つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

森口康秀さんのこと

2007年08月27日 | 友人
           写真展でイスラエル大使に説明する森口康秀さん(右)

私の大学の同窓生で森口康秀さんがいます。
彼は紛争地報道写真家として世界中を駆け巡り活躍しております。
世界のどこにいるか分からないのですが、時々レポート「TTL取材日記」のメールが届いた時には森口さんの行動が分かりホッとします。

8月27日は森口康秀さんの誕生日です。
お祝いメッセージをメールで送信したら、下記の如くすぐ返信がありました。

“誕生日のメッセージありがとうございます!!
 現在ポーランドの(昨年建てた)ウッドハウスに滞在中です。

 思い起こせば、初めて池内さんにお会いしたのは一回目の写真展、
 私はまだ20代でしたね。
 今日でなんと40歳ですよ!!!
 必ずしも“全力疾走”の人生ではありませんが、
 色々な人に助けられながら今に至っています。
 最近は私と同職種を目指す学生たちの手助けができれば、
 と道しるべを示そうと色々努力しております。

 今後とも人生、大学の先輩としてお付き合いよろしくお願いいたします。
 森口康秀より(ポーランドから)”

素晴らしい人物であり、人のやらないことに挑戦している森口康秀さん。
紛争地の模様を映像にまとめて、母校では国際教養の授業を担当して学生に教えています。
授業の最初に防毒マスクや戦場での参考品などを回覧するものだから、平和な日本で過ごしている学生達は興味を示して話に聞き入っております。
私の主宰する勉強会でも講師を担当していただき講演をしてもらった事があります。
思い出せば、森口康秀さんから事務局に一本の電話があり、森口さんの第一回目の写真展に行ったことがきっかけとなり、十数年となる長い年月を交流しています。
世界各地で益々の活躍を祈念しております。

 (8月28日記 池内和彦)




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