散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

静岡再訪(11) 何を食べたのかは言えない

2015年02月21日 17時23分24秒 | 飲み歩き・道外(東京以外)
その後、静岡行きの電車に乗り、「どこへ行こうかなあ」と思いつつも、私の狙いは定まっていた。そう、「イルカ」である(書いてしまった)。朝、駅中を歩いていて発見した地魚料理の店「UD」に行ってみることにした。店の前のメニューに「いるか」の文字を発見していたのである。

店に入り、生ビール中を注文。



つまみは太刀魚刺身といるか味噌煮だ。まず最初に太刀魚刺身がやってきた。綺麗に細切りにされた身、わさびで食べると淡白ながらじわじわと味が出てくる。なかなか旨い魚である。



そしてやってきましたいるか味噌煮。イルカのことを考えると少々どきどきするが、実は鯨とイルカに厳密な境目は無いのだそうだ。であれば、子どもの頃に嫌と言うほど鯨を食べた私である。いまさらどうこう言うこともないのかもしれない。



恐る恐る匂いを嗅いでみたが、特に臭みはない。まずは赤身の部分を食べてみると、そうだなあ、もそもそした硬い鯨という感じだろうか。やはり何に近いかといえば、やっぱり鯨だろう。しかも、昔の鯨のもそっとした感じだ。

白い脂がついている所もあったので食べてみたが、こちらもそれほど癖はない。噛んでいると肉の部分より先に脂の部分が溶けていく感じがする。なるほどね、初めてイルカを食べ、また少し経験値が上がったのであった。店を出る時に「イルカは皆さん食べるのですか?」と店の人に聞いてみたところ、「良く食べるよ。普通にスーパーでも売ってるよ」ということだったが、本当なのだろうか?

2杯目は燗酒にしたのだが、こちらは藤枝の喜久酔だったので、静岡の酒を飲むことができてよかった。



※ちなみに翌日スーパーに行ったところ、大量にイルカが売られていた。
※札幌に帰って来て一番インパクトのあった食べ物としてイルカの話をすると、ほとんどの人が嫌な顔をする。だから、鯨と違いはないんだってば! (と言ってくれたのは一人だけだった)


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