ぐるっとパス2023年。 第11日目。
・ぐるっとパス2023: [その1] 東洋文庫ミュージアム、六義園(りくぎえん)、旧古河庭園、旧岩崎邸庭園
・ぐるっとパス2023: [その2] 東京都庭園美術館、泉屋博古館東京、大倉集古館
・ぐるっとパス2023: [その3] 帆船日本丸/横浜みなと博物館、そごう美術館 さくらももこ展
・ぐるっとパス2023: [その4] 神代植物公園、八王子美術館
・ぐるっとパス2023: [その5] 町田市立国際版画美術館
・ぐるっとパス2023: [その6] 松涛美術館、長谷川町子美術館
・ぐるっとパス2023: [その7] 熊谷守一美術館、古代オリエント博物館、永青文庫
・ぐるっとパス2023: [その8] パナソニック汐留美術館/ジョルジュ・ルオー、WHAT MUSEUM/ ART de チャチャチャ 高橋龍太郎コレクション
・ぐるっとパス2023: [その9] アクセサリーミュージアム、郷さくら美術館、目黒区美術館、五島美術館
・ぐるっとパス2023: [その10] ちひろ美術館、武蔵野市立吉祥寺美術館、井の頭自然文化園
武相境から自由が丘、大岡山経由で、目黒を超えて、白金台駅まで行く。この界隈は庭園美術館や自然教育園などがあり、しばしば来ている。この日は、松岡美術館。その後、地下鉄で水天宮前へ。ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション。浜口陽三の作品は先日も見た。今日は「本丸」だ。開催は妻の南桂子の作品展。静寂の画風。大好き。このあと、再び地下鉄に乗り、九段下へ。清水門から旧江戸城に入る。吉田茂像を見た。北の丸公園。その一角の科学技術館へ。これで、2か月にわたるぐるっとパス2023使用は終了。
■ 41 松岡美術館
松岡美術館(公式 web site)
当初は新橋の自社ビル内に開設したが、平成12年(2000年)4月、現在の創立者私邸跡地に新美術館を建設し、移転・再開した。
創設者は松岡地所創立者の松岡清次郎(1894年 - 1989年)。清次郎は若い頃から骨董の趣味があったが、ヨーロッパでオークションを体験したのが切っ掛けで、78歳から本格的に収集を始めた。青花磁器の名品「青花双鳳草虫図八角瓶」(元代作)と、「青花龍唐草文天球瓶」(明・永楽期作)の入手が、清次郎に美術館創設を決心させたという。
収蔵品は、ブールデルやヘンリー・ムーアなどの現代彫刻、ガンダーラ石造彫刻や中世ヒンドゥー教彫刻といったインド彫刻、中国・朝鮮・日本・ベトナムの東洋陶磁器、室町水墨画から昭和までに渡る日本絵画、ルノワールやモディリアーニ、ヴラマンクといったフランス近代絵画、など多岐にわたる。
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色絵楼閣美人図大皿 古伊万里 有田皿山
色絵花鳥図六角壺 柿右衛門様式
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今回は当館が所蔵する西洋画コレクションの中から、モネ、ルノワールをはじめとする、フランス印象派・新印象派の絵画を一堂に会します。
印象派の画家たちが活躍した19世紀後半のパリは、ナポレオン三世の下、オスマン男爵が取り組んだ大規模な都市改造により道路拡張やガス燈の設置、また鉄道網が形成されるなど、市民生活が大きく変わった時代でした。その変化に呼応するように、伝統が王道とされた絵画の世界も変貌していきます。先駆けとなったのがマネでした。彼は約束事にとらわれない手法で、パリの新しい生活風景を描き出し、絵画に革新をもたらします。印象派の画家たちは彼を慕い、逆境の中で共に学び合いながら新たな表現を模索し、光溢れる絵画を作り出しました。
当館の創設者 松岡清次郎が事業家として生きた20世紀もまた、産業技術の革新により人々の暮らしぶりが目まぐるしく変わり続けた時代でした。清次郎は貿易を手始めに、冷蔵倉庫業、ホテル、教育事業、不動産賃貸業といった人々の生活に関わる事業を数々手がけ、人々の暮らしに目を向けていました。なかでも、大正12(1923)年に創業し本年創立100周年をむかえた松岡冷蔵は、日本の食品コールドチェーンのパイオニア的な存在であり、日本の台所を支えています。清次郎が印象派の絵画に惹かれたのは、画家たちの生活への眼差しや現状を見据え新たな表現を生み出そうとする心意気にシンパシーを感じたからなのかもしれません。新たな芸術を追い求めた画家たちの作品に清次郎が感じ取った理想の美を見つけていただければ幸いです。
ポール・シニャック(wiki) <<オレンジを積んだ船、マルセイユ>>
《ミネルヴァ》
■ 16 ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション(公式 web site)
20 世紀後半、日本人女性としては、いちはやく銅版画の可能性を見つけ、パリで制作した南 桂子(1911-2004)の展覧会です。富山県高岡に生まれ、幼少の頃から絵を描いていた桂子は、戦後東京に出て油彩画を団体展に発表し、さらにパリに渡ると、銅版画家として頭角を現しました。
南桂子のモチーフは約40年間、ほとんど変わりませんでした。
鳥、少女、一本の木。
自分の足でひとり立ち、或いはたたずみ、透明感に満ちた世界にいます。
絵の中には孤独と、それをくぐりぬけた幸福が、穏やかに調和しているかのようです。
双子に羊。誰かのモチーフと同じだ。そして、「壁」、門というモチーフ入りもある。残念なのは、一角獣ではなくただの牛なのだ。
南桂子 『お城と牛飼いの少女』(部分)(ソース)
南 桂子(みなみ けいこ、Keiko Minami、1911年2月12日 - 2004年12月1日)は、富山県射水郡出身の版画家(銅版画)。夫は版画家の浜口陽三。本名は濱口 桂子(はまぐち けいこ。
少女や鳥や樹木を題材とした詩的な作品で知られる[2]。戦後日本を代表する銅版画家である。 (wiki)
また、最近の傾向として、ファミリーや友達どうしで来館される方々が増えています。
展示は参加体験型のものが多く、見たり、触ったりして楽しみながら、科学技術に興味、関心を深めていただけるように構成してあります。
今日の科学技術の進歩は目覚しいものがありますが、常に館内施設や展示の更新を図りながら正しい情報を提供してまいりたいと考えております。
ラツーダは、当社が創製した独自な化学構造を有する非定型抗精神病薬であり、ドーパミン-2、セロトニン-2A、セロトニン-7 受容体に親和性を示し、アンタゴニストとして作用します。 セロトニン-1A 受容体にはパーシャルアゴニストとして作用します。(ソース)