草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

奈良県知事選挙の敗北は自民党にとって大打撃だ

2023年04月09日 | 政局
 奈良県知事選挙での敗北は、自民党分裂の引き金となるだろう。安倍さんがテロで殺されたときから、この国は歯車が狂ってしまった。日本派の政治家は皆無に近くなってしまった。今回の責任は自民党の執行部にある。断じて高市さんではない。
 今から考えると、先の自民党総裁選が天王山であったのだ。安倍さんはこうなることを予見していた。だからこそ、派閥の長でもなく、党内基盤のない高市さんを担いだのである。
 安倍さんが生きておれば、日本の危機を乗りきることに全力を傾けただろう。しかし、もはや安倍さんはこの世の人ではなく、最大派閥の安倍派は、後継者も見当たらないのである。
 安倍さんが頼りにしたのが高市さんだった。保守派は高市さんを盛り立てて、新たな政治勢力を結集すべきだろう。残された時間はあまりないが、最後の最後まであきらめずに、頑張るしかないのである。
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自由と民主主義を守るのは声なき声の国民だ

2023年04月09日 | 祖国日本を救う運動
 政治を政治屋にだけ任せてよいのだろうか。デモをすることだって表現の自由であり、それを抜きに民主主義を語ることはできない。安倍元首相がテロで殺されたときに、なぜ保守系団体は追悼のデモを行わなかったのだろう。声なき声が整然と訴えればよかったのである。それが大きな流れとなり、憲法改正にはずみがついたのではないだろうか。
 今の自民党の大半は政治屋の集まりである。頭にあるのは選挙のことばかりである。大衆動員ということはまったく考えていない。それこそ日本会議などが音頭を取ればよかったのである。
 マスコミが伝えようが伝えまいが、そんなことはどうでもいい。政治的な争点がクローズアップされた場合には、ネット上のつながりだけにとどまらず、街頭に出る覚悟が求められるのではないだろうか。自由と民主主義を守る戦いは、名もなき者たちの自然発生的なエネルギーが全てなのである。
 本日投開票される奈良県知事選挙にしても、自民党県連の意向を無視して、自民党中央は高市大臣叩きに利用した。結果がどうなるかが注目されているが、保守の拠り所である高市大臣をなきものにしようとするのは、私たちにとっては耐えがたいことである。
 香港や台湾の人たちのように、私たちも声を上げなくてはならない。中国に媚びる政治家があまりにも多いからである。今時赤旗を掲げてデモをするのは時代遅れである。そうではなくて、自由と民主主義を守るために決起するのである。政治屋を頼りにしていては、全体主義国家の属国になるのは目に見えているからだ。
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