草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

菅内閣は滑り出し好調で内政・外交とも無難にこなしている!

2020年09月23日 | 政局

菅内閣はスタートして間もないにもかかわらず、内政・外交ともテキパキとこなしている。安倍内閣の官房長官を7年8カ月も務めただけあって、官僚組織の細部にまで精通しており、政官が一体となって日本丸の舵取りをしようとしているのが分かる。まさしく危機の時代にふさわしい総理大臣である。政治の師であった梶山静六と同じく「乱世型」の政治家なのだろう▼運がよいのは、新型コロナウイルスの感染拡大がピークを過ぎ、徐々に日本の経済活動が活発化していることだ。今回の4連休の人の動きをみても、その傾向は明らかである。あれだけマスコミから批判されたGOTOトラベルキャンペーンも、ここにきて景気回復の起爆剤になっている。もう一度一人当たり10万円の給付を実施すれば、個人消費をさらに刺激することになるだろう▼外交安全保障面でも、トランプ大統領との電話会談を行って、日米同盟の絆を確認した意義は大きい。9月23日付の産経新聞によれば、自衛隊は「サイバー戦の精鋭要請」のために、教育部隊を新設することになった。防衛力の増強にも熱心であり、サイバー防衛部隊は、今の770人から、令和5年度末までには千数百人の規模まで増強される▼完璧とはいえないにしても、菅内閣の滑りだしは上々である。下手なプロパガンダを大言壮語しないのも好感が持てる。大衆受けを重視するポピュリズムではなく、一歩一歩実績を積み重ねるのが本来の保守政治なのである。


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