つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

桑田真澄投手の残したもの

2007年08月16日 | スポーツ
                パイレーツの桑田真澄投手(夕刊フジ)

パイレーツは、桑田真澄投手(39)に戦力外通告をした。
桑田投手は、野球人生の夢を大リーグに設定して夢を果たした。
しっかりした考え方や真摯な姿勢が多くの人から共感を得ていた。

一生懸命にプレーすることからファールフライを取りに行って大きな怪我もした。
療養期間中、リハビリに努力した。
ジャイアンツ球場の外野の芝生はランニングのため剥げて桑田ロードができるまでになっていた。

怪我を克服して、またマウンドに立って活躍した。
復帰の時にマウンドに膝まづき投げれる喜びを表現した姿が印象に残る。
常に夢を追い続けた結果、野球人生の最後をパイレーツのマイナー契約であった。
オープン戦では審判と接触して怪我をした。
それでもリハビリを続けて、ついには6月に大リーグに昇格してマウンドに立った。
夢の大リーグで投げられる喜びを語った。
コントロールの良さは抜群である。

戦力外通告を受けた桑田投手は「今後のことについてはわからない。こういうことは野球にはつきものである。今はただ、僕にチャンスをくれたパイレーツにお礼を言いたい。本当に感謝している。みなさんのおかげだ」と話している。

桑田投手は控えめな言動の中にも、彼自身の人生哲学がみえてくる。
日本の武士道精神を持っているプロ野球選手である。
今後は、後進の選手を育成する指導者となっていくだろう。
今後の活躍を期待します。

(8月16日記 池内和彦)

コメント (2)
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