昨日サケOncorhynchus keta (Walbaum)を買いました。1匹、凡そ3㎏。全長でいえば、60cm強。お値段は1樋口一葉と300円。物がよいので高いのはしょうがないです。北海道の中でもかなり北、根室で漁獲されたものです。
最近は、サケ科魚類を食べることが多いような。春にイトウを食してからというもの、やはり私はサケ科の魚が好きであるということを知りました。今月の頭には、体格が立派なサクラマスも食しております。サクラマスについては「サクラマスよ、ありがとう」を参照してください。
今回のサケは雌で、卵巣がわずかに発達しています。これが所謂「スジコ」です。
すじこは、このサケのほかに購入したもう1種の魚、アカガレイと同じく、煮付けで美味しく頂きました。
サケの皮、かま、鰭の部分、中落ちなど。これを焼いて食べましたが、本当に美味しいものです。
日本国内で漁獲されたサケの刺身は初めて食べたような気がします。ほかの「サク」は冷凍し、るいべで美味しく頂くことにしましょう。
なお、サケの仲間は「アニサキス」という寄生虫の仲間がいる場合がありますので、刺身を食べる場合には気をつけなければなりません。