散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20170211最近読んだ本

2017年02月11日 23時26分59秒 | 読書
■「破壊された男」アルフレッド・ベスター
創元推理文庫版の「分解された男」と多分、同じ? 内容はすっかり忘れていたので、新鮮に読めた。

■「花魁さんと書道ガール2」瀬那和章

■「お~い、丼」ちくま文庫編集部
一番美味そうだったのは、嵐山光三郎の蕪の食べ方か。

■「昭和の洋食 平成のカフェ飯」阿古真理
サブタイトルに「家庭料理の80年」とあるが、その半分以上を生きてきた人間としては、結構実感のある話が多かった。

以下、図書館の5冊。
■「昭和の終着駅北海道篇」安田就視
路線名と駅名はあるものの、路線図がないため素人には分かりにくい。

■「方言萌え!?」田中ゆかり
朝ドラ、大河ドラマで作られたヴァーチャル方言が大きな影響力を持つという話。

■「雲の王」川端裕人
再読。

■「恋する創薬研究所」喜多喜久

■「クロノス天命探偵Next Gear」神永学

20170211ギャラリー巡り

2017年02月11日 17時07分30秒 | ART
本日は文学館→ラフィラ→北大博物館→エッセ→教育大サテライト→大丸→赤れんがプラザ→チカホ→大通→富士フイルム→三越→スカイホール→さいとう→オオタカ→資料館の15か所。

■北海道立文学館「『手仕事の日本』と民藝の思想」。日本各地の工芸品(益子焼、箱根寄木細工、会津絵蝋燭、…)が展示されており、期待した通りの展覧会であった。なかなかこういう作品はその地域の美術館でも見られないケースがある。

芹沢銈介(けいは金偏に土ふたつ)「諸国民藝分布」:日本地図に各地の代表的な民芸品を描いたポスターのようなもの。1947年の作品にして、地図にそもそも北海道がないのも残念である。木彫りの熊はこのカテゴリーではないのか?
芹沢銈介「新版絵本どんきほうて」:どんきほうてを日本の武士に置き換えた冒険物語。風車の代わりに水車にどんきほうてが立ち向かうのだ。
「湯町焼 黄釉三寸皿」:辛子色の皿に茶色で一筆書き曲線のような絵付けがされている。これはなかなかいい。

■北海道立文学館「平成28年度 道民芸術祭「北を謡い描くVol.V」。道内文芸作家の色紙と、美術作家の美術作品(絵画、書、彫刻など)をコラボレーション展示したもの。結構有名な作家が出品しており、楽しめた。



■北海道大学総合博物館「北大古生物学の巨人たち」。

貝類の化石展示。



「マンモス肉片」。角煮を思わせる。



普段は公開されていないニッポノサウルスの化石標本。これはいいね。

 



北大構内を歩いて、札幌駅方面へ。今日は観光客が多い。ついでに初めてクラーク像を撮影してみた。

 

像の裏には「SEKIRO TAJIMA」とあり、作者は田嶼碩朗らしい(加藤顕清説もあったのか?)。

■札幌市北3条広場アカプラ「-雪と光のプロジェクト-さっぽろユキテラス2017」。雪で作られたドーム内にアート作品が展示されている。



久門剛史「PAUSE#3」:雪のドーム内に太陽と月を出現させる作品。写真が貧相で申し訳ない。



山城大督「Endless Box by Shiomi Meiko - movie version」:重ね合わせた箱を果てしなく開いていく作品。黒い人影はモニター画面に映った観覧者で、作品とは関係なし。



八木良太「Vinyl」:氷で作ったレコード。ちゃんと音が出るらしいが、削れたせいか良く聞こえなかった。もちろんレコードは何枚か作られているのだが、あまり使いすぎると夜までもたないのでダメだとか。もう一つ、テレビの砂嵐っぽい画面がステレオグラム(立体映像)になっているという作品があったのだが、雪のドームが狭くて、良いポジションを取れない。



クォン・スンチャン「Reconstitution of Recycling」:ごみを拾い集めて作った作品で、見る側もここにごみを捨てることで参加できるのだとか。ちょうど本屋さんの検索結果の紙を持っていたので、参加させてもらった。



五十嵐淳「Warm air pool(暖かな空気のプール)」:少し暖かいのかな? 大人が参加するには少々の勇気がいりそう。



この他、氷の家と滑り台があった。



しかし、雪のドームに入るやいなや「ここ、何もないわ」と言って出ていく人も多く、作品を見たとしても秒単位というのがほとんどである。現代アートが一般的なイベントでどうみられるかというと、厳しいものがあるというのが実感だ。

■チカホ「ウィンタースポーツゾーン」。2017冬季アジア札幌大会(盛り上がってない?)にむけたイベントだろう。
カーリングのストーンは20kgある。簡単そうで必ず筋肉痛になるスポーツらしい。



バイアスロン体験コーナーでは射撃体験ができる。やってみたかったが、そこそこの行列ができていたので断念。



おもてなしゾーンではジンくんとジンくんの頭の上のジンギスカン鍋を発見。

 

雪まつりのポスターが展示されている。私も昭和59年ごろに、一度だけ見ているはず。



■ギャラリーオオタカ「新・古 茶入・棗 茶器展」。新聞に公告が乗っていたので、丸井今井南館8階のこちらを訪問してみた。品物はお手頃なものもあるが、「お茶をなさっている方ですか」と問われ、「い、いいえ」と引き下がる。まあ、普通に美術好きで広告を見てきたと言えばよいのだが。

■札幌市資料館「さっぽと垂氷まつり2017」。
「さっぽろ冬の記憶」展では、昔の雪まつり風景が映写されていたが、ワークショップの振り返りをやっていたこともあり、残念ながら見づらかった。ラウンジでの人工つらら作成も、客が多すぎて非常に見づらい。まあ、これはしょうがないよね。

 

「アイ ハブ ア トイレ」…。まあ、どうだろうね。



この後、教育文化会館に立ち寄ったのだが、17時過ぎのためギャラリーは閉廊。



以下、2月12日追記。
■北海道教育大学札幌駅前サテライト「2016年度北海道教育大学岩見沢校修了・卒業制作展」。
中村まり子「昇誕の日」:地から湧き上がるピンクの煙や、水の中から生れ出る子供たち(天使?)。不思議な魅力がある作品。

雪まつりからの逃避

2017年02月11日 15時17分25秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
雪まつりはさておき、今日は祝日なのである。昼酒を飲みに行こうと思っていた店は、休みの日なのである。

ということで、南2条の「OS」へ。さすがにこの店は観光客の魔の手も伸びず、穏やかな昼下がりである。まずはレモンサワーとチャーシューを注文。



続いて、餃子(小)を注文。ゆず風味餃子たれというのがあったので試してみたが、餃子のパンチが強くて良く分からない。さらに、途中からラー油を投入した後は、全然分からない。

 

紹興酒を注文し、中華風冷奴を追加。以前は上にネギが乗っていたのだが、下に葉っぱを置くスタイルに変わったようだ。何だか段々貧相になってきたような気がする。



それでも、これで一息ついて、まだギャラリー巡りを続けよう。

昼からいいのかい2

2017年02月11日 11時54分39秒 | 食べ歩き
先週、ラフィラでしゃぶしゃぶを食べた私だが、その時、7階にもしゃぶしゃぶの店があるのを発見していた。同じ系列店のようだが、こちらも行って見なくてはなるまいということで、その店「SSG」へ。

初回なので、最も安い牛と黒豚しゃぶしゃぶ御膳を注文。それから天狗舞も注文してしまえ。



この店も結構落ち着いた雰囲気だが、他の客は観光のせいか、勢いよく昼から食べ放題にしているようだ。隣の客は食べ方の要領を得なかったせいか、私の品が届いたときに、のぞき込まれてしまった。ちょっと困ったものである。



しばらく待ったところで、御膳到着。肉は手前が牛、奥に黒豚が潜んでいる。野菜の種類も、系列店だけあって前回と同じかな?



但しこちらは鍋の方に味がないため、ポン酢、ゴマダレがついてきて、ご飯もセットになっている。これ、どちらかというと酒を飲むというよりご飯として食べる感じだな。



早速、野菜と肉を投入。まずはポン酢で食べてみる。もみじおろしと青ネギの薬味がしっかりついているのも嬉しい所である。



肉はねえ、まあ、安い牛よりは豚の方が美味しいというところだな。いずれにせよ、前回のスープしゃぶしゃぶに次いで、オーソドックスなしゃぶしゃぶを食べられたので、まずは良かろう。最後のうどんもちょうど良いコシがあって、満足である。

これで、酒を除く値段は1080円。酒は結構いい値段がするが、悪くないでしょう。