いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

戸山公園参拝

2010年12月14日 19時52分02秒 | 東京・横浜


数年に一度の割合で行く、戸山公園参拝。ここ今年は数回行った(・愚記事;現世を忘れぬ、 ・印度旗翩翻)。

実は愚ブログでの戸山公園出現は早い。2004年;愚記事;東京チャンバラ。 戸山公園はいつ行ってもホームレスとがきんちょがいる。この風景をみると、なぜだか、~♪~現世を忘れぬ~久遠の理想~♪~と脳内で響く。いいか、がきんちょどもよ! 若い時、うつつを抜かしていると、長じて、漂流するぞ!と教え諭しているのだ。


5年前のホームレスとがきんちょはメンバーが変わっているはずだ。やっぱり、~♪~集まり散じて人は変われど ~♪~仰ぐは同じき~♪~戸山公園なのだ。恐るべし、戸山公園。

↓冬仕様;ズキンになっている。
ジャングルの中の日本兵ではない。


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ノルウエーの森

映画『ノルウエーの森』が公開になるそうなので、画像がネットに出回っている。拾った。たぶん、このシーンは、"「この鱸(すずき)うまいですよ」と取り繕うも、何が!システムよ!!! と切れた○○さんの怒りに取り付く島がなかった"というあの場面へと続く前段の場面なのではないだろうか?たぶん。



おいらが、幸運だったのは、あるいは不運だったのは、村上春樹を初めて読んだのが、『ノルウエーの森』が刊行される前年だったことだ。その時、『風の歌を聴け』、『1973年のピンボール』を読んで、びっくりした。そして読んだ『羊をめぐる冒険』は何度も読み、さらには去年、四半世紀ぶりにたくさん書いた。

もし、最初に『ノルウエーの森』を読んでいたら、村上春樹を嫌悪していたと思う。二度と読んでない。なぜ、おいらが『ノルウエーの森』の後味が悪かったかは、分析すべき課題ではある。でも、今日上記の画像を見て、「この鱸(すずき)うまいですよ」と聞こえてきたのだ。

過去の歌を聴け!