちょうどトークショーをやっており、かなりの混雑。写真撮影のためにセスナ機を1時間チャーターすると9万円なのだそうだ(ヘリコプターは40万円だとか)。
「石狩湾と増毛山地・遠く利尻山-手稲山地上空より 2014.6.23」:北海道の西の海岸線のカーブ。本当に利尻山まで見えていて、鳥瞰図さながら。これには驚かされた。

■JR ART-BOX「TELECINE 南俊輔」。フィルム映写機による動画を中心にした展示なので、実物を見ないと何のことやら。



祝日のため昭和ビルはCAI02しか開いていない。飲食店街の方は扉では入れないようになっていたのだが、そこにこんな表示が…。地下2階に麻雀クラブなんてないよね?



■古民家ギャラリー鴨々堂「第二回アール・ブリュット札幌展」。
荒岸学:黒い線にいろいろな色彩を配置した連作群。私の眼には「連作群」としか見えない、似た形式の作品が並んでいるのだが、「バラ」「野の花」などのタイトル作品の横に「野幌」「JRタワー」など予想もしないタイトルの作品がある。
田湯加那子「セーラームーン2011」:体にはUHBのマーク、足元にはHTBのマーク。どっちの局で放映されたんだっけ。ちょっと見ていると背筋が寒くなるような所もある。(3/22夜に追記)

それからチカホ北1条付近で今日から開始されるはずの展覧会は、思いっきり展示設営中。来週行こう。

失敗!

2015年03月21日 12時20分23秒 | 食べ歩き
今日は土曜日恒例のギャラリー巡り。途中の昼食なのだが、祝日とあって微妙に計画が狂う。久々に行って見るかと思っていた焼きそばの店は営業していない。そのすぐ近くの中華料理店のランチメニュー、カレー風味焼きそばにも心ひかれたのだが、何となく移動してしまい、狸小路へ。

「そうだ!」と気がつき、過去3回ほど訪問したことのある食堂に行って見ることにした。入店すると先客1名(ラーメンを注文していた模様)、春の高校野球のラジオ放送が流れているという、何とも時の止まった風情だ。

4人がけテーブルに座り、オムライスを注文。



しかし、この辺から暗雲が立ち込める。まず、先客のラーメンから作っているようだ。これは店の人が一人しかいないのだから、当然のことだろう。しかし、その次にオムライスづくりに入るのだが、音の様子で丸分かりなほど手際が良くない。もう、年配の店主だからなあ…。

しばし時間が経過し(時間がかかるのは予定通り)、オムライスが到着した。おお、意外と美しい形に仕上がっている。



食べて見ると、やはり温度が下がっている。こうなるとせっかく玉子を焼くのにバターを使っているのだが、それがかえって重く感じられてしまう。中のチキンライスは味はオーソドックスながら、かなりねっちゃりした感じだ。

まあ、1手間2手間余計にかかるオムライスを注文するのが良くないのかもしれない。次に来ることがあれば、もっと単純なメニューを注文することにしよう。