草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

へらへらと自己弁護だけの鳩山首相

2010年04月16日 | 政局

 鳩山由紀夫首相はさっさと辞めればいいのに。すがりつけばつくほど、みっともないことこの上ない。ただただ脱税で捕まりたくない一心ではなかろうか。総理大臣であればどんな罪も免れるからだ。鳩山内閣の支持率は、時事通信が今月9日から12日にかけて実施した調査では、23・7パーセントにまで落ちこんでいる。やることなすこと、全てがちゃらんぽらんなわけだから、いくらもがいても、そこからは抜け出せないだろう。しかし、それでも民主党内から反乱が起きないのは、石原慎太郎都知事が言っているように、腰抜けばかりしかいないからだろう。そして、鳩山首相の暴言も、目下収まるところを知らない。立て板に水のごとくへらへらだが、そのほとんどは責任転嫁である。普天間基地の移設が大きな話題になっていることまで、マスコミのせいにするのは、かなりずれている。鳩山政権の樹立に一番貢献したのはマスコミである。そこにいちゃもんをつけるのは、常軌を逸している。前政権がようやくまとめた案を反古にして、民主党ならではの対案を出すはずであったのに、それも嘘だった。決断できないくせに、饒舌な鳩山首相は、自分で墓穴を掘ったのである。子供が不始末をしでかしたときのように、人のせいにして逃げ切ろうとするのは、あまりにも卑怯だ。

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「オバマ発言」の火消しに躍起な鳩山首相

2010年04月16日 | 政局

 自分というのを持たないから、他人からどのように言われているかを気にする。それもマスコミの報道のこととなると、過敏に反応して、やたらと牽制球を投げてくる。それでいて、大事なことは何も発表しない。本当のことを言うと、またまた支持率が下がるからだ。国民に真実を知られることを恐れるあまり、情報コントロールにこだわる民主党政治は、そんなくだらないことにばかり血眼になっている。鳩山首相とオバマ大統領が、非公式会談で何を話したかをめぐって、様々な憶測が飛んでいるが、今になって鳩山首相は「きちんと責任をとれるのか」とは言われていないとして、火消しに躍起になっている。何かすると「私の思いは伝わったはずです」と自分勝手な解釈をするわけだから、米国が接触したがらない理由がよく分かる。非公式会談の前に、普天間基地移設問題をめぐって鳩山首相は「オバマ大統領に五月中の決着に向けての協力を要請したい」とか言っていたはずで、オバマ大統領が「テーブルに就けるような案を大至急出せるのか」と聞いてくるのは、至極当然のことである。そんなやりとりもなかったとすれば、相手にされなかったということだ。ワシントンポストのコラムで酷評されたにもかかわらず、またまたそれを裏付けるかのような鳩山首相の火消し騒動には、呆れて物も言えない。

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