散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

フランシスアルバート

2015年04月24日 18時30分18秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
今日はお客さんの事務所が早じまいとあって、「さっさと帰るように」とのお達しが出た。これ幸いと、雲一つない好天の空の下、すすきのへと向かう。そうだ、随分久しぶりにバー「K」に行って見ることにしよう。

1杯目はのどが渇いたのでモスコミュール。特製生姜リキュールのようなものを使っているので、味は爽やかというよりは濃厚だった。

2杯目は最近のテーマを説明し、フェルネブランカ+フランジェリコ+GIN MARE+桜リキュール+レモンのカクテルを作ってもらう。フェルネブランカとフランジェリコのつなぎに、季節も考えて桜リキュールというのが斬新。

3杯目は「ウイスキーらしいカクテルを」とお願いすると、ワイルドターキー12年ゴールドラベル+タンカレーの強力なカクテルが登場した。



恐る恐る飲んでみると、これが実に飲みやすい。ちょっと怖くなってくるくらいだ(カクテルとしてはアルコール強度は最高に近い)。結局、スーッと飲んでしまい、3杯で終了。マニアックなカクテルが飲みたければ、このバーは外せない。

思ったより進行が早く

2015年04月22日 20時18分51秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
月曜日に出張してしまったため、火曜日はてんてこ舞いとなってしまった。水曜日まで忙しさを引きずったのだが、夕方からの会議が思ったより早く終了。久しぶりに「ng」に行って見ることにした。

1杯目はジンソニック。予想通り甘みが控えめで、さっぱりと飲める。



2杯目は「フェルネブランカとマラスキーノで」とお願いし、フェルネブランカ+マラスキーノ+ボンベイサファイアイーストのカクテル。何となく味がコーヒーっぽいのが面白い。

 

3杯目は冷凍竹鶴でハイボールを作っているのを見て、竹鶴でカクテルをお願いしてみたところ、竹鶴+キナリレ+甘夏+ビターズ(ABBOTTS)のカクテルが登場。

 

ウイスキーの味と甘夏のフルーツっぽさが両立している。なかなか素晴らしい3杯で終了。結構、酔っぱらった。

結局飲んじゃうのか

2015年04月20日 22時13分49秒 | 飲み歩き・琴似界隈
ちょいと所要もあり、結局琴似のバー「D」にも立ち寄ってしまう。1杯目はさっぱりギムレット。



2杯目はリトルミル21シェリーウッド。香りがオランダせんべいという謎の紹介があったが、確かに香ばしい穀物的な香りがする。そして味はシェリーウッドとあって甘みが強い。



3杯目はロングロウ・ランドレッツ&キルダキンズ。こちらは香りが強く、それでいて行きすぎない味。



さあ、これで家に帰って寝ることにしよう。

ところで「インドの仏」展で、つい欲しくなって購入したのが、みうらじゅんデザインの「インドの仏」ライトだ。何に使うのかは全く考えていない。プロジェクターを使ったときに、レーザーポインタのふりで使ってボケて見ようか。

 

ホームタウン夕食

2015年04月20日 21時06分23秒 | 飲み歩き・琴似界隈
東京出張後、東京では飲まずに琴似に戻ってきた。ここでやや腹も減り、軽い夕食としよう。ま、夕食と言ってもね、燗酒1本位飲むよね。通しは野菜サラダのようなものだ。



相変わらず豊富な刺身メニューから、今日は宮崎のカツオたたきと釧路の生しまえびを選択。おお、結構豪華なセットで到着したね。カツオはニンニク・生姜ではなく、たっぷりの山わさびで食べると、これはこれで爽やかな味。北海道でもさすがに珍しい生しまえび。いわゆる甘エビより、さらに一段濃厚な味か。最後に頭のミソをかき出して、醤油で食べるのもいい。



この辺で疲れて来たので、おにぎり(鮭)とみそ汁で締めよう。うーん、日本の味が染みわたっていく。



満足であった。それほど飲んでもいないので、勘定もとても安い。


春の東京(9)

2015年04月20日 18時02分22秒 | 旅日記
羽田空港に到着。若干時間があるので、こんな時はディスカバリーミュージアムで「大名家の旅 参勤交代」展を見る。



待合室に移動し、焼き鯖すしとよかいちで早目の夕食。きっと後で腹が減るだろう。

 

羽田空港は雨だ。今日は所によっては暴風雨という予報もあったが、幸い雨にぬれずに済んだ。



飛行機の中では爆睡。エアポートは満席で何とか琴似まで移動。

春の東京(8)

2015年04月20日 15時52分38秒 | 食べ歩き
仕事前に取り急ぎ腹ごしらえ。六本木で昼食というのがどうも気がすすまないが、カレー「D」のイートインがあったので、手っ取り早くここで済ませよう。

辛さ星5つのカシミールカレーを注文(ランチセットが得だったかもしれないが、時間が早いからまあいいか)。ライスにサラダを乗せたものとチキン&ジャガイモのカレーがやってきた。



量もまずは不満の無い量だ。早速食べて見ると、なるほどこれは辛い。美味しく食べられる限界ぎりぎりかな?



同名の店が札幌にもあるのだが、そこのカシミールに比べてもかなり辛いと言えるだろう。味は良かったが、途中から汗だくになり、汗をふくのに手こずった。

六本木から神谷町まで地下鉄に乗り、某ホテルでセミナー出席。早目に行ったのでガラガラだったが、開始の頃には100人越えと大盛況のセミナーだった。



セミナー終了。今日は週の始めとあって、疲れを残さないために早く帰ることにした。散った桜の花びらを見ながら地下鉄駅へと急ぐ。


春の東京(7)

2015年04月20日 11時27分40秒 | ART
六本木に到着。まずはサントリー美術館「若冲と蕪村」展である。そう、そうなのだ。今日の仕事は午後からなのだよ。やむを得ず、午前中は時間をつぶすのである。などと心にもないことを書いて見たが、若冲ファンとしては、この展覧会を見逃すわけにはいくまい。会場への入場は3番目、終始、第1~2グループで見たため、ほぼストレスなく見ることができた。

若冲「隠元豆・玉蜀黍図」:墨の濃淡とぼかしの表現力。
若冲「花卉双鶏図」:こちらは若冲カラフル。
若冲「枯木鷲猿図」:鷲の透き通るほどの白い羽が素晴らしい。

若冲「松図」:無限大マーク(∞)形の枝が強引過ぎる。
若冲「粟に雄鶏図」:墨の濃淡をMAXまで使い切った作品。
若冲「布袋唐子図」:布袋様の頭の上に立つ子供。みんなニコニコ。

蕪村「猛虎飛瀑図」:虎の毛なみが繊細でいい。
若冲「烏賊図」:コウイカだろうか。2匹のイカがペタッと寝ている。
若冲「双鶴・霊亀図」:非常にユーモラスな作品。亀の毛は真っ黒に描かれ、鶴の羽根は真っ白。対比も見事。

若冲「達磨図」:服の朱色が鮮やか。達磨は一つの山のように雄大な描き方をされている。
蕪村「「学問は」自画賛」:ほんわかのんびり顔。蕪村の飄々としたタッチは今回目立っていた。
若冲・応挙ほか「棲欒園画貼」:若冲の「墨梅図」では、黒い枝が微分不能の角度で描かれている。

蕪村「山水図屏風」:水あり、山あり、人の家々あり。一つの世界が出現した。
若冲「石峰寺図」:何だろう外国のアニメかイラストのような画風。この多彩な表現が凄い。
若冲「菜虫図」:隠元豆や葉っぱも可愛い、ホッとするデザイン。

若冲「象と鯨図屏風」:鯨は水面に顔を見せず、黒い背中から真っ白の潮を噴き上げている。象は黒の混じった牙を振り上げ「パオーン」とでも鳴いているだろうか。雄大な2つの世界が並び立つ作品。

展覧会は全223品の出品なのだが、相当入れ替えが多く、全て見るには3回は来なければならなさそう。蕪村の国宝「夜色楼台図」も最後の一期だけとあって、見ることができなかったのは残念だ。

ネットで「鈍器」とまで言われていた分厚い図録を購入し、強引に鞄の中に押し込める。


春の東京(6)

2015年04月20日 07時23分11秒 | 旅日記
6時起床。やはり昨日は飲み過ぎていた。何とかしばらくダラダラした後に復活し、昨日買っておいた焼そばUFOで朝食。北海道にいるときは焼そば弁当に決まっているので、たまには違う銘柄を食べて見ようという算段だ。

 

麺は太目、ソースも甘辛度合いが強い。一般論としては焼そば弁当より旨いかもしれない。

朝から観光客でごった返す築地を出発。六本木へと向かう。


春の東京(5)

2015年04月19日 22時12分08秒 | 飲み歩き・東京
銀座であっても日曜日に確実に開いているバーはいくつかある。そんな中で、気軽な店「B」へ。おやおや、さすがに今日は誰も客がいないようだ。日曜日に銀座のバーに出てくる人も少ないよな。

1杯目は角ハイボール。定番のハイボールを飲みつつ、これは読書にふけるしかあるまい。ちょうど、ものすごく気になる本を読んでいる最中だったので、読書が捗って良かった。



2杯目はカリラ12年をストレートで。



今日はこんなところじゃないかな。ちょうど2人連れの客が来たところで勘定をしてもらった。



まだ時間が早いので、ホテルの部屋で少々飲む。


春の東京(4)

2015年04月19日 19時37分01秒 | 食べ歩き
酒を飲んでいると小食な私であるが、場所を変えて食べる専門にするとまだ行けそうだ。最近、新橋で立ち寄る立ち食い寿司の「UN」に入る。酒は頼まず、お茶で行こう。

まずはしめ鯖、小肌。すぐ隣に客がいるとあって、寿司屋で写真を取るのは少々恥ずかしい。



次は珍しいところで、イナダとオジサン。写真左のイナダは、ブリの若いのであるから、そういう味だ。オジサンは白身で結構歯ごたえがある。ヒゲがあるのでオジサンという間抜けな通称になっているのだが、なかなかバカにしたものではない味だ。



そろそろフィニッシュでサワラ炙りと穴子。注文が4貫単位なので、これ以上は難しい。ま、良いところだろう。





何も食べられないが、もう少し飲みたいところだ。

春の東京(3)

2015年04月19日 19時00分43秒 | 飲み歩き・東京
築地のホテルにチェックイン。少し休憩した後、銀座方面へと歩く。

今日は日曜日とあって、閉まっている店が多く、開いている店に集中して大混雑の傾向が多い。どうにも店が定まらぬままに、新橋まで歩き、日曜日のお出かけ客とは全く何の関係もなさそうな「T」に入る。案の定、飲んだくれ共が立ち飲み中だ。

酎ハイを頼み、生キャベツに特製味噌だれをかけてしばらく待つ。



まずは焼き物、カシラとナンコツだ。塩焼には青海苔が付いて来るという不思議な付け合わせ。



シロはタレ味にしてもらった。こちらには山椒が少し盛られてくる。



酎ハイをもう一杯頼み、イワシ塩焼きを注文。この後、連続してイワシが出ていたので、今日の人気商品だったかも。あっさり塩味で焼き上がったばかりのイワシは旨いに決まっている。



今日は私絶賛の鶏カレー煮込みがないということなので、まず一軒目はここまで。


春の東京(2)

2015年04月19日 16時01分45秒 | ART
速足で歩くと少し暑い。そんな中、上野公園内を歩いて、東京藝術大学美術館へ。今回やっているのはボストン美術館と東京藝大の所蔵品を並べた「ダブル・インパクト 明治ニッポンの美」である。ダブル・インパクトと聞くと、ロードウォリアーズやヘルレイザーズを思い浮かべる私は、プロレスファンである。



河鍋暁斎「蒙古賊船退治之図」:船が大爆発、やり過ぎだと思う。
歌川芳虎「蒙古賊舟退治之図」:こちらは上空から四天王が降りてきて、蒙古船に鉄槌! とんだ国粋主義だ。
歌川芳虎「万国名勝尽競之内仏蘭西巴里須府」:完全にパリを想像で描いてしまったという大胆な作品。

高橋由一「花魁(美人)」:以前は「この花魁、鬼婆みたいだな」と思っていたのだが、そうでもなく見えて来た。これは私が年を取ったせいか。多分、40前後なんだろうなあ。
鈴木長吉「水晶置物」:台座が波と龍でダイナミックな形の上に、球形の水晶が鎮座。向こうを歩く人が天地逆に見える。
高石重義「竜自在」:金属製の自在置物で160センチ以上はあるだろうか。何となく「ジャンボマシンダー」という言葉が思い浮かんでくる。

柴田是真「野菜涅槃図蒔絵盆」:お釈迦様の姿は大根になり、その周囲に野菜たちが。これは精密でいい作品だ。
濤川惣助「七宝瀟湘八景図額」:墨絵に見えるほどの七宝。さすが。
河鍋暁斎「地獄太夫」:三味線を弾く骸骨の頭上で坊主が踊りを踊るというアバンギャルドな作品。

河鍋暁斎「狂斎百図」:「人を呪わば穴二つ」「一寸先は闇」等のことわざにカラフルな画をつけた作品。
作者不詳「猿蒔絵盆」:猿が百匹は描かれているだろうか。服を着て遊んだり、掛け軸を観賞したり、楽しい作品。
作者不詳「半諾迦尊者蒔絵置物」:人物が手にした鉢から象牙の龍が立ち上がるという工芸作品。

豊原国周「泰平有名鑑」:明治の有名人図。岩倉具視の名前は書いてあるが、さすがに明治天皇の説明書きは無い。
揚州周延「チャリネ大曲馬御遊覧之図」:陛下、サーカスを見るの巻。片足の曲芸師が多く、当時の団員の様子が分かる。
安達吟光「貴女裁縫之図」:ピンクでヒラヒラの服を着た女性たち。もう「カワイイ」化は浸透している。

五姓田義松「自画像」:光と影の自画像。カッコいい。
狩野芳崖「谿間雄飛図」:空間に向けて飛び立たんとする鳥の図。異次元への飛翔にも見える、すばらしい作品。
小林永濯「菅原道真天拝三祈祷の図」:祈りとともに帽子を飛ばし、背後には雷が落ちる。道真がいわゆる「JOJO立ち」している作品。

橋本雅邦「雪景山水図」:木々の立体感が凄い。
狩野芳崖「暁霧山水」:芳崖にYESのレコードジャケットを描かせるべきだった。
狩野芳崖「岩石」:これなんか「リレイヤー」を思い浮かべてしまう。

横山大観「海」:くねくねと海。大胆な表現。
菱田春草「月の出」:手前の少し濃い山、奥の山は薄墨で表現。そして月が描かれ、深い景色が想像できる。
竹内久一「神武天皇立像」:明治天皇の顔を重ねて表現したものだそうだ。かなり巨大な立像で神々しさはともかく、威厳は相当ある。

今回は何と言っても狩野芳崖だ。もちろん「悲母観音」も出品されていたのだが、それ以外にこれほどいい作品があるとは思わなかった。また隣に岡倉秋水の「悲母観音」があったのだが、素晴らしく精密に模写されているのに、あの空気感というか漂う気配が出ていない。比較しては申し訳ないが、芳崖の「悲母観音」が実に高度な傑作であることが分かるのだ。

なお、藝大の陳列館では「研究報告発表展」として仏像の修復・模刻の出品がされていた。奈良県円成寺「四天王立像」なんかは大変私の好みであった。

さて、次は東京国立博物館表慶館の「インドの仏」展である。随分久しぶりに表慶館の中に入る(2005年以来か?)。



 

「菩提樹(カナカムニ仏)の礼拝」:菩提樹は仏の象徴で、カナカムニ仏というのは釈迦以前に現れた仏様らしい。そんな人がいるとは思わなかった。
「ムーガバッカ本生」:人生を異時同図法で描いたもの。
「仏伝「托胎霊夢」」:天から白い象が下り、胎内に宿ったのが釈迦になるらしい。

「仏伝「誕生」」:マヤ夫人というのはインドではかなりの肉体派(ボイン)なのだ。
「仏伝「出家踰城」」:白馬に乗り出家する釈迦。足元で小さい人が馬を支えているのだが、もしかしてこれが邪鬼の原型だったりして。
「仏坐像」:釈迦のイメージも時代によって変わり、2世紀頃クシャーン朝時代のこの作品では髪の毛にウェーブがかかっていて、いわゆる螺髪ではない。

「仏頭」:これは精神性が表現されており、釈迦の肉体を感じない。
「仏三尊像」:こちらはマッチョな肉体派である。表現の決まりごとがあったのか、地域やブームで変わってくるのか興味深い。
「焔肩仏坐像」:タイトルの通り、仏の肩口から火炎が飛び出している。これが光背の原型?

「弥勒菩薩坐像」:こんどはどう見てもインドのオッサンにしか見えない、弥勒である。
「観音菩薩坐像」:10世紀頃の作品だが、体にひねりが入ってきた。
「摩利支天立像」「仏頂尊勝坐像」:方や四面八臂、方や三面八臂。いずれも超ボイン。胴のくびれが後ろから良く見てとれる。こういう肉体派に流れた理由って、何故なんだろう。

表慶館はあまり展示向きではないので、順路が分かりにくく見やすいとは言えなかったが、なかなか面白い展覧会であった。ただ、時代や地域で仏像の傾向を把握していると、もっと面白い展覧会なのだろうと思う。

ショップではみうらじゅん考案の、お釈迦さまと花まつりをもっと盛り上げたいという像「花まつり 4月8日(←シャカと読む)」が飾ってあった。

さあ、高速度で東博の常設展を見よう。途中で初めて裏庭に出て見た。気温も寒くはないし、のんびり散歩をしている人も結構いた。

 

続いて、国立西洋美術館へ。前回の「グエルチーノ展」の際に常設展が閉まっていたことから、常設展のみの無料券をもらっていたのである。こちらも急いで展示会場を回る(いくつか作品を撮影したので、後日記事にしたい)。

興味深いのはヨハネス・フェルメールに帰属するという作品「聖プラクセディス」(寄託作品)が展示されていたことだ。調査中であり、研究者の意見も分かれているようだが、フェルメール作という可能性が無くもないらしい。

さて、これで今日の展覧会巡りは終了。疲れたので、一度ホテルにチェックインしよう。ホテルでは新聞無料、ウエルカムサービスのコーヒー無料ということで、ちょっと嬉しい。

春の東京(1)

2015年04月19日 11時57分44秒 | 食べ歩き
今年はそうそう出張はないだろうと思っていたのだが、4月から早くも東京行きなのである。仕事は月曜日なので、日曜日の早朝出発。自宅で軽く朝食を取ってから、琴似駅に向かう。服装は東京のことを考えてコートなしなので、少々寒い。

 

無事に新千歳空港到着。近年、どうも交通機関が今一つ信用できず、無事に着くと一安心するのだ。移動時間の関係で何となく小腹がすきそうなのでおにぎりを買い、飛行機に乗る。日曜朝とあって、席はガラガラで快適であった。

 

しかし人が少ないせいなのか、座席の位置によるのかいささか肌寒い。割と寒さに強い私ではあるが、寝るために生まれて初めてひざかけを使ってみた。



ほぼ寝たまま羽田到着。今日はモノレールに乗り、浜松町経由で上野へ。この先、展覧会で相当時間がかかるので、駅構内で昼食(何だか食べてばかりに見えそう)。その辺をブラブラしてみると、まだ朝定食(11時までだった)をやっている食堂「H屋」が見つかったので、店内へ。

焼き魚、ハムエッグ、鶏天、厚切りハムカツ、コロッケ&ツナサラダから選べるメインは鶏天を選択。その他に小鉢2品ということで、野菜サラダとたけのこの煮つけを選択。



普通のランチは700円台だったように記憶しているので、490円の朝定食は良いのではなかろうか。

昼食(朝定食だが)を終えて、まず向かうのは東京芸術大学美術館だ。

20150418最近読んだ本

2015年04月18日 23時51分58秒 | 読書
■「O.tone vol.78」
やっとO.toneのバー特集だ。メインのバー特集ではないところで、私の大好きなマスターが登場していた。「創作の庭」コーナーでは平向功一の「移民船」という立体作品が紹介されている。

■「魔法使いは完全犯罪の夢を見るか?」東川篤哉

■「播種船の侵入者 ペリーローダン494」シドウ、フランシス
しかしオービターって本当に迷惑な種族だ。人類を悪辣なガルベシュ軍団だとさんざん間違えた末に、今度は騙されてガルベシュ軍団の手伝いをしようとする始末。それでいて、自分の意見をほとんど変えないというバカっぷり。何かモデル(人 or 種族)でもあるのか?

■「希土類少女」青柳碧人

■「戦後SF事件史」長山靖生
SF、および、その周辺ゾーンの歴史。なかなか面白い。自分自身はこの作者とそれほど年齢が違わないが、田舎育ちで出遅れたのが残念といえば残念。大学進学時にそっち系(SF研とか)に行けば良かったのか? あまり趣味に耽溺すると人間の幅が小さくなった可能性もあるな。

以下、図書館の2冊。
■「宇宙は何でできているのか」村山斉

■「水族館で珍に会う」中村元
珍しい生き物たち。淡水にすむエイが結構いるのを初めて知った。