鳩山由紀夫首相はさっさと辞めればいいのに。すがりつけばつくほど、みっともないことこの上ない。ただただ脱税で捕まりたくない一心ではなかろうか。総理大臣であればどんな罪も免れるからだ。鳩山内閣の支持率は、時事通信が今月9日から12日にかけて実施した調査では、23・7パーセントにまで落ちこんでいる。やることなすこと、全てがちゃらんぽらんなわけだから、いくらもがいても、そこからは抜け出せないだろう。しかし、それでも民主党内から反乱が起きないのは、石原慎太郎都知事が言っているように、腰抜けばかりしかいないからだろう。そして、鳩山首相の暴言も、目下収まるところを知らない。立て板に水のごとくへらへらだが、そのほとんどは責任転嫁である。普天間基地の移設が大きな話題になっていることまで、マスコミのせいにするのは、かなりずれている。鳩山政権の樹立に一番貢献したのはマスコミである。そこにいちゃもんをつけるのは、常軌を逸している。前政権がようやくまとめた案を反古にして、民主党ならではの対案を出すはずであったのに、それも嘘だった。決断できないくせに、饒舌な鳩山首相は、自分で墓穴を掘ったのである。子供が不始末をしでかしたときのように、人のせいにして逃げ切ろうとするのは、あまりにも卑怯だ。
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