つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

夏の日比谷公園

2007年08月20日 | 社会
                    日比谷公園の雲形の池

夏の日比谷公園を散策した。
雲形の池がある。
中央には鶴の噴水があり、口から上空に涼を噴き出している。
蝉がゆく夏を惜しんで体いっぱいのエネルギーを使って鳴いている。
あずま屋の軒下には、小鳥の巣があり、親鳥が餌を運んでいる。

雲形の池の畔には、大きな石灯篭が建っている。
また、京橋が建て替えられたときに残った欄干が記念に設置されている。
その隣には、レストラン松本楼が木立の中にある。
カレーライスが美味しいと評判である。
松本楼は、日比谷公園の歴史を見守ってきた。

公園の中央広場の大噴水は清掃中であった。
その周りにあるベンチは、記念の言葉が刻んである。
設置のときにベンチを有料募集として、思い出の言葉を記念にしているユニークなアイディアである。
両親の金婚式祝い、結婚記念、退職記念等々の印としている人が多い。

日比谷公園を霞門交差点を渡ると霞ヶ関の官庁街となる。
目の前は厚生労働省の大きな建物が見える。
今話題の社会保険庁も入っている。
出勤してくる職員たちは、ネクタイをつけないクールビズスタイル。
今週も暑い日が続くことだろう。

(8月21日記 池内和彦)
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