都築幹彦様のマジック大会演技
TAMC(東京アマチュア・マジシャンズ・クラブ)の顧問・名誉会員・17代会長でありました都築幹彦様が病気療養中にお亡くなりになったとの連絡がありました。享年91歳。
都築幹彦様は、私がTAMCに入会した時の会長であり、組織の運営と理念について優しくご指導いただきました。TAMCマジック大会では、いつも大トリに出演をして、見事な和妻を披露してくれました。三味線や太鼓、笛などの生演奏の助演もあり華やかな演目の披露はいつも好評でした。女性マジシャンの和田奈月さんも都築幹彦様のマジックに多く共演をしておりました。そして知り合いの方の観客動員数も一番で150名ほどの観覧者が毎回来場していました。
仕事ではヤマト運輸の常務職を担当していた時に、運送方法を会社単位のものから、家庭に個別配送する「宅急便システム」を小倉社長が考案して、それを役所の申請から認可を取得して、今では、普遍化している「宅急便システム」を実施して構築した都築幹彦様の功績は大きいものがあります。
都築幹彦様は白鳥勝彦さんの経営する箕輪ヘラ絞り製作所の記念式典での講演をはじめ、全国の多くのところで講演会の講師として東奔西走しておりました。
また、ボランティアマジックの時にはよく一緒に出演をさせていただき、その後の打上会ではいろいろとお話を聞く機会が多くありました。
人間的にとても尊敬のできる素晴らしい方でした。ご冥福をお祈り申し上げます。
(8月25日記)