瀬戸内海奇麗ですが風がつよくて若干白波がたってます。いい景色なんで瀬戸内は好きです
今日もまた頂き物の魚で恐縮ではありますが、ミナミハコフグOstracion cubicus Linnaeusです。インド太平洋海域に広く分布する魚で、生物分類の祖を築いたリンネにより記載されました。幼魚は本州南部から九州の太平洋岸に出現します。高知県では幼魚から成魚まで見られ、越冬していると思います。日本海西部では幼魚は見たことがなく、やや大きいのが刺網・定置網で漁獲されます。
気づけば10日間もブログをさぼってた・・・
また頂き物です・・・
このカエルになりかけのオタマジャクシみたいな魚はアカグツ科の深海魚「ワヌケフウリュウウオ」かと思いましたが、どうもこれが違うようです。
腹鰭と胸鰭の間にも小さないぼ状の突起がある・・・コワヌケフウリュウウオMalthopsis jordani Gilbertのようです。
コワヌケフウリュウウオはどうやらワヌケフウリュウウオよりも深い海に住んでるようです。水深300m前後とか・・・。なかなか見つからないわけだ。
他にも臀鰭の長さ(尾鰭に達するか否か)でも区別可能だそう。
なんだか今日はじめじめしてて、あまりいい天気ではありませんでしたね。
本日は用事で朝から家を出てましたが、帰ってきてバタン、グー。
ということでまだ今日取り扱いした魚もUPしてません (UPする元気がない?) のでとりおきの画像でご勘弁を。
ハツメSebastes owstoni (Jordan and Thompson)です。
ハツメは体が細長くて特徴的なメバルの仲間。日本海側で多く漁獲される魚のようで、この個体も日本海で漁獲されてます。
京都に行くとき帰りに舞鶴や香住の港でも行ってみるかな・・・とも、思ってしまいます。
とある水族館関係者の方からいただいたアンコウ目のウォーキングバットフィッシュです。
バットフィッシュを裏返したところです。バットというのは「蝙蝠」のことではありますが、裏返すとむしろ「カエル」に似ています。
本種を含むアカグツ科ニシフウリュウウオ属は大西洋・東太平洋に生息するもので、13種が知られます。本種はOgcocephalus vespertilio (Linnaeus)という種によく似ておりますが、詳細はよくわかりません。
日本にはいない属ですが、よく似た外見のワヌケフウリュウウオというものが南日本に生息しています。ワヌケフウリュウウオについては以前も記述したのでご参照ください。