散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20170617最近読んだ本

2017年06月17日 23時18分59秒 | 読書
■「O.tone vol.104」
今月はカレー特集。創作の庭はびょういんあーとぷろじぇくと「光の天使と出会う」。作品はさておき、通常漢字やカタカナであらわすものを、ひらがなで書くのはどういう意味があるのだろうか。

■「ハイパー空間封鎖 ペリーローダン546」エーヴェルス
ハイパー空間が破壊され、ほぼすべての超高速飛行が不可能となった。全くポルレイター、迷惑極まりない。

■「因業探偵」小林泰三

■「「野武士のグルメ」巡礼ガイド」
またこんな本を買ってしまった。原作では不味くてガッカリの店もあるのに、それに付き合ってくれる遊び心がいい。

■「犬猿バトル地図」謎解きゼミナール
歴史的に、または平成の大合併などで不仲になった地域の話。私の住む札幌市では不仲という訳でもないが、2つ上げられていた。まず札幌vs函館だが、札幌市民で函館にライバル意識を持っている人はいないと思う。函館は良い街であるが、競争相手ではない。もう一つは北海道vs沖縄。これはそもそも競争の対象とは全く思えない。北海道に住んでいると北海道ブランドへの憧れというのが皆無になるため、沖縄は良い所なんだよなあ~、という思いしかないのである。

■「本棚探偵最後の挨拶」喜国雅彦
最後と言わずにぜひ続けてほしい。しかし、50歳を超えると、蔵書を減らしたくなるというのはかなり分かる。

以下、図書館の4冊。
■「首都崩壊」高嶋哲夫
いろいろ不十分な点はあるけれども首都直下型地震に立ち向かう人々。現政権だったら、全く何もできないだろうな。

■「完全なる首長竜の日」乾緑郎

■「銀河英雄伝説2」「同3」
自分でも文庫版を持っているのだが、どこにあるのか分からないため図書館から借りて再読中。

泣かせる120円

2017年06月17日 16時11分04秒 | 飲み歩き・その他札幌市内
本日は爽やかな札幌の街を歩き、そろそろ何か入れたくなってきた。ということで、約1か月振りの居酒屋「O」へ。今日はバイスサワーがピッタリだろう。



そして何ともありがたい120円メニュー群の中から、新生姜の甘酢漬け、手羽元煮を注文。新生姜は程よい刺激でサクサク食べられる。手羽元は何か一味加わった感じの仕上がり。これが2本もついてくるのだから、素晴らしいね。



次はハンペンとクリームチーズのフライ。何と1個60円のを2個から注文できるということで、これも120円。いかん、安すぎないか。



1個目はそのまま食べるが、ハンペンとチーズのほんのりした味が楽しめる。2個目はちょっとだけ醤油をかけると、一味加わって美味い。

最後によその客に出ていたワインが見た感じ良さそうだったので、赤ワインと砂肝とチーズの燻製を注文。



さすがにワインはもう少しコクが欲しいと思ったが、贅沢を言っちゃダメだよね。いや、今日も美味かった。

この後、西区民センターの図書館に立ち寄って帰宅。しばらく天気の悪い週末が続いていたが、今日はまぶしいくらいの晴れだ。


20170617ギャラリー巡り

2017年06月17日 15時56分20秒 | 飲み歩き・琴似界隈
先週は急遽小樽へ、先々週は帯広に行った。その前の週は天気があまり良くなくて外出を回避と、3週連続まともに札幌のギャラリー巡りをしていない。今日は天気もいいので、何とか少しは回ってみるか。

ということで、らいらっく→富士フイルム→三越→さいとう→スカイホール→SONY→丸井→市民→法邑→JR ARTBOX→大丸の11か所。

■らいらっく・ぎゃらりい「遥かなる風 中橋修水彩画展」。風景とも言えず、抽象とも言えず、心象とも言えず。しかしながら、何か繊細なものが描写されている作品展。

■スカイホール「札幌大谷大学同窓会真心会「谷の会」展」。
佐藤綾香「鏡の中の果樹園」:去年の道展に出品していたものかな? これが見られたのは収穫。

■スカイホール「西村一夫展 ―にしむらのやまやま No.2ー」。クレヨンで描かれた「山」。何だかこれはいい。

■丸井イベントスペース「MARUI×ルパン三世 #札幌のアジトに潜入せよ」。

ルパンのアジトという設定のコーナーは撮影可能。椅子に座って記念撮影をすることもできるようだ。



ルパン三世のジャケット。これを着こなせる時点でただものではない。



■市民ギャラリー「第72回全道展」。
小林麻美「待合室-さっきまでいたきのうのわたし-」:かすかに描かれた格子状の線、水滴をイメージするような青。この方得意のモチーフをまた変化させた作品。いい位置に作品がかけられていた。期待されているのだろう。
田崎謙一「Mutation」:この人のかつての作品は少々不気味さが先立っていたのだが(それもまた一つのあり方なのだろうが)、この作品はそれをさらに上位の次元に推し進めたような感じがする。素晴らしい。
宮下淳「中空の歯車」:突然空に現れた、謎の歯車なのだが、普通の人が思い浮かべるようではない、マニアックな歯車。

森弘志「みそしる」:近年のこの方の作品を見ている人には、このタイトルだけで作品の想像ができるのではないか? 今回も楽しませてくれた。
川上加奈「岩の人」:いよいよ岩に埋もれつつある人物。足元の石がチョコレートのようだ。
櫻井純「40」:頬の辺りに傷の入った巨大顔の彫刻。普通の人間より大きいと、何か別の生命体を見るかのような思いがする。

この他、気になった作品の作者名を羅列。會田千夏、石本久美子、板谷諭使、梅津美香、大下茜、小笠原実好、近藤みどり、佐藤正行、高田健治、西村徳一、三谷佳典、モリケンイチ、米澤邦子、川口巧海、川橋雪弘、韮澤淳一、浅野武彦、水落啓。



■茶房法邑「板谷諭使 矢元政行 輪島進一 渡辺貞之 4人展」。皆さん全道展にも出品されている人たちだが、こちらに展示している作品の方が、良いのではなかろうか。

板谷諭使「TIME AFTER TIME」:この人の作品を初めて見た時は奇妙さが際立っていたのだが、今回はそれがこなれている。上手くなっているという気もするし、独特の個性が消えてきたとも見える。上から見下ろした視点の作品だが、黒猫が登場していることもあり、谷地元麗子の作品を思わせる。
板谷諭使「月に帰る水」:昔の実験室風の部屋にいる、それぞれバラバラの3人。壁には数式が書かれ、アインシュタインの肖像がかけられている。
輪島進一「フェローチェ」:バイオリンを弾く人物か。最近泉のほとりにおける死せる美女など、死の雰囲気を描いてきた作者だが、これは昔に戻って、音と動きを描こうとしているようだ。

矢元政行「アパート」:壁は斜めで全体が開いたVの字になったアパート。人が集まる楽しさと、落下のイメージ=死が同居している。
矢元政行「遊園塔」:こちらも落下のイメージを随所に持ちながら、楽しそうな雰囲気もある。子供の服がカラフルなところに明るさを感じる。
渡辺貞之「ステージ「うらないごっこ」」:占いに限らず、所詮「子供のごっこ遊び」に過ぎないという感じか。

■JR ARTBOX「WONDERFUL HOKKAIDO」。拾った古い洋書にドローイングしてみたら面白かった、という作品。


なみなみとした

2017年06月17日 11時54分10秒 | 食べ歩き
今日は以前にカレースパゲッティを食べたことがある、喫茶「MK」を再訪問。前に来たときは、会社の人間と共に来た上に、あまり時間がなく、熱すぎるカレースパゲッティを無理やり食べて味が良く分からなかったのである。今日はゆっくり食べることにしよう。

ということで、カレーチャーハン、オムライス、ハムエッグランチなど魅力あるメニューの中から、スパゲティ(カレー)(メニュー表記通り)を注文。すると「カレースパゲッティですね」と言い直されてしまった。

珍しく「ギャラリー・フェイク」などを読みながら、少し待つと、記憶通りのカレースパゲッティがやってきた。スープも添えられている。



早速食べてみると、そうそう、こんな感じだった。麺はあらかじめ茹でてあるものを炒めた、ふにゃっとした歯ざわり(そこが良いのだ)。カレーはカレーライスと兼用であろう。具が結構多めで、何しろ熱い。慎重に食べ進める。

麺を食べ終わるとかなりカレーが残るので、それもスプーンで食べる。何しろボリュームがあり、たっぷり食べた満足感があった。大盛り+50円とあるが、ちょっと恐ろしくてできないな。私の後から来た客がオムライス大盛りを頼んでいたので、ちょっと見てみたかった。看板のオムライス写真に「大盛にすると大変なことに…」と書いてあるのだから。

 

ところで、このフロアの1階下にある店で「休日(土曜日・祭日限定)昼飲みセット」というのがあったので、それも気になるなあ。