草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

日本保守党の経済政策はれいわ新選組と大差なし

2025年02月19日 | 日本保守党
 日本保守党の主張はれいわ新選組とほぼ同じである。LGBT法案の廃止や憲法改正などについて触れていない。メインは「食料品の消費税ゼロ」である。あくまでもスローガンでしかなく、どのようにすれば実現するかが示されていない。違いは再エネ賦課金の廃止だけである。
 数理経済学者の高橋洋一氏のアドバイスを受けたのだろうか。具体性がないのには驚くばかりである。減税日本と組むためには、この程度の政策で満足するしかないのだろうか。
 政治は合意の形成であり、まずできることは増税を阻止し、国民の負担率を少しでも減らすことだ。そのためにも、日本銀行が行った政策金利の利上げは、アベノミクスの否定であり、インフレを口実にした誤った政策である。それが雇用に悪影響を及ぼすことが危惧されているからだ。
 インフレが悪だという短絡的思考は、とんでもない間違いである。2%から3%の値上がりであれば、経済の成長にはプラスに働くのである。日本保守党のスローガン政治は、あまりにも大衆に媚びている。こんなビラで参議院選挙で勝てるわけはないのである。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 平民政治家の原敬は井戸塀政... | トップ | 日本保守党の暴言はもはや一... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日本保守党」カテゴリの最新記事