草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

安全保障無視の呆れた移設騒動劇

2010年04月20日 | 政局

 中国海軍の挑発行為はあまりにも目に余る。哨戒飛行中の海上自衛隊のP3C哨戒機に対し、駆逐艦が速射砲の照準を合わせたというのだから、戦闘行動の一歩手前である。警備中の警察官に対して、強盗が銃を向けてきたのと、まったく同じではないか。中国海軍は、どこまでが日本の許容範囲かを瀬踏みしているのだろう。中国に媚びてばかりいる民主党政治では、毅然とした対応をとれるわけもなく、かえって、どこから情報がもれたかを騒ぐだけだろう。防衛の任にあたっている第一線の自衛官は、鳩山由紀夫首相の命令で動くしかないが、国民の生命や財産を守るためには、売国的な政権に背を向けるときがくるかも知れない。それほどまでに、日本は危機に直面しているのである。それにもかかわらず、民主党政治はお粗末そのものだ。米軍の海兵隊を厄介者扱いにして、かえって中国海軍に付け入れ隙を与えているからだ。普天間基地の移設先をどこにするかは、安全保障上の観点が重視されなくてはならない。しかし、鳩山政権は、そうした議論をせずに、どこに押し付けるかということばかりだ。それではどこも反対に回るはずだ。説得するには、説得するだけの材料が必要なのである。前政権で合意した案を若干修正するのが建設てきだと思うが、一度失った信頼を取り戻すのは、並大抵のことはなく、至難のわざなのである。

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谷垣総裁は反政府デモの先頭に立て!

2010年04月20日 | 政局

 よくもぬけぬけと居直っていられるもんだ。「平成の脱税王」と「闇将軍」の二人組は、何事もなかったかのように、口をぬぐっている。情けないのは、それを倒せない民主党の議員だ。そんな民主党政治がこれから何年も続けば、それこそ、政治に対する信頼が失われるのは、ほぼ確実だ。しかも、自民党をはじめとする野党の方も、力不足だ。野党第一党の党首として、谷垣禎一総裁にもう少し迫力があれば違うのだろうが、どことなく上品過ぎる。もともとリベラルな人間だから、争うことを好まないのだろう。国難だという危機意識が乏し過ぎるのではなかろか。自民党が今すぐすべきは、それこそ東京で「100万人デモ」を繰り広げることだろう。日の丸の旗で国会を包囲するのである。まだまだ全国的に地方組織が健在なわけだから、明日にでもできるのではなかろうか。戦う姿勢が見えてこないから、国民に熱が伝わってこないのである。普天間基地移設だけでも、鳩山政権は沈没寸前である。日の丸の旗でほぼ埋め尽くされれば、いくらなんでも、鳩山首相だって政権を手放すだろう。そのためにはまず、反政府デモの先頭に立つ覚悟が、谷垣総裁にあるかどうかだ。

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