いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

今日の看猫2011/6/30 「あぢぃ」、あるいは、大きなものと小さなもの

2011年06月30日 19時45分40秒 | ねこ

あぢぃ、と訴えるうめちゃん。

■大きなものと小さなもの

  

豆で終わらない。極豆があるのだ。⇒商品説明、●ハンドルが折り返せるのでかさばりません●極豆。

お豆さんの極豆の下限は何ミリなのか?確認できなかった。でも、下限は、代替材と想定される"ただのクリップ"との競争によって決まると考えられる。がんばって!経済学。

「お豆さんの"極豆"程度の下限は何ミリなのか?」の文章に前提を明示すると、「お豆さんの商品として市場で成り立って存続できる大きさの下限は何ミリなのか?」ということである。

 

と、ぬんげんが小さいおいらが、言ってみた。

 

 

 

 


今日の看猫2011/6/28、あるいは、敵役(かたきやく)について、幻のデカルト-天皇ライン

2011年06月28日 20時21分55秒 | ねこ

うめちゃん。 

敵役(かたきやく)について、幻のデカルト-天皇ライン

週末にのんべんだらりんと本をながめていたら、ずぶんを見つけたょ。やはり、遠いところに自分探しに出かけなくてもいいのだ。

  どうせおいらはインチキですよ!

古田博司、『新しい神の国』から孫引き。丸山眞男の言葉;

 ::むしろ、一般的に申しますと、日本で偽悪というのは、逆説的に、しばしば偽善の効果を持つことがあります。日本の風土では批判的な思考が弱いでですから、自分の姿勢をいちばん低くしておいて、どうせおいらはインチキですよ、と最初に言っておくと、寝そべった姿勢は重心がいちばん低いですから、いちばん安定しているわけです。そういう安定した位置から、理念とか理想とかを求めようとする、背伸びした生き方を嘲笑するというのは、よく見られる風景であります。江戸の「町人根性」以来の、これが一つの処世術です。::

出典は、丸山眞男、「福沢諭吉の人と思想」、丸山全集15巻、1996年、だそうだ。

ん~、すごい。そして、びっくり。のんべんだらりんと本をながめているだけじゃだめだゾ!とちょっぴり思う。でも、おいらは、寝そべってばかりいないんだぞ。安定した位置ばかりにもいなんだぞ。高いところに登ってがんばってバイトしたりしてるんだぞ(愚記事 やっぱり、おいらは、高踏派

■やはり、昭和の成仏のために、がんばってみよう。寝そべりから帰って、背を伸ばして本をながめる。刈部直、『丸山眞男』にある。朝鮮での、大日本帝国陸軍二等兵の丸山眞男さんの姿。

 ::下士官や上等兵から始終殴られ、たとえば点呼のさい、「朝鮮軍司令官板垣征四郎閣下」とよどみなく叫べるか否かまできびしく咎められる。::

かわいそうな、眞男。でも、丸山はその叫んだ「朝鮮軍司令官板垣征四郎閣下」が天皇から「どうも頭が悪いじゃないか」と言われたとは、この時、知らなかったのである。かわいそうな、眞男。

そして、平成になっても、そしてはとっくに死んだ後なのに、「丸山眞男をひっぱたきたい(Google)」ムーブメント(?)が出来(しゅったい)。かわいそうな、眞男。

でも、この平成の「丸山眞男をひっぱたきたい」ネタ騒動は、何度めかの「丸山眞男バッシング」である。ひとつは、大学紛争の時らしい。この時、実際に丸山が殴られたのかは知らない。もっとも、吉本隆明による批判がそれに先立つらしい。一方、戦後3度目?の「丸山眞男バッシング」である1980年代中ごろ、加藤尚武が雑誌『諸君』で、この1960年代末の大学紛争時の丸山受難の模様を報告し、そして、別の視点から、「丸山眞男をバッシング」していた。つまり、丸山の西洋理解なんてものは浅薄なんだと。チェルノブイリ原発事故の頃だ。おいらもみた。

    

つまり、丸山眞男は、なぜかしら、連綿と「敵役」になってきたのだ。受難する眞男。

▼そんな、丸山眞男の「敵役」は「天皇制」だ(刈部直、『丸山眞男』から孫引き;)。

 ::敗戦後、半年も思い悩んだ揚句、私は天皇制が日本人の自由な人格形成―自らの良心に従って判断し行動し、その結果にたいして自ら責任を負う人間、つまり「甘え」に依存するのと反対の行動様式をもった人間類型の形成―にとって致命的な障害をなしている、という帰結にようやく到達しやのである。(「昭和天皇をめぐるきれぎれの回想」、全集15巻)::

ところで、丸山眞男は1978年に、日本に来たフーコーに会っている。ちなみに、フーコーは吉本隆明にも会っている(⇒蓮實重彦と猿たち)。誰の入れ知恵のバランス感覚なのだろう?丸山眞男はフーコーとの会見の感想を述べている;

 ::彼らがやっていることは全部反デカルト主義、つまりは近代合理主義の告発だね、ところが話していると、ヨーロッパのカルテジアニスム、デカルト主義の伝統の重さと強さがやりきれないほどこっちにも伝わってくる。必死になってそれに反抗しながら、デカルト主義に深く制約されているわけだ。だから反抗を通じて同時にそれを再生させているわけね。::(再び、刈部直、『丸山眞男』から孫引き)

ん~。穿っている。

そして、その穿ちは、デカルト主義⇒天皇制、ヨーロッパ⇒日本に変換することを促し、自分のことを考えることを要求するに違いない。そうだとしたら、フーコーが自分の"文明"を暴露、解明したほど、丸山眞男は「天皇制」を暴露、解明したんだろか?そして何より「天皇制」を代替する政治体制を築いたんだろうか?もちろん、ゼロである。何の実績もない。

今日の「天皇制」の一端は、原子力村(もちろん、東電労組出身者が会長だった連合、今回大本営発表垂れ流しのマスコミも含む)の人々の"思想"と挙動だ。自らの良心に従って判断し行動し、その結果にたいして自ら責任を負う人間、つまり「甘え」に依存するのと反対の行動様式をもった人間では全くないよね。で、その原子力村のアドミニストレーターの少なからずは東大法学部の御出身だ。菅首相のきわめて少ない理解者が江田五月で、丸山の弟子らしい。元科技庁長官だ。つまりは、原子力政策を黙認してきた政治家だ。ご愁傷さま。

と、嫌味を書いて、理念とか理想とかを求めようとする、背伸びした生き方を嘲笑してみますた。

 

 

 

 

 


すれすれ; アンダルシアのバス

2011年06月26日 16時03分42秒 | 欧州紀行、事情

- キチガイっていうから、キチガイになった、 ikagenki -

 

  

 

■― 太陽は、わたしの頭の中を思想のかわりをする鉛で満たすと同時に、わたしの頭を空っぼにした。アンダルシアは美しく、暑く、そして不毛だった。わたしはこのアンダルシアをその隅々まで跋渉し尽した。 -

― わたしたちがこうしてアンダルシアの道々を歩き回ったのは一九三四年の夏だった。どこかの村でいくらかの小銭を恵んでもらった後、わたしたちは夜も田舎道を歩きつづけ、道端の畦道の中で眠った。わたしたちはきまって犬に嗅ぎつけられた ―わたしの臭気までもわたしを他の者とは異なる存在にしていたのだ ― 、犬どもはわたしたちが農家をあとにするたびに、そして農家に近づくたびに吠えかかった。
「入ってみようか?それともよそうか?」と、わたしは、石灰の塗られた土塀に囲まれた白い家のそばを通りながら自問する。

 ジャン・ジュネ、『泥棒日記』(朝吹三吉訳)

 

*1;野暮な註釈をすると、一九三四年の夏とは、20世紀中~後半を象徴づける革命と戦争、そして冷戦への一里塚、つまりはアカ(共産主義)とクロ(ファシズム)の相克のミニチュア的縮図であったスペイン内戦(wiki)の始まる直前である。

関連しない愚記事;ジャック臼井、ひまわり畑に死す


毎週、ぶどうの木の画像を撮っています; 10週目

2011年06月25日 09時12分03秒 | 草花野菜

 

 

まだまだ咲いてるふぐり;

 

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お使い行った-大阪・大正; うちなんちゅう、超国家、そして、わしたポーク

2011年06月23日 20時26分37秒 | 国内出張・旅行

バイト先で、大阪にお使いに行け!といわれた。大阪、大正。おいらは大阪の土地勘はゼロ。生まれて10回も行ったことがない。今、5回も行ったことがないと書こうとして、記憶をたどり、指折り数えると5回はあったかもしれない。でも、大阪の地理は全くアタマに入っていない。地図も確認せず、お使いに行く。なぜなら、地図を見なくても、お使いに行けるからだ。相手さんがJR大正駅に向かいにくるので、行けばいいのだ。地図も見ず、yahoo路線で検索して、その行程に従いたどり着く。すごい行動だな。全然、アタマ使ってない。

降り立っただよ、大正駅。途中の車中は読書時間。これだから、お使いは止められない。相手さんと待ち合わせ時間までの10分ほど駅の周辺を歩く。予習なしでいきなり。昭和の成仏のためにがんばっているおいらも大正を見聞した。見ただよ;

   

 

うちなんちゅう。

 

おいらのひいおじいさまは、大日本帝国下における、名誉ある内地食い詰め者である。食い詰めて、とーほぐから、北海道さ、来たらしい。20世紀に入って間もなくのことだった。 (そして、今、ひ孫のおいらが食い詰めて、内地でバイトに励んでいる。南の島にもバイトでお使いに行ったりした)。だれにでも、遺伝子上のひいじいさんは4人いる。おいらの場合、彼らの出身は、秋田、新潟、高知、富山など。今の都会の若い子は先祖が多岐にわたるというのは珍しくないだろう。でも、おいらの世代(40代)では、北海道出身者以外、このハイブリッドさは結構めずらしいのではないだろか? そして、ハイブリッドはハイブリッドでも、食い詰め者どものハイブリッドだ、すごいだろう!

話が大阪のうちなんちゅう物語に戻る。うちなんちゅうの食い詰め者群が大阪に来たのも、20世紀初頭らしい。南の島のソテツ飢饉と呼ばれる生活難と内地、大阪の第一世界大戦の好況による人手不足があいまった結果だ。ちなみに、沖縄&移民で検索すると、大阪への「移住」は移民扱いではなく、出稼ぎ・移住となっている。沖縄の「移民」扱いはハワイを筆頭に"外国"に限られているようだ。大阪、大正地区へのうちなんちゅう"移民"は2万人。大正区の住民の1/4が沖縄系住民らしい。

 

(ところで、今の沖縄県知事さまの情報をググると大阪育ちらしい。もちろん、名前からして琉球人なんだろう。そして、東大⇒通産のエリートさまなので、琉球のえすたぶりっしゅめんとさまなんだろうか?と以前は勝手に思っていた。あるいは、食い詰めうちなんちゅうの中で裕福になったグループの家系なんだろうか?)

 

↓大阪における"沖縄系店舗"の分布状況;(出典:真鍋一弘、「大阪市大正区における沖縄関連店舗の立地展開」、立命館地理学 第17 号 (2005) 87 ~ 99、)

 

そして、大阪の大正地区のうちなんちゅうの文化、伝統の継承が盛んだったらしい。三線と沖縄方言。ある時期まで、大阪の大正地区のうちなんちゅう系のがきんちょは、三線と沖縄方言をたしなんだらしい。沖縄方言が失われた"母国"・沖縄に彼らが行って、三線と沖縄方言を披露した。「沖縄では方言はもちろん,子供は三線も知らない,で,大正区の子供が三線を弾くとはすごいことだという話になったというほど,大きなインパクトを与えた」らしい[pdf, 重いょ!;大阪市における沖縄出身者のまち――集住・差別・まちづくり]。

 

おいらのじいさんまでは、札幌で%&県人会に入っていたけど、おいらは内地の伝統・文化を教えてもらったことなぞ、全くないょ。

何より、内地でのご先祖さまの出身地って行ったこともない。そもそも、知らない。

 

知らなかったょ、variety meatって英語。和製英語だろうとネタとして画像をとった。そしたら、臓物って意味だった。

"放るもん"だから、thrown meat じゃないんだ (なわけねーよ)。

 

●そして、超国家;

▼うちなんちゅうポーク;

そんなしてたら、沖縄産スパムを見つけたょ(⇒関連愚記事;ポーク玉子 (ポーク卵))。

 

 

 

 

 

 

 

 


Devil In Her Heart; 悪魔の面目躍如、あるいは、お京はんの時代に...

2011年06月21日 20時55分54秒 | 日本事情

日本科学「 世間  村」の尊師であらせられる野依センセが「京」の字とともに写真に写っていた。 

なんだべと思いニュースを見た。

福島第一原発から放出された放射能が 77京ベクレル になったお祝いなんだべか?と思った。

そうしたら、蓮舫センセに殺されかけたスパコンが世界一になったとのこと。そのスパコンの名前が「京(けい)」なのだ。

もちろん、京は、10の12乗の桁を示す支那文字にほかなならい。 上記画像を読み込むと、K computerとある。 alphabeticallyにKの順番を、指折り数えてみると、11番目だった。残念だな、京=Kの"しゃれ"。

やはり、食税科学技術従事者の方々の感想は「ざまみろ!蓮舫」、やっぱり「本当に何も科学のことはわからない女の子が出てきて、ガーガー言うことではない」ことだったのだ。「最初からすっこんでいればよがったのだ!」というものだろうか?

Death valleyでがんばっているおいらは、天邪鬼なので思う。蓮舫なくしてスパコン「京」の世界一なし。

愚ブログで何度も掲載するこの画像。

この時、インタビューで江崎玲於奈センセ(画像最左の酔っ払い風のじいさん[失礼!])はおっしゃいました;

「いままで科学は優遇されていたが、それが通らない時代になった。英語には Devil's advocate (議論を活発にするためわざと異議を唱える人)という言葉があるが、今回はわれわれが考え直すいいチャンスだ。」と言ったと報道されている。

Devil's advocateこそ、悪魔の代理人に他ならない(関連愚記事⇒悪魔の甘えたボンボン代弁者)。


そうなのだ、蓮舫センセは立派な悪魔の代理人だったのだ。その結果として、蓮舫センセに殺されかけたスパコン「京」が世界一になったにちがいないのだ。

憤激・闘争={憤/奮}闘して世界一になったのだ。

でも、肝心なあの論理はまだ未解明だ。

「2位じゃだめなんですか?」

今回、世界最速の計算速度を示したスパコン「京」の計算目的が報道されていた;

スパコンが太陽電池の開発津波のシミュレーションに欠かせない、とのこと。

一昨年度、事業仕分けで殺されかけたときの計算目的は;

それにしても今日のテレビ報道番組でも、スパコンが新型インフルエンザのワクチン開発に欠かせないなどと巻き 返し派の工作情報を流していた。全然わかってないね。予算乞食さんたち。そういう戦略性がない、一貫性がない、素人を口先でだます、その場しのぎの対応こ そが元凶なんだよ。今回の仕分け作業ではそういうtax eaterのずさんさがわかったのは良いことだろう。(⇒愚記事;(無題))

何のことはない、世間の事情で重要そうなものをターゲットにしている振りをしているのだ。

●何のための技術か? スパコンて高々手段だろう。2位の性能じゃ、太陽電池の開発津波のシミュレーション ができないのだろうか?1位だとできるのだろうか?

 

1位とか2位って、所詮人類での物差しだろうに。手段である技術は、その目的に合致してナンボである。1位とか、5398位とかはどうでもいい。

Death valleyでは、普通、性能世界一がスタートだ。でも、その世界一の性能をひと桁もふた桁も上げないと、ブルジョアさまには認めてもらえない。

 

「1位でも、ダメなんです!」、ってなことは茶飯である。

 

あ~はるかなる、京! 10の12乗。 (連想・妄想が暴走して、口さがない童って、10の12乗個の「ひとこと多い」を発すると思うと、これまた、遥かなり!)

"鬼神に恥じぬ勇ある、古今無双の英雄"さんは、言ったそうです。「人を相手にするな、を相手にせよ!」と(⇒Google)。

 

(でも、皇さまが震怒しちゃったんだけど...やはり天を相手にしていたのだ。恐るべし!鬼神に恥じぬ勇⇒関連愚記事;屯田兵、北へ南へ。あるいは、賊軍・官軍。と蛇足)

 

おいらは、日頃からブルジョアさまから言われている;「人を相手にするな、市場を相手にせよ!」と。

 

ブルジョアさまは、賢明にも、知っている。チャンピオン・データとやらの、虚ろさを。

 

一方、報道はいう;

理研機構長で次世代スーパーコンピュータ開発実施本部の平尾公彦副本部長は、「東日本大震災で、非常に大きな被害を受けた方々に希望を与える意味で、世界1位の意義は大きい。 わが国の原動力はものづくりにある。『京』を日本復活の起爆剤にしたい」と述べた。 (⇒出典記事

科学技術は元気の素のためにあるのか?

そして、お京はん、の時代へ...

    

チェルノブイリ   ふくすま      理研-FUJITSU、「京」

She's got the devil in her heart !

▼  devil in her heart beatles

↓ 現在、 リンク切れ; 上リンクで行って、聞け! 

THE BEATLES Remasters! /// 12. Devil in Her Heart - (WITH THE BEATLES) - (MONO Remastered 2009)


ゆでガエルなんだなぁ~、無自覚性洗脳障害、あるいは、幇間古新聞

2011年06月19日 14時40分51秒 | 日本事情

新聞もテレビも見れないおいらは、ある事情故、古新聞を使う。 事情って、別に大したことではない。愛猫のうんこ処理のために使うのだ。定期的に仕入れている、っていうか、恵んでもらっている。

過去しか眼中にない、おいらの愚痴人生、Resentiment、すなわち、(過去を)再-感受する、という本義にふさわしく、時間遅れの新聞サマが眼中に入る。3/18の新聞を見た。

そして、日本全体がゆでガエル状態にあると、おばかなおいらもやっと気付いた。チェルノブイリの10%~の放射能を大気に撒き散らした後でも、ぬっぽんのえすたぶりっしゅめんと・ますこみサマは、こういうことを報道してきたのだ↓;

↓ 2011年3月18日の毎日新聞;

  ⇒この記者サマ、有名らしいです⇒Google

 

↑チェルノブイリの10%~の放射能が撒き散らかされた直後、福島で安心してゆっくりご飯を食べました、だとさ。

「被災者にとって的確な情報がいかに重要かを物語ったっている」

的確な情報って、デマでも、安心できるならそれでいーやっていう情報のことかね?

(でも、署名入り記事、ましてや顔写真入り、という点はご立派だ。そして、万が一の場合のための"逃亡"手段と資金は確保しといた方がいいよ。身(分)の安全のために。 と匿名の卑怯者のおいらが、つぶやいてみた)

■やはり、ぬっぽんえすたぶりっしゅめんとさま連中がカルト集団化しているのだ。そして、集団ヒステリーを起していたのだ。「安全に違いない!」、「 危機を煽るデマに気をつけろ!」

だけんども、おめぇーさんたちが、一番ご立派なデマゴーグだったんだょ。毎日新聞さま(に限らず、東電なみの高級取りの大手マスコミさま)。

こんなこと今更いうのも、おいらが、知恵遅れで、無自覚性洗脳障害にかかり、ゆで状態を感知できなかったからだ。

それにしても、すごいな、ぬっぽん。

■田中康夫は、政官業学報のペンタンゴンによる翼賛体制を批難してきた。

今度の原子力発電所事故で、典型的に露わになった。特に、これまで庶民には明瞭には見えてこなかった、学報、つまり学会・アカデミズムと報道/大手マスコミ・ジャーナリズムのまぬけさが暴露された。暴露というか、今でも、報学の大本営発表、御用報道、翼賛報道にまどろみ、その虚ろな自尊心の崩壊を食い止めようとしているぬっぽんずんも多い。ゆでガエルなのに...。

その典型こそが、原発依存の電力業界の政官業学報のペンタンゴンによる翼賛体制に他ならない。何が腹立つかというと、電力料金という事実上国民全員が広く負担し、その総額が甚大となるお金をいくらか撥ねて(ピン撥ねして、掠めて)、政官業学報のペンタンゴンによる翼賛体制受益者が甘い汁を吸っていることだ。"ビジネスモデル"はピン撥ねのからくりとしては実にうまくできている。なぜなら、この税金を払っていなくても、電気料金を払っていないひとは事実上いないからだ。

いやぁ、すばらしい。マスゴミも、その一端に食いつき甘い汁を吸ってきたのだ。皮肉なのは、電気料金を払っていないひとは事実上いないけれど、新聞を取らない人、すなわち新聞代を払っていないひとは最近激増している。その穴埋めに、電力会社からの広告費はのどから手が出るほど欲しかったのであろう。原発が安全に見えてくるのもやむを得ない。そして、事故っても、大したことないに違いないと、これまた、見えてしまったのも不思議ではない。「ひそかに情を通じ、これ(広告収入)を利用して」きたってことだ。

▼でもさ、この政官業学報のペンタンゴンによる翼賛体制の別例は、おいらは指摘してきた。惑星探査機「はやぶさ」の惑星科学的意義なぞ、ほとんどないんじゃないか?JAXAは、サンプリングしてきた試料じゃ、太陽系の起源なぞの解明にはなりゃしないと"分かって"いて、情報操作してきたのだ。今回の東電・原子力保安院・政府と同じ体質で、同じ構造であるとおいらは、改めてほざきたい;

NHKをはじめ大手新聞社などを情報操作で"大本営発表"を垂れ流しさせる当局、

そして、ご同伴の幇間"ジャーナリズム"が、である。

そして何より、日本人の主流派?が、科学や技術を当事者のエピソードなど"浪花節"という枠組みでしか認識できないことが残念だ。

今回の『はやぶさ』をNHKのプロジェクトXのごときに物語化して報道していた。

あげくのはてが、根性!だ。

唖然とする。

愚記事; 試料採取目的惑星探査機『はやぶさ』の残念について 

関連愚記事; 「現場はぎりぎりのところで一生懸命がんばっている」けど、紛失しちゃった!

       ;塵(ちり)で筑波山がわかるのか?イトカワって筑波山より小さいのね、知らなかったわ。

 

金儲けへの意志を侮るなかれ

  

ブルジョアさまのメディア、株式会社PHP研究所(ピーエイチピーけんきゅうじょは、パナソニック株式会社の創業者である松下幸之助によって創設され、出版事業を主体に行っている出版社のの雑誌『VOICE』では、多くの大手メディアがそうであるように、電力会社のちょうちん記事を載せていた。でも、原発事故で消えた。当然広告収入も減ったのだろう。

でも、金儲けへの意志を侮るなかれ!

一方、ブルジョアサマの情宣局筆頭であるフジサンケイグループの扶桑社の新刊は、あの小出センセの『原発のウソ』だ。扶桑社といえば、あの『新しい歴史教科書』の教科書としての出版をあきらめた出版社に他ならない。理由は学校で採用されないからであった。やはり、商品たる本は売れてなんぼである。

週刊ダイヤモンドで、コラムニスト林操さんは指摘している;

       

不屈で          アカからウヨに変節して、

万年助・手/教、    東大教授、だけど、 

売れた!        売れなかった!  

 

 

 

 

 


毎週、ぶどうの木の画像を撮っています; 9週目

2011年06月18日 07時31分53秒 | 草花野菜

 

きゅうりの花と芽が出たエンドウインゲン

 

 

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こだまするヒステリー、あるいは、「どうも頭が悪いぢやないか」by ひろひとさん

2011年06月16日 05時54分04秒 | 日本事情

2009年晩秋、事業仕分けで "しばき" に遭い、逆上して集会を開いた科学者(高級)サマ

(愚記事; やはり、陶酔権干犯問題だった。  )

■【前菜】

― 「どうも頭が悪いぢやないか」とまで述べた ―

科学などに特に興味のないおいらの第一の任務は、やはり、昭和の成仏のために闘うことである。先日本屋に行ったら、古川隆久、『昭和天皇』というそのまんまの本を見つけ、購う。そして、懼れ多くもひろひとさんに「どうも頭が悪いじゃないか」と言われたのは、陸軍大将でのちにいわゆる「A級戦犯」として処刑された我らが板垣征四郎さんである、と知る。当時陸軍大臣。つまりは、天津租界事件で大英帝国の利権を損ね、さらには国内での反英機運を生じさせたことにひろひとさんは怒ったらしい。

さらに天津問題に関しての板垣の返答ぶりに怒った昭和天皇は「どうも頭が悪いぢやないか」とまで述べた(『原田日記』七月六日)

(古川隆久、『昭和天皇』)

⇒愚記事;律儀に「板垣」の印鑑(はんこ)! 泣けるね!

■【主菜】 ヒステリー呼ばわり

自民党の石原幹事長が反原発運動を集団ヒステリーと罵倒した。その約1週間前にラジオで、東大医学部のセンセであらせられ、放射線医療が御専門の中川恵一さんは庶民の放射能への過敏な行動をヒステリーと言っていた。中川センセは、自分の使命は無知蒙昧で情報が不足し、あまつさえ誤解し、しまいにはヒステリー状態になる庶民に正しい啓蒙が必要であり、それを実践することである、という信念をお持ちのようだ。

マスメディア多く出て情報提供している中川センセは、原発事故以降、すっかり庶民にも広く知られいる。はっきり言って、毀誉褒貶である。毀貶の方は、ネット上でも多くのつっこみがある。(⇒参照

先日、6/10(金)の朝、ラジオで初めて中川センセのお話に接することができた。TBSラジオ、生島ヒロシの番組。そのコーナー("うるおい生活講座")はちょうど3カ月前の3/11の早朝は木元教子が出演して「原子力はクリーン!環境にいいんですから!」とご主張されていた。電気事業連合会あたりがスポンサーのコーナー枠なのだろう。地震での原発事故以来、電力CMはなくなった。原子力村の宣伝資金でうるおい生活をしていたTBSは、今は、火消し系のコメンテーターをしばしば出している。ACの広告で補填してもらっているのだろう。それで、先週が中川恵一センセだった。

 

物静かな語り口で上品に説を説く。カンサンジュンセンセにも負けないくらいだ。その上品な口調で「庶民の放射能への過敏な行動をヒステリーです」という。あたかも、山の手の紳士が、困った下町や田舎の悪ガキに、児玉清風に異を唱えるような物言いであった。

 

でも、おかしい。具体的には、福島県の放射性物質が降ったであろう地域のおかあさん方への苦言。「今だに長袖の服を子供に着せて、放射性物質を体に付くのを防ごうとしているおかあさんがいます。無意味です。なぜなら、もうすでに大気には放射性物質はないからです。」とかいう。

 

でもさぁ、地表に落ちたセシウムは、塵や粒子となって、乾燥すれば、砂塵に乗って、人間に当たるんじゃないかなぁ。素朴な疑問。

 

ネット上でも多くのつっこみで面白かったのが、「中川センセは今回の放射能のリスクは喫煙や飲酒に比べ低いです!と言っているが、子どもは喫煙や飲酒しないしぃ~!」というのがあった。

 

中川センセとか、なんか変。どういう風に変かと考えるに、理解が概念理解なんだよ。放射性物質が放出されて以来どういう形態、つまりは化学種、何に含有されるのか、濃度、移動のメカニズム、安定性、などなど言葉でいうとこれらなんだけど、もっと現象的理解っていうものが感じられない。放射能なら放射能。その属性はベクレル、シーベルトに偏執。つまりはものごとを現象的に理解することができず、自分がもっている概念でのみ理解する。

 

その例が、上記が、「子どもは喫煙や飲酒しないしぃ~!」である。中川センセの脳には、人間が被るリスクのリストに・被曝や・飲酒・、・喫煙が概念としてあるのだろう。そしてないのが、"人間には大人や子供がいて、その大人や子供は飲酒・禁煙したり、ほとんどしなかったりする"(条件Z)。中川センセの 東大秀才脳 にはこの条件Zがプログラミングされていないか、あるいは、演算の時に呼ばれないのであろう。せっかく、東大秀才脳がフル回転しているのに。

 

でも、こういう反論も中川センセに届いているのか分からない。なにより、たぶん、こういう反論というか素朴なつっこみは、中川センセにとっては"口答え"にしか思えず、ヒステリーを起こしたかわいそうな人たちのリアクションなのだと思っているのだろう。だから、上記の「ヒステリー」発言がでる。

 

でも、いいじゃない、ヒステリー。予想もしなかった仕打ちにあって、恐慌状態に陥る庶民たち。

 

これは、一昨年、事業仕分けにあって、逆上、いわば"予想もしなかった仕打ちにあって、恐慌状態に陥"った科学者サマたちみたいだ。

 

こだまでしょうか?  おまえたちはヒステリーだ!、といったら、そっちこそヒステリーだろう、という言う。

 

そして、その時も科学者サマたちは「愚民たちの政治によって、崇高な科学がつぶされるのだ!」、「本当に何も科学のことはわからない女の子が出てきて、ガーガー言うことではない」、 「歴史の法廷に立てるのか!」と叫んだ。たぶん、高級科学者サマたちは、事業仕分けをする輩は、「どうも頭が悪いぢやないか」と考えたに違いない。

 

そして、「庶民に正しい啓蒙が必要だ」と思ったのさ。庶民は科学的知見に欠如している。科学者サマが啓蒙しなければいけない。はたまた、科学者サマは本業で忙しいので、サイエンス・コミューニケーターとやらに役目を押し付けろ! こんな具合さ。 サイエンス・コミューニケーターの頂点には、リーダー様が必要だ。みんなで、リーダーサマをfollowして、御宣託を拡散だ!"メルトダウン"なんて起きてるはずないぞ!チェルノブイリと全く違うんだ!などなど。おバカの 啓蒙の連鎖が広まった。やはり、「どうも頭が悪いぢやないか」....。

 

たとえば、大学教員らしい? おバカブログ 科学者サマブログ;放射性物質はある程度もれている。ただし、量が少ないので放射性物質の拡散範囲が広くなればなるほど、人体への影響がすくなくなる、って、この時点で大気中だけでチェルノブイリの10%~の放射性物質が撒き散らかされていた。表題は、の理解。なして、裏も取らず、つまりは科学者の本義である生データを確認する、あるいは理論的根拠を示すということをせずに、の理解を拡散させるのだろう?そんな大そうな「」サマなんだろろう。まぁ、それは勝手だが。なぜなら、私の理解を披露することを禁じる法令はない。表現の自由!なにより、本ブログが、愚考を披露している。でも、哀れなのは、大学教員らしい?ブログということで、それをfollowする人々。性格はいいんだけろうけど、情弱で無教養な若輩の方々。ぬっぽん、ってこういうクニなのに....。 おバカブログ 科学者サマブログなぞfollowして、やはり、「どうも頭が悪いぢやないか」....。

 

【デザート】 静かに「理性」を発揮する御大たち; それでも原発技術をやっていくんだ!

・"ノーベル賞"益川敏英 大センセ@女性蔑視物理学者;益川さんは原子力について、長い目で見れば「かなり有用だと思っている」と話した。

・吉本隆明 大センセ; 「動物にない人間だけの特性は前へ前へと発達すること。技術や頭脳は高度になることはあっても、元に戻ったり、退歩することはあり得ない。原発をやめてしまえば新たな核技術もその成果も何もなくなってしまう。今のところ、事故を防ぐ技術を発達させるしかないと思います」⇒特集ワイド:巨大地震の衝撃・日本よ! 文芸評論家・吉本隆明さん

 

●今夜も、あるいはこんな夜更けに、「どうも頭が悪いぢやないか」に違いない本愚ブログに御足労いただき、望外の幸せです。

貴殿に「アタマ悪い」が伝染しないことを祈るばかりです; by ikageki.

恐慌!  悪名は無名に優る、という句がある。でもさ、スメロギさまに「どうも頭が悪いぢやないか」って言われて歴史に名を残すのか!、あるいは無名の草莽微賎として消えていくのか!って、.... どうでしょう?

 

 

 

 

 

 

 


今日の看猫2011/6/14 八百屋お梅

2011年06月14日 06時31分30秒 | ねこ

 

八百屋お梅 「いらっしゃいませーいらっしゃいませー。八百屋さんですよー

筑波山麓、ikagenkiダーチャで、採れた野菜ですよ。」


おいら 「くださいなー」


お梅 「晩御飯は何ですか?」


おいら 「カレーですっ」


お梅 「ちょーどよかった。じゃがとたまねぎをどうぞ」


おいら 「おいくらですか?」


お梅 「猫缶1ダースです」

 

おいら 「たけーよ」

 

お梅 「しゃーっ、 火ぃつけるわよ!」

 

こえーよ

 

元ネタ