この間は高知でイシヨウジ、ナンヨウツバメウオなどを採集しました。驚いたのは今年はこの時点でスズメダイ類の幼魚が出ているということで、シマスズメダイ、オヤビッチャ、ロクセンスズメダイの幼魚が見られました。
カゴカキダイの稚魚は昨年は2月にも採集しており、あまり驚きはありませんでした。
海中ではチョウチョウウオ・キンチャクダイ科の魚は見られず(防波堤上からはアブラヤッコ、ナメラヤッコ、サザナミヤッコ、オニハタタテダイ、ハタタテダイ、チョウチョウウオ、ミゾレチョウチョウウオ、フウライチョウチョウウオ、トゲチョウチョウウオ、アケボノチョウチョウウオを確認)、シーズンはまだまだといったところでしょうか。
さて、イシヨウジです。
熱帯のサンゴ礁ではよく見られるヨウジウオで、高知県でも多数見られる場所がいくつかあるようです。
本種は口が細く、配合餌が食べられませんが、餌として冷凍のコペポーダ(動物性プランクトンの仲間、ペットショップで購入)を与えると非常によく食べ、飼いやすいです。
ただしカニやテッポウエビには尾部をかじられたりむしられたりする場合があり、それらとの同居はお勧めしません。
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