デリー、インディアンゲート(インド門)。
大英帝国王の属領であったインド帝国出身の第一次世界大戦での戦没兵士の名前が刻まれている。
ユーラシア大陸のインド半島から、同じくユーラシア大陸のヨーロッパ「半島」くんだりまで連れて行かれて、死んだインド兵士9万人。
先の大戦の日本人死者は300万人で軍人は100万人とのこと。 実に先の大戦の日本軍人戦没100万柱の十分の一のインド人兵士が、自分とは何の関係もない戦争で死んだことになる。
第一次大戦時、大英帝国の戦争に協力すれば、属領の地位も向上しひいては独立できるだろうとの見通しでインド属領民は戦争に参加したと伝えられる。
今、どこかで聞く話じゃないか?
属領の地位は向上したかい?
まだ、財産はたいて、「壷」さ、買ってんでねーべか?
「横田」は、還(かえ)してもらったのかい? (2重の意味があると書いたあと、今気付いた)
他人の戦争で死んでうれしいかい?
というか、ぬっぽん多数派の風潮は、給油なら死なないんだからいいじゃないか、というものだ。
こんな「安上がり」のご主人様への御奉仕で、われらが安泰なら、えーじゃないか!
というものである。
最悪である。 こんなクニは、もう滅ぼせ!
他人の戦争を手伝うほど日本周辺は安穏なのか? 自分の戦争があるだろうに!自分の戦争が!
それにしても、ネットが1990年代後半始まって、「日英同盟が破綻したのは大日本帝国が第一次世界大戦に欧州に陸軍を参戦させなかったからだ」と嘆く人を初めて見たのでびっくりした。 世の中にはいろんな意見の人がいるんだなと驚いた。
■ 横田 を還さない ふたり。
■
すごいことになっちゃったな。 トルコ情勢。 これも発端は米国議会でのトルコ非難決議である。 第一次世界大戦中のトルコによるアルメニア人虐殺事件。米国、まじ、やばい。 9.11の前には、奇跡的に存在する世俗国家、あるいは準世俗国家である、潜在的にはイスラム原理主義国家である、トルコとパキスタンの「庶民」に火を付けて、結果的に、反米的気運が両国庶民には漲りはじめているのは明らかである。
これは、どんなに非難決議を出されようとも(日本の戦時性奴隷非難決議)、どんなに法外な武器買い物ゲームに参加させられても、どんなに駐留軍に自国のオンナが犯されようとも、そもそもどんなに属領支配が続いても、へらへら、夜中に出歩くオンナが悪いと思っている、ましてや、総理大臣御自ら米国大統領と並んで会見し米国会の決議を諒としている、われら・ドレイ民族ぬっぽんずん、と大違いである。
(そのドレイ総理(アベちゃんのことです)は壷を法外な値段で売りつけるインチキ朝鮮カルトとの親和性がとりざたされているが、現在のぬっぽんは法外な、かつ使いもしない、兵器を壷がわりに買っているのである。財産をはたいて尊師さまに貢ぐアメリカ真理教の敬虔なる信徒にほかならない。それに乗じて私欲を満たしていたのが小泉内閣時代の守屋事務次官に他ならない。そして、ドレイの酋長は名誉本国人であるので、最後にシュジンの前でプレスリーごっこを許されたわけである。これも一種の私欲充足ではある。)
トルコ! やっと、自分の「テロとの戦い」を敢行せんとしている。
ぬっぽん! どうだ? てめえで、誰がテロリストが決められねえ。米国さまがテロ国家指定解除とくれば、従うのみ。
ほんと、日本人でよかったね。
おやすみなさい。
インド・デリーのホテルの広告。
ノンベジ(菜食主義でないひと用)は300ルピー、べジ(菜食主義者用)は275ルピー、だって。
■カナダ、スーパーサラダ事件、1997。
ひと昔前、ぬっぽんで職がなかったので、カナダに出稼ぎに行った。英語ができなく、へどもどすることの連続で、笑える失敗、笑えない失敗の山を築くが毎日の業務のように暮らしていた。 そんな中で、今となっては話としてまとまった、わかりやすいもの。
レストランでサーモンステーキを注文した。その時 Supersalad? とウエイトレスの毛唐のねえちゃんに聞かれた。そうか、ただのサラダではない、特別なスーパーサラダがあるのだな。それをいるか?って聞いているんだろうな。うん、いいな。と思い、「Yes, please」と答えた。 怪訝そうな毛唐のねえちゃん。するともう一度、Supersalad? と聞いてくる? なんで、yes, pleaseが通じないのかな?とあせるも、もう一度、I'd like to have the supersalad. と答える。 ますます、怪訝な顔の毛唐のねえちゃん。 ここで、通じさせるため、後追いで、I'd like to have the special salad that is the supersalad!と畳み掛けた。
・・・・(ちょっと間があり)
毛唐のねえちゃんは、ゆっくり言った、Soup OR Salad ?
やっと、わかった。どうやら、スープとサラダのどちらか一方を選べと聞いていたのだ。 これが、おいらのカナダ・スーパーサラダ事件。 ちなみに、スープとサラダのどちらを選んだのか?などその後の食事の記憶はほとんどない。
でも、やっぱりあったじゃん。スーパーサラダ。インドに。
●小谷野センセが10/26付けで書いている;
上野千鶴子には、本になっていない連載がある。『群像』に、1996年6月から98年4月まで、一回の休載を含めて22回連載された「百年の孤独」である。これは上野のメキシコ滞在記だが、当時私は小説だと勘違いしていた。その後本にならないので、『群像』編集部に電話して「いつ本になるんですか」と訊いたら、女の編集者から「知りません!」と言われた。工藤美代子が『潮』に連載した上山草人伝も本になっていない。それぞれ何か理由があるのだろう。
その第一回で上野は「わたしの親は封建的だったものだから、結婚するまでは処女でいろと・・・」と発言した人に「近代的だったものだから」と訂正させた話を書いている。
まつがい。
単行本になっている。上野千鶴子、『国境お構いなし』、朝日新聞社、2003年。
Amazon、 Usedで1円。
正確に言うと『群像』の連載「百年の孤独」(3回分が載っていない)と、連載「百年の孤独」以外の雑誌掲載文と書き下ろしから構成されている。
スーパーサラダと何の関係があるのだ?という点で言えば、上野の『国境お構いなし』には上野自身の英語獲得事情が書かれている。大人になって業務上英語/「優越的」外国語を習得しなければいけない現実、とその現実の合理化。
例えば;
帰る場所を失い、せとぎわの気分でアメリカにわたった亡命者や難民は、ほかの選択肢がないからこそ、ひとかどの仕事を英語圏でなしとげるのだろう。そういう非ネイティブの人材を受け入れ、その貢献を自らの社会に組み入れるアメリカという社会も、ふところが深いといわねばならない。
▼なお、小谷野が着目する、処女性尊重の由来の話も単行本に載っている。
■小谷野の「目指すは大佛次郎賞と朝日賞あたりだろうな。」という認識は、大仏=朝日文化人を穿っていて、よし。
愚記事:ねこばか作家の記念館 -横浜①-
問題は、上野が愛猫家ってことか?だ!(←なんでやねん。)
■記憶は編成・偏性・変性・変成していることが多いのだが、あの頃、ソ連がアフガニスタンに侵攻し、イランではホメイニ革命が起きた。
そして、ぬっぽんでは、久保田早紀の『異邦人』が流行っていたのだった。
源田実も出ていた参議院選挙があった。戦記物に耽溺していたおいらは、本に出てる、あの真珠湾攻撃の、歴史上の人物、源田実が今日現在活動していることに本当に驚愕した。
そんでもって、別途、おいらは、ぬっぽんが米国の属領であると気づいたのであった。
ただし、この頃はまだ源田が戦後は、ルメイのポチであるとは知らなかった。
源田は選挙戦において、ぬっぽんもぼやぼやしているとアフガニスタンのようにソ連に侵略されちまうんだぞ!と主張していた。
おいらは、ただ、現在のぬっぽんこそ、アメリカの「アフガニスタン」だろうと一人で突っ込みをいれていた。 まだ ちんげ が生えてない頃だった。
なんだこりゃ↓ おもしろすぎ。
YouTube 異邦猫
砂糖菓子、Petha. かぼちゃとレモンと砂糖を煮詰めたもの。
Petha reccipe
味は甘すぎず、かすかに酸っぱい。食べたときから柑橘系の果物の汁が入っているだろうなと予想はついた。が、かぼちゃ入りとは想像もつかず。
量り売り。これくらいで10ルピー(30円)。
新聞紙で作った袋に入れてくれる。
デリーのタルガー(聖人の墓)、ニザームッディーンの門前の物売り。 何を売っているのか不明。でも、食べ物ではなさそうだ。スポンジみたいなもの。
■帰りのJALの音楽。70年代のヒットソングにヒカシュウの『20世紀の終わりに』があって、びっくり。約30年ぶりに聞く。おいらががきんちょの頃、奇天烈な歌だなーと思い、その当時20世紀が終わるなんざ遙か遠い将来のように感じた。21世紀なんぞになっちまったことに改めて驚く。 それより、何よりこの曲ヒットしたのかよ!?
あった↓。
YouTube ヒカシュー、『20世紀の終わりに』
あった②↓
初音ミクをアプライしているやつはいるし...初音ミクのヒカシュー 20世紀の終わりに
●20世紀の終わりに インドJAL便廃止;
今年10月からJALの成田・デリー便は週3便から週6便に増発した。一方、エアーインディアの日本・インド直行便も就航する。昨今のインド経済ブームの帰結に他ならない。しかしながら、20世紀の終わりに、つまり1992年にJALはインド便から撤退した。今から思えば冷戦終焉時であり、「グローバリゼーション」などなるものがこの地球を覆うとは考えも付かなかった最後の時期なのであった。
本当、世の中は変わるものだ。