こんにゃく閻魔の源覚寺本堂
東京メトロ丸の内線の後楽園駅から徒歩5分のところに源覚寺があります。
この寺にはこんにゃく閻魔が奉られております。
源覚寺の閻魔さまの右目部分は割れて黄色く濁っています。それにはこんな言い伝えがあります。
宝暦年代のころ(1751年~1764年)、眼病を患った老婆が閻魔大王に21日間の祈願を行ったところ、夢の中に閻魔大王が現れ「願掛けの満願成就の暁には、私の両目の内、ひとつを貴女に差し上げよう」と言われたそうです。満願の日に、老婆の目は治りました。
宝暦年代のころ(1751年~1764年)、眼病を患った老婆が閻魔大王に21日間の祈願を行ったところ、夢の中に閻魔大王が現れ「願掛けの満願成就の暁には、私の両目の内、ひとつを貴女に差し上げよう」と言われたそうです。満願の日に、老婆の目は治りました。
以来、大王の右目は盲目となりました。老婆は感謝のしるしとして好物の「こんにゃく」を断ち、それを供えつづけたということです。
このことから、源覚寺の閻魔さまは「こんにゃく閻魔」と呼ばれるようになり、眼病治癒の閻魔さまとして人々の信仰を集めています。