草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

全身火だるまの鳩山首相は四面楚歌

2010年04月19日 | 政局

 もはや鳩山政権は火だるま状態である。米軍普天間基地の移設をめぐっても、これほど方向性が定まらないとは、思いもよらなかった。そして、こともあろうに、島を挙げて反対している徳之島に、強引に移設しようというのだから、どうかしている。もはや鳩山由紀夫首相に残された選択は、辞職する以外にないだろう。そうでなければ、期待を持ってしまった沖縄県民や、急に移転先の候補になった徳之島の人たちの怒りが、収まるわけがないからだ。今までの展開を見てみると、上から目線であるのがよくわかる。関係自治体には、情報をまったく伝えておらず、鳩山首相個人の勝手な思い込みだけで進められてきたからだ。そうでなければ、ここまで混乱するはずがない。責任転嫁しか考えていない鳩山首相のことだから、今度は、徳之島の島民が協力してくれなかったから、と言い逃れをするのだろう。民主党内で鳩山おろしの動きが出てこないことにも、がっかりしてしまう。とんでもない泥舟であることが判明したのだから、批判が続出してもよさそうなのに、だんまりをきめこんでいるからだ。一緒に沈むつもりなんだろうが、石原慎太郎都知事の言葉ではないが、まったくの腑抜けぞろいで、国を思う気持ちなど持ち合わせていないようだ。

 にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ
にほんブログ村

            ←応援のクリックをお願いします。

人気ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国民を愚弄する子供手当減額

2010年04月18日 | 政局

 民主党の玄葉光一郎衆院財務金融委員長が子供手当のことで、いいかげんなことを言っているけど、自分たちが月2万6千円払いますとマニフェストに書いた責任は、一体どうとるつもりなんだろう。ぬけぬけとよくぞ言えたもんだ。だったらば、まず詫びるべきだろう。子供が居る家庭では、それがもらえると思って民主党に投票したんだろうから。それだけで内閣総辞職でもおかしくない事態なのに、民主党の出鱈目さには、国民も大方あきれているはずだ。何から何まで全てがその調子のわけだから、こんなことばかりしていたならば、それこそ暴動が起きても不思議ではない。しかも、2万円にするという玄葉発言を、鳩山由紀夫首相は了承しているんだろうか。政治主導といいながら、それぞれの政治家が勝手なことを口にして、何が何だかさっぱり分からない。民主党政治を一日も早く終わらせないと、この国は本当に壊れてしまう。マニフェスト選挙が終わって、それほど経っていないのに、自民党がCMで流していたようなことが、現実のものとなってきている。予算がありませんからできないというのは、以前からわかっていただろうに、選挙に勝つために嘘をついたのだろう。それにしても酷すぎる。東大教授の佐々木毅あたりが口火を切ったマニフェスト選挙の顛末については、誰かが徹底して批判すべきだろうが、それをヨイショした学界もマスコミも、鳩山首相と同罪なのである。バカにされた国民が怒り心頭に発するのは、あたりまえだ。

にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ
にほんブログ村

            ←応援のクリックをお願いします。

人気ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

声なき声の保守の力をネットが後押し

2010年04月18日 | マスコミ評

 永住外国人の地方参政権付与法案に対する反対の声が、日増しに高まってきている。その法案を通してしまえば、それこそ日本は大変なことになるからだ。今でも世界は暴力の海のただなかにある。平和だと思っているのは、日本人だけである。この国を守るためには、国民が主権者であることを再確認しなくてはならない。外国人が主権者となることは、日本が滅びることである。とくに、韓国や中国に国籍がある人たちは、母国への忠誠を求められているのであって、軍事上の義務も負っている。あくまでも母国が優先なのである。日の丸の旗を手にした国民が東京都心をデモ行進するというのは、かつては想像できなかった光景である。あまりにも民主党的政治が国家をないがしろにしているので、已むに已まれぬ思いを持った人たちが、街頭に繰り出したのだろう。永住外国人への地方選挙権付与に反対する「一万人大会」が17日、東京都の日本武道館で開かれた。NHKを始めとするテレビメディアは、その集会があったことすらも黙殺したが、ネットの動画を通じて、参加者の怒りの声が、多くの国民に届いたのではなかろうか。売国法案を阻止する戦いは、ネットのおかげで、全国津々浦々に燎原の火のように広がっている。声なき声の保守の力が、これから試されるのである。

 にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ
にほんブログ村

             ←応援のクリックをお願いします。

 人気ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

親米主義者であった北一輝

2010年04月17日 | 思想家

 北一輝の『支那革命外史』を読んでいると、しきりに日米関係の重要性を説いていることに気づく。北を理論的な指導者とした皇道派の青年将校も、思いは同じであったはずだ。中国を侵略している英国は許せないが、米国とは手を結びたかったのである。もちろん、クーデターのやり方については、レーニンの名前を挙げているから、ソ連の動向に無関心であったわけではない。しかし、それこそコミンテルンの指令によって、日米開戦を待望した連中とは違うのである。今になって、民主党を支持する人たちから、反米ナショナリズムを煽るような意見が出ているが、まさしくそれは、先の戦争において、ソ連共産党の意向を受けた者たちが、南進政策を推進したのと変らない。日本を思う国士であるならば、米国との関係を重視すべきなのである。鳩山政権や民主党が、ここにきてようやく軌道修正をするかのように見えるが、中国共産党の顔色をうかがうようでは、問題外である。この国の根本を否定しようとする動きに対して、臆せず戦うのが本当の民族主義なのである。米国を敵視することで、共産中国に媚を売るようでは、どうしようもない。北一輝の先見性にこそ学ぶべきではなかろうか。日本は米国を敵に回すべきではない。

 

にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ
にほんブログ村

             ←応援のクリックをお願いします。  

人気ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

社民切捨ての普天間基地県内移設で決着か?

2010年04月17日 | 政局

 ようやく米軍普天間基地の移設問題は決着がつきそうだ。対米交渉を早期に打開するために、鳩山政権としても厳しい対応を迫られており、名護市辺野古の南方沖の浅瀬に滑走路を建設する案にほぼ固まりつつあるからだ。住宅街にある普天間基地の継続使用という最悪の事態を避けるには、それしか方法がないのである。それだと米国も交渉のテーブルにつくことになりそうだ。このほか、現行案よりも沖合いに移動することも検討中といわれている。ようやくここにきてソフトランディングの方向に舵を切りつつあるのだ。安全保障の問題であまりにも鳩山政権は迷走を続けてしまった。残された時間は限られている。国家国民のために、鳩山由紀夫首相は勇気ある決断をすべきだろう。それによって、社民党や国民新党が連立政権を離脱しても、それは止むを得ないことである。かえってこれをきっかけに、保守の大同団結を実現すべきだろう。もちろん、それ以前に鳩山首相が退陣すべきなのはいうまでもない。 できれば国外移設、最悪でも県外移設と言っていたわけで、民主党の選挙公約を反古にした責任は免れないからだ。

にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ
にほんブログ村

            ←応援のクリックをお願いします。

 人気ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

へらへらと自己弁護だけの鳩山首相

2010年04月16日 | 政局

 鳩山由紀夫首相はさっさと辞めればいいのに。すがりつけばつくほど、みっともないことこの上ない。ただただ脱税で捕まりたくない一心ではなかろうか。総理大臣であればどんな罪も免れるからだ。鳩山内閣の支持率は、時事通信が今月9日から12日にかけて実施した調査では、23・7パーセントにまで落ちこんでいる。やることなすこと、全てがちゃらんぽらんなわけだから、いくらもがいても、そこからは抜け出せないだろう。しかし、それでも民主党内から反乱が起きないのは、石原慎太郎都知事が言っているように、腰抜けばかりしかいないからだろう。そして、鳩山首相の暴言も、目下収まるところを知らない。立て板に水のごとくへらへらだが、そのほとんどは責任転嫁である。普天間基地の移設が大きな話題になっていることまで、マスコミのせいにするのは、かなりずれている。鳩山政権の樹立に一番貢献したのはマスコミである。そこにいちゃもんをつけるのは、常軌を逸している。前政権がようやくまとめた案を反古にして、民主党ならではの対案を出すはずであったのに、それも嘘だった。決断できないくせに、饒舌な鳩山首相は、自分で墓穴を掘ったのである。子供が不始末をしでかしたときのように、人のせいにして逃げ切ろうとするのは、あまりにも卑怯だ。

 にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ
にほんブログ村

           ←応援のクリックをお願いします。

人気ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「オバマ発言」の火消しに躍起な鳩山首相

2010年04月16日 | 政局

 自分というのを持たないから、他人からどのように言われているかを気にする。それもマスコミの報道のこととなると、過敏に反応して、やたらと牽制球を投げてくる。それでいて、大事なことは何も発表しない。本当のことを言うと、またまた支持率が下がるからだ。国民に真実を知られることを恐れるあまり、情報コントロールにこだわる民主党政治は、そんなくだらないことにばかり血眼になっている。鳩山首相とオバマ大統領が、非公式会談で何を話したかをめぐって、様々な憶測が飛んでいるが、今になって鳩山首相は「きちんと責任をとれるのか」とは言われていないとして、火消しに躍起になっている。何かすると「私の思いは伝わったはずです」と自分勝手な解釈をするわけだから、米国が接触したがらない理由がよく分かる。非公式会談の前に、普天間基地移設問題をめぐって鳩山首相は「オバマ大統領に五月中の決着に向けての協力を要請したい」とか言っていたはずで、オバマ大統領が「テーブルに就けるような案を大至急出せるのか」と聞いてくるのは、至極当然のことである。そんなやりとりもなかったとすれば、相手にされなかったということだ。ワシントンポストのコラムで酷評されたにもかかわらず、またまたそれを裏付けるかのような鳩山首相の火消し騒動には、呆れて物も言えない。

にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ
にほんブログ村

            ←応援のクリックをお願いします。

 人気ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

責任放棄の鳩山ずっこけ首相

2010年04月15日 | 政局

 満身創痍の民主党政治を、かばう人間もいなくなってきた。オバマ米大統領との非公式会談での鳩山由紀夫首相は、あまりにもぶざま過ぎた。同じ日本人として恥ずかしい限りだ。口先男であるのを見抜かれていたようで、鳩山首相が調子のいいことを口にした途端、すかさずオバマ大統領から、「責任は取れるのか」と問われて、返答に窮したからだ。ここまでくれば、もう鳩山首相は辞めるべきだ。そうでなければ、日米関係は、最悪を通り越して、戦争状態になってしまう。鳩山首相は、「友愛」という言葉を連発すれば、快く相手も応じてくれると思っているのだろう。戦後民主主義の弊害そのものではないか。諸国民が平和を望んでいることを信じて、武力を持つまいと誓ったわけだから。平和教育をまともに受けた優等生はやっぱり違う。そういえば、中学時代の恩師が9条を守る会に入っているが、「生徒たちに平和憲法の大切さを説いた手前、主義主張を曲げるわけにはいかない」と力んでいた。可哀想ではあったが、正直に「心配はいりませんよ。誰も聞いていなかったですから」と言うと、ガッカリして肩を落としていた。鳩山首相はよっぽど単細胞だったようで、疑いも持たずに信じていたのだろう。しかし、還暦を過ぎても気がつかないのだから、利口でないことは確かだ。

 にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ
にほんブログ村

           ←応援のクリックをお願いします。

人気ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

優柔不断と弱腰の売国外交を嘆く!

2010年04月15日 | 政局

 外交をうまくやろうと思ったらば、日本側の主張を堂々と述べることが大事である。それもせずに、相手に気兼ねばかりしていると、甘く見られてしまって、とんでもない失敗をすることになる。岡田克也外務大臣は「竹島が不法占拠されている」という言葉を口にしない。韓国を刺激すことを恐れているからだ。そんなことをしていれば、かえって誤ったメッセージを出すことになる。韓国側は、自分の領土だというのを、日本が認めていると錯覚するに違いないからだ。中国に対してもそうである。中国海軍の挑発行動を批判して、主権国家として毅然として対応すべきなのに、どうして卑屈になるのだろうか。今の民主党的政治の外交の特徴は「優柔不断と弱腰」ということではないか。戦後の日本という国家が、かろうじてその体面を保てたのは、日米同盟が強固であり、米国の核の傘に守られていたからだ。それを拒否するかのような言動を鳩山政権は繰り返していることで、東アジアにおける軍事的なバランスがくずれつつあり、その間隙を突いて、中国や韓国が自国の勢力拡大を図ってきているのである。それだけに、一日も早く日米同盟を再構築しなければ、中国や韓国の思う壺ではなかろうか。鳩山首相や岡田外務大臣のような外交では、日本の国益はそこなわれる一方であり、国民にとっては、はなはだ迷惑なことだ。

 にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ
にほんブログ村

           ←応援のクリックをお願いします。

 人気ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黄門様が外交防衛音痴の鳩山首相を叱る

2010年04月14日 | 思想家

 会津っぽの渡部恒三代議士は、民主党のなかで唯一正論を述べているが、「政権が代わったから(自民党政権での合意は)パーということになったら、国際政治はなり立たない」という意見も、まさしく正論である。こんなことは政治学のイロハではないか。渡部代議士とは、同じ会津高校の同級生で、飯盛山で血盟の誓いをしたという小室直樹も、それと同様なことを言っていたと思う。外交とか防衛とかは、まずは継続性が大事だからだ。政治家は党利党略で選挙のことしか考えていないが、プロフェッショナルとしての外務、防衛官僚は、その分野に関しては、膨大な知識を保有している。さらに、米国のような同盟国との間でも、あらゆる情報の交換を行っている。政治主導だからと彼らをまったく無視するというのは、愚かにもほどがある。護衛艦「すずなみ」に、中国海軍の艦載ヘリコプターが挑発行為を働いたが、赤星慶治海上幕僚長が「護衛艦の航行に影響が出た」とコメントしたのは、北沢俊美防衛大臣の発言では、あまりにも生ぬるいと思ったからだろう。民主党は徹底した報道管制を布いている。スポークスマンを政治家が務めると、自分たちに都合のいいことしか言わないのである。しかし、今回の鳩山首相の訪米においては、オバマ大統領との正式な会談が見送られてしまった。日本外交にとって、かつてない汚点である。黄門さんの正論が通用しないような民主党政治のせいで、米国も匙を投げたのである。鳩山首相はこれから一体どうするつもりなのだろう。

 にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ
にほんブログ村

            ←応援のクリックをお願いします。

 人気ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする