いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

【号外】 10年目の後出し画像

2014年06月30日 21時18分32秒 | その他

今日で、ブログ満十年。

十年前の初投稿記事を見ると気恥ずかしい(恥ずかしいけど、そのままにしてある)。

まず、画像が貼れていない。画像の貼り付けに失敗しているのだ。

レンタルのトランクが今日、届いた。

左は あじさい のデジカメ写真。テスト

いきなり、失敗している。この初投稿記事には画像がない。

後出し;


  ―10年前に筑波山麓に確かに咲いていたアジサイ―

トランクはこれだ(初投稿の6/30の数日後の状態);

今から見ると、仕事道具ばかりだ。酒っこも入っている。インドでは酒が手に入らないと聞いていたからだ。

■ さて、マルクス。 なぜかしら、初投稿記事でマルクスだ。

気恥ずかしい。

極右なおいらがマルクスが好きな理由は、マルクスの揶揄と罵倒にしびれるからである。

元祖、ヘイト・ スピーチ  ライティング、に他ならない。 ウヨは、マルクスを読め!

宇野弘蔵・『経済原論』って超蒸留酒。95%のウオトカなんてものじゃない、共沸蒸留しちゃった99.5%の 工業用エタノール。蒸留前の発酵原酒はもちろん、マルクス・『資本論』。そんなマルクス風味をすっかり切った宇野弘蔵・『経済原論』だけを読んでいたので は、「インドはなぜ、IMFから金を購入するのか」という聞くだけでニコニコしてしまうタイトルのこのニュースを味わうことができない

宇野弘蔵が理論の純化のためにマルクスの文章から蒸留して切り落としたのは、「資本論」の非アルコール成分の風味である。酒の命であるその風味とは、細 かいマルクスの衒示的具体例記述(conspicuous description !)と、そして何より、揶揄と罵倒である。マルクスはネトウヨの最高のお手本にほかならない。揶揄と罵倒には高度の技芸が必要だ。まず罵倒したい相手を理 解しなければいけない。さもないと、相手の弱点や欺瞞がわからないからだ。 (愚記事;宇野弘蔵と蓮舫

(ところで、上図のトランクにはウヲトカかジンが入っている。)

今、「使っている」『資本論』は、河出書房の世界の大思想18だ。長谷部文雄訳である。おいらは岡崎次郎訳で育ったが、筑波山麓に来て(100円で)買ったこの本は全1冊なので、使いやすいのだ。

よく出鱈目に開いては読む。期待を裏切ることなく、おもわせぶりなことがどこかしこに書いてある。例えば;

たとえば、イギリスの農村では、いまなおしばしば、労働者が、自宅の小さい前庭で労働することによって安息日を冒涜したという理由で、禁固の刑に処せられることがある。 第一部、第一編、第八章 労働日

なお、この本はおいらが生まれる前に慶應義塾生協で購入されている、と書き込みでわかる。そして、この本にはこの書き込み以外一本の線も引いていない。一言のメモもないことは言うまでもない。今なおきれいで頑丈。購入者(めずらしい苗字)の印鑑も押してある。

購入者(めずらしい苗字)をネット検索したが、出てこなかった。


ブログ10年

2014年06月29日 20時19分04秒 | その他

明日の日付でこのブログ(http://blog.goo.ne.jp/ikagenki)が始まって、10年となります。

暇なんだと思います。

10年前のおいらが今のおいらを見たらどう思うのか?

インドに行くというのでブログを始めました(愚記事; 憧れのタージマハル←今から見ても人生最高の日です)。10年経ってふりかえると、結果、6回インドに行きました。 
(プロジェクトは終了したので、仕事でいくことはもうありません。)

10年前は小泉内閣時代か。日本人が一番感じていなくて、「世界」が感じているのが、中国の台頭でしょう。おいらも遅ればせながら2005年に参拝できました(愚記事; 北京に着いた)。

2005年で中国のGDPは日本の半分。でも、その後中国のGDPは3倍に。もっとも、成長率は鈍化するでしょう。でも、米国債を鯨飲してくれる可能性のある国はやはり中国なのではないでしょうか?

第2回目の訪中(2006年)は第一次安倍内閣の時代でした。第一次安倍内閣発足直後の安倍晋三さん北京訪問の後でした。おいらが参加した会議の冒頭は支那共産党の人(今では悔やまれるのだが、名前も位も記録していない。でも下っ端)が、安倍政権になって、靖国参拝を繰り返した小泉政権とは違って、「これからは氷が解ける時期だ」と演説しました。今では、なつかしい思い出です。その後、安倍ちゃんは、突然のグッバイ。この時、まさか、復活するとは思わなかった。この時の安倍ちゃんへの罵倒で忘れられないのが、「安倍晋三さんってには、幼稚園の園長さんという役割がお似合い!」というもの。誰が言ったのかね? 彼のポンポンのビョーキの改善と知的能力の格段なる改善が図られたのか、あるいは、ぬっぽんずん全体が幼稚園となったのか!? that is the question.

ぬっぽんの状況として、挟撃される日本という構造は基調なんだと思います。


 2004年8月31日にPVは 375でした。

▼ 10年後どうなってるんでしょうかね?

■ 関係しない書籍: 回想十年;

 

彼に言及した愚ブログ

■ 補遺

おいら@ikagenkiの主属性=「アメリカが嫌い」です。

でも、仕事で行ったよ、ワシントン(愚記事;白亜館でも印度人

それにしても、これ↓は何だったんだろう?もっと詳しく取材すればよかった。(当時はヤバ地域なのでビビッて撮り逃げしたのだ)


愚記事;路地裏の星条旗

 


ぶどうの木再生日記;第67週目

2014年06月28日 15時05分01秒 | 草花野菜

 

■今週のお花

■今週の麦

■今週の筑波山麓

■ 今週の看猫


今週、近所の猫、白三毛が来た。 かつての白三毛; 

▼今週のAID @ AIDで生まれた医師加藤英明さん 遺伝上の父 知りたい

(加藤さんこそは非配偶者間人工授精(AID)で生まれた一人である。)

 
おれもそうだ! 遺伝上の父を知りたい。 伝説の父は有名


  
 嘘も吐(つ)き通せば、人類史に残る偉業!
    聖母か、ビッチか;;  世紀の大発見の科学者か、稀代のペテン師か

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今夕の筑波山、あるいは、半藤一利の影

2014年06月25日 20時24分03秒 | その他


 梅雨、そして夏至あたりの、筑波山遠望

■ なつかしい本の話; 半藤一利の影

おいらは、極右である。 われらが日本が再び戦争をできる国になることを願っている。

なぜなら、戦争する権利=戦争しない権利を有し、「つまり共同体の運命の主人公として、滅びるのも栄えるのもすべてそれを自分の意志に由来するものとして引き受けるという覚悟」(江藤淳、「 「ごっこ」の世界が終ったとき」、『一九四六年憲法―その拘束』に収録)を持って生きた方がいいと信じるからである。

(いささか・みずから・ひそかに・期す・処を述べれば、戦争をできる国ではあるが、戦争を回避する国を願っている。その旨を述べると、あまりにも、恥ずかしいので、やはり、いささか・みずから・ひそかに・期す)。

さて、匿名ブログ、すなわち卑怯者のブログを書いているおいらは、誰に嘘をつく必要もないのだが、最近は、ほぼ毎日、江藤淳の本を読む。

そして、中二病以来、ずーっと江藤淳の本を読み続けてきたのだが、知らなかった; 江藤淳って天才なんだって!!!

知らなかった。

中二病の頃、ひとり気づいて、悩んでいた。 ぬっぽんはアメリカの「属領」だって。

その法的根拠こそ、ひろひとさんが発布したマッカーサー憲法だ。

それを、おいらは、「ひとり」で、気づいた。

ひとりで、大発見だ!と思っていたら、経緯は忘れたが、出会った ⇒ 『一九四六年憲法―― その拘束』。

おいらが考えたついたことが書いてあって、びっくり!した。

それ以来、おいらは、江藤淳読者となった。

■ 一方、中二病の頃読まなかったが、今はものすごいキャリアポルノだなぁ~と読んでいるのが、森嶋通夫 だ。

 30歳  40歳 過ぎて読み始めた。

なぜ、 30歳   40歳過ぎまで出会えなかったかというと、おいらが中二病の頃、江藤淳とは別に読んだのが、福田恒存。

福田―森嶋論争ってのがあって、おいらは愚かにも、福田の勝ち! 森嶋=反日@バカ サヨ @インテリ@亡命者という図式を真に受けて、森嶋通夫を食わず嫌いしていたのだ。

でも、今では気づいた。俗物なおいらが好きな基準である「ノーベル賞候補」というくらい国際的な学者というばかりでなく、森嶋通夫さんは、日帝海軍"将校"だったのだ;

国民の多くが義務だと言われて従軍させられているのに、自分たちだけがそれを忌避するのは背徳的であるから、私たちは義務を果たしたに過ぎない。このような行為は金銭抜きの行為であり、それに対して退職金を支払うのは紳士に対してチップを渡すような侮辱である。 (リンク

▼そして、今夜、改めて確認した;

上記画像の江藤淳・『一九四六年憲法―― その拘束』と森嶋通夫・『自分流に考える 新・新軍備計画論』の本の出版社は文藝春秋社であり、発行人は半藤一利なのだ。

いかに、おいらの脳髄の中の観念が、出版社@編集者@@半藤一利に躍らせたものであったのか、確認した夏至に近い夜であった。

 


(無題)

2014年06月22日 18時46分53秒 | その他


 都内、世田谷区にて。

中華そばののれんの下では、ムックリを奏でる女と弓でおいらを射ろうとする男。

中華とアイヌの連合軍だ(あるいは、コレ)。

こんなところで、名誉ある北海道侵略日帝庶民の出身であるおいら@ネトウヨを待ち伏せていたのか!

恐るべし、世田谷区! ウヨ狩りが盛んなのか! 宮台センセの言うように民度の高い地域だから か????!!!!

■ 今朝のNHK日曜討論で藤原帰一さんが、

「ブッシュ時代のイラク戦争のような戦争やりまくりも問題だが、オバマ政権のようなやるべき戦争をしないのも問題だ」みたいな趣旨を言ったような気がする。"気がする"と腰が引けたのは、藤原帰一さんのtwitterにそのような発言は見当たらないからだ。

ただ、いずれにせよ、リアリズムを求める政治学者の藤原帰一さんは戦争という手段の放棄を是認していないことは確かなようだ。

それならば、藤原帰一さんの思想と日本国憲法の精神との関係を問われてもいいのではないか?

もちろん、藤原帰一さんの思想は論理的である。

藤原帰一さんはアメリカの武力行使=戦争を論じているのだ。アメリカの軍事政策はマッカーサー憲法(日本国憲法)になんら拘束されない。

アメリカは戦争ができる。日本は戦争が禁止されている。

戦争が禁止されている国のセンセが、戦争ができる国の戦争政策を論じているのだ。

つまりは、藤原帰一さんの軍事行使の詳細を含んだ国際政治談議というのは、日本のジャンキーが、大麻が合法なオランダでの大麻カフェのありようについて論じていることに相似する。

藤原帰一さんは、マッカーサー憲法(日本国憲法)とは関係ないアメリカの軍事政策を論じているのだ。

でも、その様相は醜悪ではないだろうか?

なぜなら、「戦争を放棄した」クニの事実上の国立大学の教授さまが他国にちゃんと戦争しろよ!と言っているのだ。

そこで、庶民的感情論を発揮すると、「リアリズムを求めて、戦争という手段の放棄を是認していない」藤原帰一さんはなぜマッカーサー憲法(日本国憲法)の破棄、あるいは改正を声高に主張しないか?ということである。

君(アメリカさん)戦争する人、ボク マッカーサー憲法(日本国憲法)を守る人、って言ってくれてもいいのだが...

その場合、なぜ君(アメリカさん)だけが戦争しなければいけないのか?を説明しなければならない。

  ⇒⇒⇒少しだけ関連する愚記事; ありがとう、アメリカ

 

■ 海賊は山賊をシェルパに雇え!、山賊は海賊の船に乗れ!

尊王よい子のおいらは、毎日、東宮殿下のご無事を祈っている。 今はスイスだ。 山の国だ。 国交樹立150周年!

Googleニュース; スイス 国交150年 皇太子殿下

なんと、幕末の欧米列強との修好条約にスイスも入っていたのだ。 びっくり。 だって、スイスって港ないべさ。

どうやって、ぬっぽんまで来たんだ??? ググれ、カス!

オランダ船に乗ってきたのだ。 すごいな、スイス!

アルペンスキーのスイス=港がない国が、ノルディックスキー=平地で港がある国より先んじて、海に囲まれた山国のぬっぽんに来たのだ。

ちなみに、おいらの故郷ほっけーどうでは、アルペンスキーノルディックスキーも可能である。おもしろいのは、、おいらの故郷ほっけーどうでは、オリンピックでのアルペンスキー競技が火山で行われていたことである。

もちろん本場のアルペンスキーの発祥地アルプス山脈は火山ではない。

ぬっぽんで、アルペンスキーが行われていた=恵庭岳滑降コースは閉鎖された。

滑降スキーは冬のオリンピックの華である。

なお、おいらが、がきんんちょのころ、(元)女子大回転コースで修行した。手稲山、火山である。



ぶどうの木再生日記;第66週目

2014年06月21日 19時28分42秒 | 草花野菜

■今週の麦畑

■今週の聖橋


 都内 JR御茶ノ水駅と聖橋。 駿河台を開削してできた風景。

聖橋の語源がこのとこのによるとネットに書いてある。本当なのか?

そうだとすると、支那[儒教]と恐ろしや[ロシア正教]を地形的に分断するのが神田川―仙台堀であり、かりそめにつなぐのが聖橋(中ソ同盟!)ということになる。

それにしても、俗物のおいらがあの聖橋を渡っていいのか? 誰に許可を得ればよいのやら。

今週は、遠目に見るだけにしておいた。

 支 那 なる [しななる]  聖 なる[せいなる]  闘い渡橋! 戦場に架ける橋!

なお、三河武士とギリシア正教、そして、伊達家家臣とギリシア正教は、これまで愚ブログにて言及したことがある。

 サムライと耶蘇の関係は、おもしろい。

■今週の看猫

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中古厨房、あるいは、池袋北口中華街

2014年06月18日 19時50分39秒 | 東京・横浜

都内新宿区戸山付近にて; 思わず苦笑。 ずぶんにであう=自分 [中古中坊] に出会う@自分探しの旅なぞしていないのに...

■ 池袋北口中華街潜入

池袋北口に華人地域ができていると聞いて、潜入。

特に、見た目の中華は氾濫はしていなかった。ただし、歩く人の多くが中国語を話していた。

林彪、毛沢東、 そして、キム正男; 画像右上。

想像していたより、中華街ではなかった。 この画像の「東京中華街:という赤―黄の支那的示唆だけが目立った。

▼ 中二病罹患期の思い出; 

中古中坊厨房たるおいらは出鱈目英語と出鱈目まんだりんをいささか話す。確かに出鱈目ではあるのだが、我らがぬっぽんずん[@東大出の多くも含むは]のすほんか=資本家は、おいらの出鱈目英語を、出鱈目と判断できずに、つんぐんろーどーしゃ=賃金労働者[1]として雇っている。日本人の多く[@東大出の多くも]は英語を話さないからだ(必要がないなら話す必要はない)。

[1] いわゆる「正社員」においらがなった(落ちた[2])のは40代後半である。生まれて初めて、ボーナスなるものを貰った[2]。

● (さて、ぬっぽん渦中の人=) おぼかた嬢は、いか@さまであると、ついに、どんな不見識者にも、ばれつつある。(僻目人には最初(2月)からばれていたのだが)

されど、御本尊のいか@さまたるおいらは、未だ、ばれていないのだ。 ラッキー!!!

それだけ、ぬっぽんえすたぶりっしゅめんと様の、英語力とまんだりん力は、すごい!のだ...wao

■ おいらの中二病;

ぬっぽんのポーランド化問題を憂慮; 米(NY@NYではないDC)中(PEK)ニ帝時代を予言&煩悶...

自分の存立構造の底の浅さに気づいた。 中二病の頃聞いていた歌;

*八神純子、パープルタウン http://www.youtube.com/watch?v=gUkuDSriCtU

*佐藤隆、北京で朝食を http://www.youtube.com/watch?v=KC8EH3ywQ2k

米中、「G2」時代を予言していたのだ!


[2] おいらの直系男子の御先祖様で「ボーナス」をもらった人は確認できない。彼らは、「ボーナス」をあげたかもしれないが、もらったことはないのだ。御先祖さま、ごめんなさい! [心が負傷の]不肖の末裔で。


江藤淳、『アメリカと私』は、渋谷の東急スカイラインビルで書かれた。

2014年06月15日 18時50分49秒 | その他

(今夜もどうでもいい話です。おいらが気づいた公知情報のメモです)

それは渋谷の盛り場の真ん中にある洋式アパートの一室であった。九月中旬にはアメリカ人学者の一家が来て住むことになっているので、一カ月足らずしか空いていない。それでもよければ、という話である。 江藤淳、「日本と私、- 適者と遊牧民 -」

JR渋谷駅から南平台方面への道すがら

6/1に報告した散歩(愚記事:東京散歩2)で六本木から渋谷駅を抜けて池尻大橋へ向かった。渋谷あたりの画像は6/1の愚記事にあまり掲載していない。渋谷駅を西に抜けてすぐに古いビルが目に留まった。いかにも経済成長期の遺物、昭和の遺物だと感じた。画像も撮った。何よりビルの名前を記録しておくためだ。名前を東急スカイラインというのだ。今も賃貸ししているとネットで知る(賃貸し情報)。もちろんこの建物を狙って行ったわけではない。予備知識なしに歩いていて目に留まったので、記録しておいただけである。もっとも全景は建物に近すぎて眺められなかった。建物全体はこういう風体である。


Google 画像

さて、週末、のんべんだらりんと本を読んでいた。江藤淳、『言葉と沈黙』、文芸春秋、平成四年(1992年)、に書いてあった;

アメリカから帰って来てから、市ヶ谷のマンションを金を借りて買うまでの間だけでも、二回引っ越してるんです。三十九年(1964年)の八月の末ごろ帰ってきてまず入ったのが、渋谷の南平台の東急スカイラインという、わりあい大きな賃貸しマンションでね。知り合いの人がその一区画を持っていて、それを応急に貸してもらったんだけれども、オリンピックがもうすぐ始まるっていうんで広げた前の道路を、夜っぴて自動車がワーワー行ったり来たりする。いまの渋谷の高速道路のところですからね、もう眠れやしないんですよ。 -六十年の荒廃-

一方、この1964年(昭和39年)に2年間のプリンストン滞在から帰国した時の状況は『日本と私』(関連愚記事)に書いてある;

 私たちが借受けた渋谷のアパートはビルの九階にあったが、どういうものか拭いても拭いてもほこりが降りつもって来る。私も家内も、二年ぶりでやっと引き取ることのできた犬も、眠っているうちにほこりに埋まってしまいそうだ。異常渇水がつづいているので高層アパートはしゅっちゅう断水する。その用意にタイル張りの風呂桶に水をはっておいたら、いつの間にかぬけて空になってしまっていた。栓がおかしくなっているのだ。

(中略)

 とにかくなにもしないでいたら干上がってしまう。私は引っ越した晩からほこりでザラザラする借ものの机にむかって、週刊誌の連載読みものを書きだした。それはアメリカ滞在記のようなもので、第一章は「適者生存」というのである。日本の社会だって同じことだ。ただ「適者」になるための条件がちがうだけである。   江藤淳、『日本と私』、初出1967年 朝日ジャーナル、現在 ちくま学芸文庫 『江藤淳コレクション2』に収録。

 

この渋谷、東急スカイラインビルは東京オリンピック前にできていたので、今は築半世紀ということになる。なお、今このビルの詳細をネットで調べると9階建てらしい。つまり、江藤は最上階にいたのだ。どんな風景が見えたのか?記載はない。

改めて、年譜を見ると;

昭和三十九年(1964)三十一歳

(前略) 6月、帰国の途につき、ポルトガル、スペイン、イタリア、フランス、オランダ、ドイツ、オーストリアを経て八月上旬東京に帰る。住む家なく渋谷南平台東急アパート、市川市市川五丁目八十六番地を転々とす。オリンピック直前の東京の変貌に衝撃を受け、心楽しまず。高階秀爾と識る。十二月、都内新宿区市谷左内町三十二番地の分譲アパートに漸く定住所を設ける。十二月よりふたたび「朝日新聞」に「文芸時評」を書く。 
  新編 江藤淳 文学集成5 江藤淳年譜

■ 箱に住みたがることについて;

おいらの 母親 かぁちゃんは江藤淳より7つ歳下である。存命だ。もちろん、江藤とは何ら関係ない。彼女はとにかく箱に住みたがった。そして、今も住んでいる。8階。

おいらは、土地付き一戸建ての方が"高級"だとおもうのだが...。彼女は結婚した20代からずっと箱に住んでいる。今、彼女は箱の一区画を財産として保有し、住んでいる。そんなに好きなのか!箱!と、おいらはあきれている。 

おいらがが小学校に入る前のがきんちょの頃、1970年代初頭、札幌にも上記"東急スカイライン"のような高層マンションがあったのだが、それを見て、こんなところに住みたいわぁと言っていた。さらには近所にオリンピックの選手村として11階建ての箱住宅が建った。彼女の願望がより惹起されたのであろう。果たして、望みは叶ったのだ。

(もっとも、最近気づいたことは、北国の土地付き一戸建ては「雪かき」が大変なのだ。特に、老人には手におえない。だから、集合住宅は楽なであるという一面がある。)

一方、不肖の愚息のおいらはそのうち50歳になろうというのに持ち家とは縁遠い。いかなる不動産をも保有したことがない。そして、実は、今借りている家こそおいらが生まれて初めて住んだ一戸建ての家なのだ(関連愚記事;借景生活)。40歳過ぎるまで、おいらは生まれて一度も一戸建てというものに暮らしたことがなかった。庭というものに初めて接した。縁側にも座った。三日で飽きただよ。縁側が縁側廊下ではなく、ただの沓脱用の台座だったのだ。そして、肝心の庭は踏みにじられもした

そして、ぶどうを育てている。いつか、イエス様認定の立派な「ブドウ園」になれるようがんばっている。


ぶどうの木再生日記;第65週目

2014年06月14日 12時36分36秒 | 草花野菜

■今週の筑波山麓

■今週の草木

 

思いっきり芳香を発している。この木のこの香りはがきんちょの頃から知っている。がきんちょの頃、センズリの後始末にぬかりのないよう努力していた。ある日、この香りが窓越しにやってきたらしい。それを嗅いだおいらは、センズリの後始末にぬかりがあったのか!とびびった。なお、物質的根拠があると知ったのは最近のことだ。たまたま、香りが一緒ということではなかったのだ。

ところで、この香りを嗅いで、過ぎ去りし情事を思い出した、という女流作家による作り話(=小説)はみたことがない。連想の貧しさがベタで、誰もさわらないのだろう。

■今週の「自由」

猪熊弦一郎、『自由』、JR上野駅。 

おいらは、しばしば、上野駅は通過、乗り換えをするが、改札を出ることはめったにない。今週、改札を出たので、猪熊弦一郎、『自由』を拝んだ。1951年の作だ。占領下時代だ。つまりは、occupiedモノということになる。occupiedモノの「自由」!。配給品でなない。猪熊弦一郎の作品だ。

■今週の 諭 吉 精 神


浅草寺の仏像を破壊、サウジアラビア人の慶應大院生(31)

このKO大学の院生、諭吉精神の嫡系に他ならない。

神様の名のある御札を踏んだらどうだろうと思って、人の見ぬ所で踏んでみたところが何ともない。
福沢諭吉、『福翁自伝』

罰 な ん て 当 た ら な い よ !

人の見ぬ所で、というのもミソだ。

もっとも、偶像崇拝撃破なら、こっちを先に粉砕すべきだろう↓
                                     こっち

■今週の看猫


  うめちゃん@ハイデッガリアン=決然としている

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山手線内での 最 高 峰 @ 人造、あるいは、学びの や ま

2014年06月11日 21時46分16秒 | 東京・横浜

 

今週、梅雨の間の非降雨の時期にあたったある日、JR山手線 =国電山手線=E電山手線、の円環内でいちばん高い場所とされる東京都新宿区の箱根の山を参って拝んだ。 44.6メートル [うぃき]

この山は愛宕山と違って、人造の山だ。

ここは、陸軍戸山学校があったそうだ。 そして、今では、測量の実習をやっていた。 JR山手線の円環内でいちばん高い場所の標高を測定しているのだ。なお、思いがけず、猫がぐいぐいくるヤマでもあった。

 おいらの脳内ではこれが鳴っていた;

【軍歌】 抜刀隊 メドレー