東洋館のナイツ出演
浅草の東洋館へ行きました。会場は使用禁止のいす席が多く間隔を空けて座るようになっております。昨年は無料招待券の入場者が多く、毎日のように満席でしたが、今年はコロナウイルスの関係で、東洋館は4か月にわたり臨時休館となりました。再開後は、無料入場者は中止とし、有料入場者のみとしました。入場するときに検温と消毒液の使用を試みます。
人気のナイツが大トリで出場するプログラムでも、入場者は20数名でゆったりと感じられます。演芸場では漫才の時に芸人の距離を保つためにマイクスタンドを2本離して設置したり、ワイヤレスマイクを持ちながら演じたり、中にはフェイスガードやマスクを着用して漫才を行っている組もあり配慮に余念がありません。
漫才のすず風にゃん子・金魚の二人の円熟したやり取りは面白いです。漫談のぴろきの話術も巧みです。
漫才の左利きの宮田小介は、彼女が出来た話を盛り込み、40万円するパワーストーンを3万円で売ってくれたと喜ぶ。販売に登録すると6人目から自分に収入が入ることを教えてくれた。その彼女の父親は会社の社長である。などと得意になって話をする。相方はそれは「ネズミ講」であると忠告していく。ボケが入る話の展開に面白さが出てくる。
大トリのナイツは流石に笑わせてくれます。5秒に一回は客を笑わせるというエピソードがある。話の内容も現在の話題のものを取り入れながら展開していく。ナイツの15分間があっという間に進んでいった。
(8月8日記)