私たちは特定国家の中共や韓国、北朝鮮に身構えなくてはならない。古賀敬太の『シュミット・ルネッサンス-カール・シュミットの概念的思考に即して』を読んで、シュミットが言いたかったことが少し理解できた。古賀はシュミットの「敵概念」は「対立をエスカレートさせる正戦論に対する批判」と位置付けていたからである▼古賀は、シュミットが「正戦論」を問題にしたのは「つまり、《人類》や《平和》を侵害しようとする勢力を《正当な敵》としてではなく、《犯罪者》として攻撃し、壊滅しようとするからである」という見方をしたのだ。日本が先の戦争で犯罪行為を働いたという中共や韓国の主張は、日本人を抹殺することも正当化されるのである。日本人が「犯罪者」であるのならば、何をしても許されるのである。これに対して日本政府は反論をしてこなかった。だからこそ、韓国は付け上がって世界中に「慰安婦像」をつくって、日本と日本人を貶めようとしているのだ▼中共や韓国、北朝鮮が自国民を総動員し、戦闘員非戦闘員を問わず、日本人全てを敵とするのである。先の戦争において、日本は欧米から「犯罪者」扱いにされたが、それの徹底化なのである。もはや日本人はお人好しであってはならない。最悪の場合には、核攻撃すら正当化されるのだ。私たちが歴戦で勝利しなければ、想像を絶する悲劇を味わうことになるのである。
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