何が大事かわからないマスコミや野党は、連日のように甘利前経済再生相やり、国会議員を辞めた不倫男を追及するのに躍起になっている。国民の生命と安全に直接関係するような南シナ海での中共軍の地対空ミサイルの配備などはどうでもいいようだ。実際どうなるかわからない軽減税率に関しても、それをわざわざ取り上げて安倍政権の攻撃材料にするあたりは、まったくもって手が込んでいる▼尖閣諸島に中共の海軍が乗り出してくるのは時間の問題である。一触即発で小競り合いになり、交戦権がない海上保安庁や海上自衛隊に犠牲者が出るのは目に見えている。それを議論せずして暴力団にひっかけられた前大臣や、潔く身を引いた人間のことを、政争の具にするのは最悪である。北朝鮮にミサイルを撃ち込まれたら、尖閣に中共軍が上陸してきたなら、マスコミや野党はどう論評するつもりなのだろう▼たった今も国の護りについている自衛隊員に対して、私たち国民は敬意を示すべきだろう。かつてない危機のなかで、必死に歯を食いしばって頑張っているのである。いかに安保関連法案はあったとしても、今の日本の法律は万全ではない。攻撃されてからしか、反撃はできないのである。そのように手を縛ったのはマスコミや野党なのである。犠牲者が出たときには、日本国民の怒りは攻撃した国にとどまらずに、マスコミや野党にも向けられるだろう。やるべきことができなかった責任は、彼らにこそあるからだ。
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