魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中です。ご容赦願います。 ぶろぐの写真はオリジナルです。無断転載はお断りします。

深海魚19.フエカワムキ

2009年06月01日 16時49分37秒 | トロール船乗船記録と深海の魚(2009年5月)

今日から6月です。月が変わりましたが深海魚特集は続きます。60種くらいは紹介したいですね。これはフエカワムキMacrorhamphosodes uradoi   (Kamohara)という魚です。

フエカワムキは以前紹介したサギフエにそっくりですが、この種はフグ目ベニカワムキ科に属しています。しかし、形態的には本当によく似ています。ベニカワムキの仲間は全種が深海性で水深150~300mほどの海域から底曳網などで漁獲されます。

この魚の吻の先端には小さな口がついていますがこの口の向きを自由に変えることが出来ます。この種は他の魚の鱗を専門に食べるのではないかともいわれています。

底曳網で時として多量に取れることもあるのですが、食用にはされていないようです。

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2 コメント

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Unknown (椎名)
2009-06-02 15:26:45
あがりますが、ヒラアシクモガニやウミユリ類などはばらばらになってることがあります。
甲殻類や貝類は結構よくあがってますよ。クモガニ、カラッパ類、タカアシガニ、各種ヤドカリ、シャコ類、五角形のヒトデ、オオグソクムシ等・・・
彼らは脚などが比較的そろいやすいですね。
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Unknown (柴田)
2009-06-02 01:55:15
憧れの深海性魚類の数々・・・。特に軟骨魚類が素晴らしいですね。トロール船では海底の無脊椎生物は上がりますか?
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