古流の型「抜塞(ばっさい)」を披露する祝嶺育代最高師範
祝嶺正献先生の創始した玄制流空手道の理念と精神を正統に受け継いでいこうと「祝嶺の型研究会」は、日夜稽古に励んでいる。祝嶺正献最高師範の長女である祝嶺育代さんが最高師範となり組織を形成している。森田旭先生の指導の下、玄制流空手道の型を研鑽している。
玄制流空手道発表会は、四方五段受け、四方猿臂当て、四方突き蹴りの基本鍛錬から始まり、天位の型、地位の型、人位の型、棒術、三才の型の披露の後、森田旭先生と内野会員による三段・五段変化約束相対の演武は圧巻であった。
後半は、玄制流の古流の型の披露であった。公相君(こうしょうくん)、王冠(わんかん)、抜塞(ばっさい)の型が祝嶺育代最高師範、森田旭師範、多田廣士師範より披露された。
また、統位の型を披露した森田旭師範の演武は、第一回全日本躰道選手権大会(昭和42年・1967年)で優勝した姿を思い出させてくれました。
(9月23日記)
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